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2017-11

対岸の出来事ではない事~チリ地震~ - 2010.02.27 Sat

現地時間の今朝方、チリを襲ったM8規模の大地震。死者数をはじめ時々刻々と被害の大きさが明らかになりつつありますが、震源地から最も近い都市・コンセプシオン、そして2mの津波が観測されたタルカワノ、どちらの都市にも滞在した事のある私は朝からこのニュースに心が揺さぶられています。
コンセプシオン以外に住む知人や元・同級生達がFacebookに更新しているコメントから状況を伺っているところですが、コンセプシオンへの連絡は困難を極めるようで、家族の安否も確認できない人々の焦りが伝わってきます。

チリといえば1960年にもM9.5級の大地震に見舞われていますが、その際には日本にも4mの津波が押し寄せて約140人の死者・行方不明者が出ています。(私のチリ留学が決まった際、この記憶が強く残っていた人達からは「チリといえば大地震」とよく言われたものです)
今回の地震に際しても、28日午後には日本に津波が到達すると予想されていますが、十分に警戒して被害を最小限に食い止めて欲しいものです。

ボスニア及び旧ユーゴ諸国からは地理的に遠く離れているチリですが、以前のブログでも紹介したように、ボスニア国内に駐留するEUFOR(欧州連合部隊※)の一員としてボスニアの平和安定化の一翼を担っていますし、加えてチリ国内には約20万人にのぼるクロアチア系移民(とその子孫)が暮らしています。
チリに多くのクロアチア系移民がいるのは知っていましたが、それ程の数に昇るのは今日の地震関連のニュースで初めて知って驚愕しました。(ちなみにチリの人口は1659万人→外務省Hp参照)

※「欧州連合部隊」という名の通り同ミッションへの派遣国はEU加盟国が大半を占めるものの、チリやトルコなどEU非加盟国も少数ながら参加しています。

今後最も被害の大きいコンセプシオンの情報手段が回復するにつれ、更にショッキングな事実も伝わってくる事と思います。ただ、前回の地震の際にはその被害の甚大さから、2年後に予定されていたサッカーW杯の開催が危ぶまれたものの、「全てを失った。だからこそW杯はチリで開かれるべきだ」の言葉と共に奇跡的な復旧を遂げ、ほぼ予定通り大会を開催した経験があります。(とはいえ、国民の救済よりスタジアム建設を優先した事に反感の声も上がったようですが)
チリでは丁度政権の交代期にあたり、3月に退陣するバチェレ現政権にとっては最後の、そしてピニェラ次期政権にとっては最初の大仕事が地震関連対策になりますが、1960年同様早急な復旧を遂げる事を願っています。

何よりもまずは人々の生活に不可欠なインフラが復旧し、人々が家族や友人の安否を確認できるようになりますように・・・
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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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