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2017-11

在ボスニア米大使館銃撃事件発生&治安状況について - 2011.10.28 Fri

本日(28日)午後3時半過ぎに、首都サラエボの米大使館に向け男性が自動小銃(カラシニコフ?)で銃撃。警察官2名、米大使館員、そして事件の容疑者1名が負傷したようですが、いずれも命に別状はない様子です。また、不幸中の幸いというべきなのか、街の中心で、しかもラッシュ時に起きた事件ではあるものの、巻き込まれた一般市民はいなかった模様。

一説によると一般市民は当初から標的から外れていたようですが、米大使館近辺には博物館、ホテル、大学、鉄道駅やバスターミナルなど人の出入りが多い建物が集まる場所。しかも容疑者は銃撃を受けるまで大通りの真ん中に位置する路面電車の停留所に近い場所でフラフラと佇んでいた為、もし仮に大使館だけでなく無差別に銃を撃ちまくっていたら・・・と思うと、ぞっとする事この上ないです。

衝撃的な事件に情報も錯綜しており、銃弾を受けて死亡した容疑者がいる、と発表されたと思いきや、実際には生存していたり(足を負傷)、7時のニュースの時点で共犯者の数も特定できていなかったりと、現場付近も混乱している様子。
ボスニアのコムシッチ大統領評議会議長やメフメン・サラエボ市長らも「米大使館への攻撃は、同時にボスニアそしてその国民への攻撃である」などと今回の事件を厳しく批判する姿勢をあらわにしています。

今回の事件の容疑者の1人に関しては、セルビアのノヴィパザール市出身のイスラム過激派ワッハーブ派メンバーで、同市にアメリカ大使が訪問した際には凶器所持により警察に連行された事のあるという事が明らかにされているようです。

ここ数日は米大使館周辺の警戒が厳しくなっているかもしれませんので、周辺を通行される際にはご注意を。
見た感じ何事か起こっている思われる状況には近づかない事、これが一番大事です。

また、今回の事件とは別に、深刻な経済不況を反映してか、旅行者が巻き込まれる犯罪(特にスリ)も以前より増加の傾向にあるようです。在ボスニア・日本大使館のHpにも「観光シーズンに伴う犯罪増加のご注意」として、犯罪の手口などが紹介されています。個人でなく、団体で歩いている時にも狙われるという事で、パック旅行でいらっしゃる方も十分ご注意下さい。
http://www.bosnia.emb-japan.go.jp/index_j.html
私自身は犯罪に巻き込まれた事はありませんが、「もしかして狙われてる?」という場面には何度か出くわしており、その辺りの事は過去のブログで紹介しておりますので、もしよかったら参考にして下さい。

http://bhkakeramico.blog57.fc2.com/blog-entry-379.html

多くの場合はそういった危険な事に巻き込まれる事なく旅されるとは思いますが、何事もなく旅行ができるに越した事はありません。いつもより少し気を引き締めて、楽しい旅を☆

<追記>

実はこの事件の数日後に所要でサラエボへ行って参りました。
バスターミナルからアメリカ大使館までは本当に至近距離で「日が違ってたら」と少々ぞっとしましたが、ターミナル付近にパトカーが一台止まっていたのを見かけた位で、市街地は週末を楽しむ家族連れでいつもどおりの賑わいでした。
タクシーのドライバーさん達とも事件について話す機会があったのですが、いずれも「全くありゃ何だったんだ」という感じで、本当えらい事に巻き込まれたといった口ぶりでした。

IMG_0297.jpg

事件後数日後の日曜午後。街の中心部を散策する人々。
日曜でも中心部のお店の多くが夕方近くまで営業しています。


事件とは直接関係ないですが、治安の面に関しては、滞在中に立ち寄ったバシュチャルシヤ内のお店でも「昨日近所の貴金属店に泥棒が入ったんだよ」と生々しい話を耳にして、治安の悪化を改めて感じたり。
バシュチャルシヤなどではスリなどの窃盗は起こりやすいとはいえ、凶器を使用した犯罪はほぼ起こらないと思いますが、人気のない場所、日中でも普段から治安が悪いと言われる場所は更に凶悪な犯罪が起こり得ると思われますので、予め宿泊先のスタッフなどに確認するなどして近寄らないよう心がけてください。


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● COMMENT ●

クロアチアでも小犯罪が増えているらしいのですが、幸いにも一度も危険を感じたことはありませんでした。
アテネでは4年の滞在の間にグングンと小犯罪率が上昇しましたが、これはEUに加盟し、他民族の出入りが自由になったことによるものだと思われます。
今回の銃撃事件は恐らく個人の犯罪で、組織的なものではないと思うし、第2のサラエボ事件になる可能性も低いけれど、住民としては巻き込まれないよう注意が必要ですね。
いずれにせよ、ひったくりやスリに関してはパリや他の欧州の都市に比べればサラエボはまだまだ安全な気がします。

>タヌ子さん

コメントありがとうございます。こちらは暖房を入れる季節になりましたがそちらはどうですか?

銃撃事件の件は衝撃的でしたが、動画等で犯人の様子を見ていると、おっしゃるとおり組織的な犯行という感じではないですよね。(まあ、英国大使館も標的に考えていたという話もありますから、突発的なものではないのでしょうが・・)

サラエボもまだ安全な内に入るのかな、とは思うんですが、ちょっと手荒な手口なども出てきているみたいだし、「ちょっとこれは冒険しすぎているのでは・・」と思わせるような行動からのトラブルなども耳に入ってきているので、のんびりとした雰囲気の中でも少しの緊張は常に持ちながら行動する必要はあるな、と感じます。



お久しぶりです、Mićoさん。お元気ですか?

この事件、アメリカではどんな風に報道されるのだろうと思いながらチェックしていたのですが全く放送されませんでした。自国の大使館が銃撃されたのにスルー?と不思議に思いましたよ。

こちらでは経済不況のせいか、強盗事件が増えています。周囲の状況に目を配りながら、注意して生活するに越した事はないですね。

>ヤパンカさん

コメントありがとうございます。

アメリカではCNNやTimeWorld等のサイトでは取り上げられていたようですが、TVではこの事件の扱いはなかったという事でしょうか?完全に報道がスルーというわけではないのでしょうが、扱いの小ささには疑問を感じます。

ボスニアやアメリカだけでなく、経済不況の影響で犯罪が増えているのでしょうね。気を引き締めて行動しないと



当日、夕方から2,3局のニュース(TV)をチェックしてたんですが、ニュースとして読まれる事はなかったです。見逃してしまったのかもしれませんが・・。

この国の人達は、自国の大使館が銃撃された事を知らない人がほとんどじゃないでしょうか。


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頭文字「M」~「みんな大好き」なあの店がサラエボに上陸~ «  | BLOG TOP |  » 「世界の車窓から」、待望の旧ユーゴ編がスタート☆(放送内容に関し追記あり)

プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

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なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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