topimage

2017-11

修羅場ワンダーランドへようこそ☆(アクシデント+α編) - 2010.02.24 Wed

長い事このブログとお付き合いくださっている方はきっと気づいていらっしゃる事でしょう。
2月にはmic'o家にとって「修羅場」の日々が待ち受けている事を・・・

そう、準備期間を含め我が家が3日程修羅場と化す期間、それが「Slava(スラバ)」
「スラバ」というのは簡単にいえば、セルビア正教徒が各家庭の守護聖人の日でして、我が家は2月16日にこの日を迎えますが、どの聖人を祭るかは家庭によって様々。
ちなみに2月16日は「抱神者シメオン」の日に当たるのですが、信者でもないのに堅苦しく説明すると肩が凝るので、私は「思わず神(キリスト)を抱っこしちゃったシメオンさんの日」と呼んでいます。

まあ、そんなこんなで守護聖人さんを祭る日、それがスラバなんですが、祝いの舞台裏では小さなレストラン並みにお客をもてなすべくなかなか殺伐とした光景が繰り広げられているわけでして、我が家では「スラバ」と「修羅場」を掛けて「修羅場ワンダーランド」と称しております。(狭い我が家でそんな呼び方してるのは私だけですが・・)

どんだけ修羅場なのかは↓にリンクした過去ログを参考にしてください。

進化するスラバ前編・後編

http://bhkakeramico.blog57.fc2.com/blog-entry-19.html
http://bhkakeramico.blog57.fc2.com/blog-entry-20.html

ところで準備だけでも修羅場並みの慌しさなのに、こんな時に限って、なのか、これも隠れた(?)マー○ィーの法則なのか、ほぼ毎年アクシデントが起きるMic'o家のスラバ。
3年前→知人の飼い犬が交通事故に合ったという事で、我が家でスラバ準備真っ只中だったオットが何故かその犬を病院へ搬送するのに担ぎだされる
(2年前→記録も記憶もなし>汗)

そして昨年は

slavaprvidan.jpg


staklo.jpg


写真をみれば一目瞭然かと思われますが、向かいの競技場から飛んできたサッカーボールが、宴たけなわのリビングルームの窓を直撃し、ガラスは見事に粉砕。
のカーテンのお陰で割れたガラスの破片がほぼ飛び散らずに済みましたが、カーテンがなかったら破片がテーブルに並んだ食べ物に飛び散るどころが、宴に参加中のゲストにケガを負わせていたかもしれず・・・(大汗)
普段、ボールが飛んでくる事を想定してこの窓の雨戸は閉めたままにしているんですが、どうやら先に来訪していたゲストが「この雨戸開けたらこんなに日光が入って暖かいじゃなーい」と雨戸全開にしたという事らしいのですね。
それから1時間も経たぬ内に窓ガラスは見事粉々に・・・(怒)

幸い営業中のガラス屋さんに連絡がつき、しかもすぐに新しいガラスを入れ替えに来てくれた為、ゲストが隙間風に凍えるという事態は免れたのですが、ガラスを割った張本人は全く悪びれた様子もなく、私の逆鱗に触れたのはいうまでもありません。(事もあろうがオットの元教え子達だったらしく、後日ガラス代はきっちり弁償していただきました)

そして、今年は何といっても大雪に泣かされました。

スラバ当日の朝、窓を開けてみると何故か前日より増している積雪量!
前日の夜から当日の早朝に掛けてスラバの準備(+オリンピック開会式観戦)に明け暮れていた私は、外で新たに雪が降り積もっている事に全く気が付かず・・・
今年は雪が半端ななく多い為、遠方からスラバ来訪予定していた招待者の中には「雪がこれ以上積もったらちょっと来れないかも」と事前に欠席をほのめかしていた人もいたのですが、泊りがけでの来訪ならまだしも、遠方から日帰りとなると、これはどう考えても残念ながら出席は無理。
結局車で2時間以上掛かる遠方からのゲスト予定者は全員キャンセル、という残念な結果になってしまいました。


2010feb 012

訪問者の為に朝早くから雪掻きに励んでいたオット。
しかし、その後家の前を通過していった除雪車が家の脇に除雪した雪をどっさり置きざりにしてくれた為、一から雪掻きやり直しの羽目に・・・報われないオット、泣くに泣けず(T-T)

2010feb 013
膝まで雪に埋もれてしまった愛犬・リキ 
犬は喜び庭駆け回り・・どころではない積雪の深さです。

ところで、アクシデントではないのですが、今年のスラバは通常の16日ではなく、2日繰り上げて行われました。
というのも、今年は4月4日に祝われるイースター(復活祭)から逆算すると、イースター前の断食開始の日が丁度スラバ2日目と重なってしまう為、スラバを訪れたお客様をもてなす際に色々と不都合だろうという配慮からスラバの日を繰り上げる事になったという次第のようです。(断食する開始の日は限られた物しか食べる事ができないのです)
我が家の信者達を含め、信者であっても必ずしも断食を行うわけではないですが、時代というかスラバのホストとして客をもてなす信者の都合に合わせたフレキシブルな対応とも言えますね。

そして、繰上げてスラバを祝う当日、来訪者に振舞う麦粒を持って教会を訪れた多くの信者を前に、神父様が一言

「皆さん、今年は繰り上げて祝う事になった聖シメオンのスラバですが、上部による決定で、やはり通常通り16日に祝う事になりました」

・・・え、繰上げじゃないの?準備した御馳走や招待客はどうするの??とざわめく信者達

そこで、一呼吸置いた神父様がもう一言

「って、それは来年以降の話ですけど(エヘッ☆)」

なんだよ、今年は結局日にち繰り上げでOKなのね(汗)
オットを含めその場にいた信者さん達、しばし放心状態だったそうです・・


次回はスラバ飯について紹介しまーす
関連記事

● COMMENT ●

過去の記事も読みました。mic'oさん、大変っ!まさしく、修羅場ですっ!あんなにたくさん色々準備しなきゃならないなんて、、おもてなしが大の苦手な私だったら、ストレスで寝込みそうです(それを口実に何もしたくないです。笑)
しかも、修羅場時期に限って追い打ちをかけるように、必ず何かが起きるmic'o家!(笑)なんなんでしょう、このタイミングの良さ、、いや悪さは(苦笑)

ガラス、大変でしたね。でも、けが人が出なくて、それだけは良かった。
雪の積雪量もすごいっ!リキ、、走れないよね、その状態じゃ。。(苦笑)

もう、何もかも、とにかくお疲れ様でした!
そんな修羅場を毎年こなしているmic'oさん、素直に尊敬します。繰り返しますが、私には無理です(笑)

ところで、風邪の方はよくなりましたか?
あまり無理なさらずに、お大事になさって下さい。

>コカゲさん

普段作らないお菓子などを作る楽しみなどもありますが、文字通り修羅場なんですよ~(汗)私もストレスで倒れそうなところ、アドレナリン大放出でなんとかどうにか2日間乗り切っている感じです(→その後体力が低下して調子を崩すという悪循環)

守護聖人の日なんだからここぞとばかりに我が家の事も守って欲しいものですが、逆に「ワシに感謝する日なら休ませてくれたまえ。」って感じなんですかね~?本当に修羅場事件簿で一冊本が書けそうです(笑)

身体の事気遣ってくださりありがとうございます☆
風邪も少し長引きましたが、それよりも歯痛に悩まされていて、先日ようやく歯医者に駆け込んだ有様です。鎮痛剤の効かない強烈な痛みに耐え忍んでいたのとは一転、治療そのものは思ってたより痛くなかったので、だったらさっさと治療に行っとけばよかったと後悔中・・・

いや~、mic'oさん、すごいですっ!子供の誕生日ごときの来客でヒ~ヒ~言っている私には、「スラバ」は絶対無理です。。。私はボスニアには嫁にいけません。。。

リトアニアでは「スラバ」のような習慣を見聞きしたことはありませんが、ボスニアではセルビア正教徒の家庭であればどこでもこのような習慣を維持しているのですか?

メニューはmic'oさんがご自分で考えるんですか?必要な材料の計算とか、考えるだけで目が回ってしまいます(^^;mic'oさん、本当に尊敬します~!!!

その後、体調はいかがですか?
私の周りでは今とても風邪が流行っています。mic'oさんも、無理なさらないでくださいね。

>ゆたさくさん レス遅れてごめんなさい!!!


折角コメントを頂いていたのに承認&レスが遅くなり失礼しましたm(__)m
風邪は早くに全快したのですが、珍しく(汗)仕事の波がやって来た事などあり、時間ばかりが過ぎてしまいました。

ところで、「スラバ」なんですが、私が知りうる限り他の国の正教では祝わないセルビア正教独自の行事のようです。その代わりギリシャなどで祝われるネームデイはないんですよ。(ボスニアでもカトリック信者の方は祝うのかもしれません)
そうそう、オットの親戚の中に内戦後生まれ故郷の村に戻ったカトリック信者の方がいらしゃるんですが、村の住人の大半をしめるセルビア教徒の方々からいつもスラバに御呼ばれしているのに、自分も何かの機会に皆を招かねば・・という事で、ネームデイに村の人々を招待しているんだそうです。

準備や後片付けは大変なんですが、大量に作り置きできる料理だけ作ればいいので、献立に頭を悩ませなくていいというのは楽ですね。その代わり、というか、前もって何人来るのかはっきりした人数がわからず、仕込む料理の量をどうするか、そこが悩みです。
一応家族単位で招待するんですが、その年によって家族全員で来る時もあれば1人だけ参加の時もあるし、人数が違えば用意する料理の量も本当に変わってきちゃいますよね。多めに準備して後で大量に余ってしまうと私達でも食べきれないですから・・
特に今年は雪のせいでギリギリまで遠方からのゲストが来るか来ないかはっきりしなかったので、本当に悩ましかったです。

でも、お誕生日みたいに皆を楽しませるイベントを考えたりとかないので、私にとっては黙々調理して、黙々皿洗いの方がビミョ~に楽な気がしないでもないです。

なんだか春が遠のいているような天気が続いていますが、ゆたさくさんもご自愛くださいね☆



このところずっと更新されてないなと思っていたら、何故かお気に入り登録しているブログ村の更新情報が正常に機能していなかったようです。
スラバに当る行事はクロアチアでは思い当たりません。
正教のギリシャでも記憶ないと思っていたら、セルビア正教独特の行事なんですね。
スラバのホストってどうやって決めるんでしょう?
mic'oさんは毎年招待する側っていうことは親戚の中で役割が決まってるのかしら(日本のお正月に長男の家に集まるって感じ?)。
毎年こうして災難が降りかかると言うことは、きっと聖シメオンはいたずら好きの聖人なのかも知れませんね。
↑ボサンスキ・ロナツ、ボスニアで一番食べてみたい料理だったのに、レストランで見つからず…
スラバ料理報告、楽しみに待ってます。

>タヌ子さん

> このところずっと更新されてないなと思っていたら、何故かお気に入り登録しているブログ村の更新情報が正常に機能していなかったようです。

ブログ村の調子が良くなかったとの事ですが、私のほうでも風邪が完治したのとほぼ同時に珍しく在宅での仕事の波に飲み込まれており。かれこれ2週間余り更新が途絶えていました・・(汗)でも、こうして直ぐにコメントをくださるタヌ子さんに感謝です☆

ところで、スラバなんですが、聖人のいたずら、ではなく、本家でも分家でも(って今言うんだろうか・・??)祝うものらしいです。まあ、ウチのオットは長男なんですけど、彼の父親は次男でありながら祝っていたみたいですし、彼の母方の伯父様達も皆同じ日にスラバを祝っています。
でも、家庭によっては長男は祝うけど次男(それ以降)は祝わずという家もあるみたいですけど、このあたりは大抵所帯を持ったら自宅でも祝うって感じです。
不幸中の幸い、といったら罰があたるかもしれませんが、オットの父方の親戚も母方の親戚も偶然同じ守護聖人の日を祝うので、我が家のゲストはほぼ知人のみで人数も少なめです。といっても軽く40人は訪れるんですけどね。
いや、規模は違えど、盆正月に遊びに行った祖母の家でどれだけ叔母が大変な思いをしていたか、今になって身をもって実感させられている次第です。

ところで、ボサンスキ・ロナッツなんですが、私の住んでいるあたりでも殆どお目にかからないのですよ(涙)一度だけサラエボ出身のイスラム教徒の方に作って頂いたんですが、それ以外は本当にサラエボあたりにいかないと食べる機会がないですね。結構好きなんですけど・・
スラバ料理、いつも美味しそうな料理を紹介されているタヌ子さんにはお目汚しかと思うのですが(大汗)、また後程アップさせていただきますね。


管理者にだけ表示を許可する

3月はボスニアヘルツェゴビナ月間です!~JICA地球ひろば・月間国別特集~ «  | BLOG TOP |  » Sarajevo1984-Vancouver2010

プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
======================================

1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
========================================

ブログランキングに一応参加中
にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ
にほんブログ村

ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード