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2017-10

奇跡と悪夢のドゥブロブニク~旅のキセキ・2010秋 その②~ - 2010.10.01 Fri

「デジャブ イン ドゥブロブニク」でも紹介しましたように、数年来連絡が途絶えていた友人と偶然にも現地入りする日が重なった今回のドゥブロブニク訪問。
「申し合わせたわけでもないのに、これって奇跡的だよね~」と再会を約束して嬉しいはずが、航空券の記述ミスなどが起こった事が影響しているのか、ドゥブロブニク行き当日にバスに乗り遅れるという夢を立て続けてみる(しかも同じ夢を4回も!!)など、何ともいえぬモヤモヤ感を抱えたまま旅に出る事に。
まあ、ドゥブロブニク入りの翌日には仕事も控えていたので、仕事に対する緊張感や不安などがこういった夢を見せているのかな~と思う事にした私ですが、そう、本当の悪夢はドゥブロブニク空港に降り立った瞬間から始まったのです。

今回初めて空路を利用しドゥブロブニク入りした私ですが、ザグレブで飛行機に乗った時点で当然の如く携帯の電源をオフにしたわけです。私達を乗せた飛行機は離陸後約55分後に無事ドゥブロブニク空港に到着。飛行機を降りた後に再び携帯のスイッチをONにしようとボタンを押したところ

反応なしΣ(ー0ー;)

電源を切る直前、バッテリーの残量は5つある目盛りがたった1つ減った状態で、電池切れが要因は考えられず。空港から旧市街へ向かうバスの中でも繰り返しチャレンジするものの全く電源が入る気配なし。
試しに一旦バッテリーを外してみようとするも、蓋がきつーく閉められていて、こちらの爪が折れそうになっても蓋はビクともせず・・

というわけで、まず私が取った行動はネットカフェに立ち寄ってスカイプから電話をかけることでした。
そもそも慌てていたのは、先に現地入りしていた友人が私の到着時間を見計らって電話をくれる事になっていた為。
携帯が復活しない今、とりあえずこの友人が心配しないようこちらから電話しないと・・というわけで、スカイプから電話すること自体は成功したものの、備え付けのマイクの調子が悪いのか、相手の声ははっきり聞こえるのにこちらの声は聞こえない様子(涙)
ネットカフェの店員に事情を話し、少しだけ携帯の充電をしてもらえるよう頼んでみたものの、相変わらずダンマリを決め込む携帯・・(こらー!オマエに黙秘権はないぞ~!!!)

携帯自体はこの日以降も仕事で必要になる為、これまたネットカフェで一番近い携帯ショップを教えてもらい、プリペイド用の携帯を購入する事に。ショップに向かう間に郵便局に駆け込んで格安通話用のテレフォンカードを買い、とりあえず友人に連絡を取ることには成功。それで少し気は楽になったものの、早くホテルにチェックインして友人と会う前に翌日の仕事の予習もしたいし、というわけで、周囲の旅行客がのんびり旧市街をそぞろ歩きする中、汗掻き掻き早歩きで目的地へ。

某携帯会社のショップではテキパキと働くお姉さんがこちらの希望に合った電話をパッと選んでくれ、私の携帯に入っているSIMカードを新しい携帯に入れ替えてくれる間に、現地通貨の不足分を両替に行ったのですが、ショップに戻ってくるやいなや、店員のお姉さんから衝撃的な一言が

「あの、こちらの携帯は当社のSIMカードしか使えないようになっておりまして、お客様がお持ちになったカードを入れてのご使用はできないのです」

ガーーーーーーン!!!!!!SIMフリーじゃないのね。余りに気が動転しすぎてSIMカードの事まで頭が回ってなかったよ。(これまでSIMフリーの携帯しか買った事がなかったので)


携帯会社直営のショップでSIMフリーの携帯を購入しようとしていた客にも店員のお姉さんはとても誠実に対応してくれたのだけど、この一言による精神的なダメージ甚大。
とりあえず、翌日からアテンドする予定になっていたクライアント様にも公衆電話から携帯で連絡が取れない旨連絡する事にして、携帯はボスニアに入ってから買う事にしよう、と決定。
(クロアチアには1泊しかしないし、ボスニア国内で販売されているプリペイド携帯だったら子どもの緊急連絡用携帯等として後々活用できるので)


心身とも疲労しきった状態でホテルにたどり着き、部屋にチェックインした後、ダメもとで携帯を再度充電してみることに。
案の定無反応な携帯でしたが、半ばヤケになって充電状態のまま暫く放置していると、

あれ、今なんだか携帯の画面が光った?

立ち上がって携帯に近づいてみると、気のせいではなく、ネットカフェで充電を試みた際にはでてくる気配が皆無だった「充電中の表示」が!
先に立ち寄った携帯ショップで電池を入れ直してもらったのが効を奏したのか、それとも携帯自体に不具合が生じたのか、真相は定かでないですが、とにかく正常な状況に戻った携帯。結果論になりますが、無駄に携帯の数増やさなくてよかった~。

復活した携帯を片手に無事友人達とも再会し、おいしいシーフードに舌包みを打つ私達を優しく見守るように輝く美しい月と星空。私の傍らに置かれた携帯も、『アドリア海の真珠』と謳われるドゥブロブニクの空に映える十五夜の月の光を受け、自らの不具合により皆を混乱に陥れた事をちょっと恐縮するかのように、ひっそりと淡く輝いていたのでした。
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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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