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2017-10

ボスニア映画「サラエボ・希望の街角」ロードショー&サーシャ・スタニシチ著「兵士はどうやってグラモフォンを修理するか」 - 2011.02.05 Sat

今回は日本における「ボスニアねた」を2つ紹介します。

まず初めは、今月中旬から上映される映画「サラエボ・希望の街角」を紹介します。
2006年に「サラエボの花」でベルリン国際映画祭で金熊賞を獲得したヤスミラ・ジュバニッチ監督の作品。
「サラエボの花」同様、2010年のベルリン国際映画祭に正式出品されています。

今回の映画も内戦後のストーリですが、今回ストーリーの核となるのは子どもを待ち望む若い一組のカップル・アマルとルナ。
それぞれに内戦による辛い過去を抱えつつ幸せに暮らす2人だが、アマルがある出来事をきっかけに宗教に没頭して行く事から、2人の人生の歯車が少しづつ変化していき・・・
彼の変化に戸惑う中、女性は待望の子どもを授かるが、明日への希望を見出すため、彼女は1つの決断を下す。

ストーリの詳細と解説は映画公式サイトでどうぞ http://www.saraebo-kibou.com/

<追記>
OUTSIDE IN TOKYOさんのサイト内にてジュバニッチ監督インタビュー(日本語)が掲載されています。
ヤスミラ・ジュバニッチ「サラエボ、希望の街角」インタヴュー
http://outsideintokyo.jp/j/interview/jasmilazbanic/index.html

既に昨年の大阪ヨーロッパ映画祭で上映されている為日本初公開ではありませんが、今回は劇場ロードショーとして、東京・岩波ホール(2月19日~)を皮切りに全国の映画館にて上映されます。
公式サイトによると、現時点で全国7箇所の上映が予定されているそうです。

尚、本作品はR-15指定になっておりますので、お子さん連れ、もしくは未成年の方が観に行く場合はご注意くださいね。

「サラエボ、希望の街角(原題:Na putu)」上映時間104分

上映予定の劇場一覧

北海道 札幌 シアターキノ(上映日未定) http://theaterkino.net/


東京 岩波ホール(2月19日~4月上旬) http://www.iwanami-hall.com/contents/top.html

静岡  シネ・ギャラリー(4月2日~4月15日)http://www.cine-gallery.jp/
浜松  CINEMAe_ra (上映日未定) http://cinemae-ra.jp/index.htm
名古屋 名演小劇場2(2月26日~)http://homepage3.nifty.com/meien/index.htm

大阪  テアトル梅田(上映日未定) http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/comingsoon
京都  京都シネマ(上映日未定) http://www.kyotocinema.jp/

<映画予告編動画>





そしてもう1つ。こちらは出版関連ですが、Twitterでフォローさせていただいている白水社さんの情報によると、ボスニア出身の作家が執筆した本が来週2月10日発売になるそうです。

兵士はどうやってグラモフォンを修理するか サーシャ スタニシチ 白水社

著者のサーシャ・スタニシチは14歳までボスニアで育ち、現在は難民として移住したドイツにて執筆活動を行っています。詳しい経歴は以下の通り(「白水社・エクスリブロス」の著者紹介ページより抜粋⇒http://www.hakusuisha.co.jp/exlibris/2011/02/04/1357.html

サーシャ・スタニシチ Saša Stanišić

1978年、旧ユーゴスラヴィア(現ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)のヴィシェグラード生まれ。14歳で戦火を逃れ、家族とともにドイツのハイデルベルクへ移住。大学に通うかたわら、ドイツ語で詩やエッセイ、短篇小説などを発表、数々の賞を受賞し、高い評価を受ける。2006年に発表された本作は、同年のドイツ文学賞の候補に選ばれ、07年ブレーメン市文学奨励賞を受賞。



タイトルから内戦絡みのストーリーである事は予想に難くないですが、以下のような内容だそうです。(現在同書の購入予約受付をしているAmazonの内容紹介より⇒http://www.amazon.co.jp/兵士はどうやってグラモフォンを修理するか-エクス・リブリス-サーシャ-スタニシチ/dp/4560)


1992年に勃発したボスニア紛争の前後、ひとりの少年の目を通して語られる小さな町とそこに暮らす人々の運命。実際に戦火を逃れて祖国を脱出し、ドイツ語で創作するボスニア出身の新星による傑作長編。



こちらは前述の「サラエボ、希望の街角」とは逆に、内戦が始まる直前を描いた作品ですが、その時期の著者の年齢(13歳~14歳)、そしてボスニアから逃れた経験から考えると、半自伝的作品かもしれません。





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● COMMENT ●

同じ外見で血の繋がった民族が殺しあうんだから、宗教って怖いね

>里奈さん

宗教や民族だけでは戦争は起こらないでしょうけど、そこに様々な思惑が重なると恐ろしい事も起きますね。

こんばんは。インタビューでヤスミラさんが日本のものを2つ作品中に取り入れたとおっしゃっていますが、ultrazukですかね?バスでおなじみのステッカーが貼ってあったんで・・・(もう一つはわかりませんでした(^_^;)

>nilさん

こんばんは。残念ながらまだこの映画を見れてないので断言はできませんが、検査のシーンがあるみたいなので、ご指摘の通り超音波検査の機械かもしれませんね。私も妊娠中はお世話になりましたよ。


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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
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詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


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ボスニア北部の伝統刺繍作品

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2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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