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2017-11

煙に巻かれた1日 - 2010.02.06 Sat

強盗が近所をうろついていた一件が落ち着いて、また一難、というわけではないですが、今日うっかり鍋を火にかけているのを忘れた結果

温めていたものがちょっと?焦げて煙発生してました(汗)

パトカーではなく、今度は消防車が出動する事態に・・とまでは行きませんでしたが、すぐ換気扇を回して窓を全開。
大事に至らなかったとはいえ、煙自体が無くなった後も何となく鼻を突く焦げの匂い・・・

そんな昼下がり、玄関のベルが鳴ったので外に出てみると、チャイムを鳴らしたのは正教会から神父が家を清めに来る事を告げに来た1人の青年でした。
時間的に昼飯時だし、何より今日は朝方ちょっと気になる咳をしてた息子が学校を欠席して休んでいたので、「ちょっと今日は病気の息子がいるので・・」と告げると「問題ないですよ!」と答える青年。
・・・いや、あなたはいいかもしれないけど、こっちは気になるのよ。
というか、通常神父様が清めの為に家を回るのって公現祭(エピファニア)の時期だと思ってたんで(※)、今回の訪問は凄くフェイントを突かれた感じなんですけど。
(※)公現祭も他の宗派より13日遅れの1月19日にお祝いします。

大抵の場合家全体を清めるわけでなく、イコン(聖像)が飾ってある部屋に聖水を振り掛けたり、乳香(Tamjan)を焚くんですが、丁度その部屋で息子が寝てるんですよ。
まあ、それはともかく、私は信者ではないし、正教徒であるオットがいる時の方が良かろうと判断して、「オットが帰宅してから連絡するという事でもよろしいですか?」という事でその場は話を収めたのですが、オットの帰宅後に神父と先程現れた青年(神父の補助的な役割らしい)が訪れた際に「清めるのは息子が寝ている部屋ではなく、小さめのイコンが飾ってある台所でもOK」という事になり、急遽場所変更。
というわけで、未だ焦げた匂いがほんのり(?)漂う中で神聖な儀式が行われる事になりました。


ちなみにこの清めの儀式で使われる聖水、実は教会から持参されたわけではなく、器に入れた水道水を恐らくバジリコと思われる葉で清めて聖水とするのです。

2010 034

神父様から指示されるままに用意した水道水。
これがあっというまに聖水に変化?!


その後バジリコの葉に付いた水滴や乳香の煙で家やその住人を清めるわけなんですが、今回家にやって来た神父様は異教徒でも分け隔てなく対応してくださるので、その場に立ち会っていた私も信者ではないものの儀式の流れもあって一緒に清めて頂く事に。
独特の香りがある乳香の匂いで焦げの匂いもちょっと存在が薄くなった感があります(^^;)
とはいえ、きっと神父様も補助係りの青年も気づいたはず

この家、なんだか既に煙臭いぞ、って!(爆)

もし、これが薪をくべた直後の「燻製」状態だったら(詳しくはこちらをお読みください)

焦げと乳香と燻製の匂いが部屋の中でどんなハーモニーを醸し出したのか、考えるだけでクラクラしてきます。
本当に今日は色々な煙に巻かれた1日でしたが、こんな時は儀式の後に残った聖水で身を清める事にします。(ウソです)

2010 035

儀式の後に残った聖水はボトルなどに入れて保存するのが習慣となっています。
しかし、その後飲まずに延々と置き去りにされている事が殆ど(汗)
翌年の清めの儀式まで残ってしまった聖水は井戸や川に流したりお花にあげてもいいみたいですよ
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● COMMENT ●

あはは、よくある、よくある。
『いいですよ』って相手側が言うの。
こっちはよくないんだってば、みたいなね。

でも、鍋の件は、大事にならなくてよかったですね。
私も、グツグツ系がすきだから、ほんとうは
圧力鍋があったほうがいいんだけど、もっていない・・・。
いい加減、買おうかな。

>ユカチカさん


「いいですよ」って、言う前に自分の都合だけでなく相手の事も考えてよ!って思いますよね(笑)以前、授乳中に元・御近所さんがお祝いに来てくれた事があったんですが、こっちは「余り授乳している姿を見られたくない」という思いで、「今授乳中なんで・・・」と伝えたんですが、「あらあら気にしないで~」と全くこちらの気まずさに感づいてもらえず・・という事がありました。
よく小学校の校長先生が朝礼で言っていた「自分の事だけでなく相手の身になって考える」というのはまさにこのことだと痛感しました(^^;)

鍋はとりあえず無事でした。
圧力鍋いいですね~。昔実家にありましたが煮込み系の時には便利ですよね☆
最近日本で流行っているらしい「タジン鍋(?)」も気になってます。

うわぁ、、、もう、あまりにも未知の儀式で、読んでいてとても興味深かったです。
このお清めの儀式は、信者ならば、どこの家でもやってもらうのが普通なんでしょうか?
儀式の後、残った水は、飲んでもさしつかえないんでしょうか?というか、普通は飲むものなんでしょうか?

お鍋が焦げて出た煙で、消防車が出動しなくて良かったです(笑)

>コカゲさん

>>もうあまりにも未知の儀式で

あはは、信者ではない私にとっても未知の世界なんですよ~(^^;)
なんで、宗教に関わる行事はオットが家にいる時に行ってもらいます。といっても、今回の儀式自体はほんの一瞬で終わって、顔見知りの神父さんと和気藹々と話していた時間の方が長かったです(笑)
この行事って普段はエピファニアの時期に行われるんですが、エピファ二アだったらフランスのようにガレット・デ・ロアを食べてフェーブ探しの方が楽しそうだな~、なんていったら罰が当たるかしら?(汗)

聖水は飲んでも大丈夫、というか飲むとご利益があるんだと思います。我が家では放置される事が多いですが・・・

焦げの件は鍋に入れた水の量を勘違いしていたのが敗因でしたorz底の部分が軽く焦げただけで済みましたが、こういったウッカリが火事に繋がることもあるし十分気をつけないといけないですね(--;)


遅ればせながら…

我が家も良く焦がしますが(笑)、一番臭かったのが、鍋の底に輪ゴムが付いているのを気が付かずに火をかけた時のが一番でした。
どうも、適当な所に置いたときに輪ゴムの上に鍋を乗せてしまったようで。もう1週間以上ゴムの焼ける匂いがこびり付いて(^^;
そういう時の来客が一番嫌ですよね。まだ「何か焦がしました?」とか言ってくれると笑い話にもなるんですが、これが微妙な顔だけで終わると…。

神父様が焚いた乳香でさぞ消臭効果バッチリと思いきや、相乗効果ですか(笑)
私にとっても正教は今や仏教より身近な存在になりつつありますが、家にお清めに来た話は聞いたことが無かったので、とっても新鮮なお話でした~。
日本の仏教でいうところの、お盆になるとお坊さんがお仏壇にお経を唱えにやってくるような感覚ですね。
実家にお仏壇があったので、お盆の風物詩でした。お坊さんが乗ってたスクーターがガス欠起こして、いつまで経っても来なかったり…あぁ懐かしい(笑)
そちらでは神父様は車で助手の方が運転されてるんですかね?

ん~にしても。まさか、お清めの聖水のマテリアルが台所の水道水だなんて~!
軽くショックを…(じゃぁ、オストログで買った聖水もやっぱり…いやいやアレは奇跡の水のはず…ブツブツ)
ちなみに、オストログで購入したペットボトル入りの聖水、未だに大切に保存しております。日本帰国の際も持って帰るつもりですが、怪しすぎて捕まらないか心配です(^^;

>maityさん


>
> 我が家も良く焦がしますが(笑)、一番臭かったのが、鍋の底に輪ゴムが付いているのを気が付かずに火をかけた時のが一番でした。

あ、輪ゴムは盲点ですね~!これは(これは・・って>汗)まだやった事ないですが、気をつけたいと思います。
今回ではないですが、お菓子をうっかり焦がしてしまった時に、ダイニングキッチンのソファーでうたたねしてたオットが煙臭さに全く気づかぬ爆睡していた事がありました(大汗)
焦げてるのに気づけよ!って突っ込みいれる前に、「日本人妻、夫を一酸化炭素中毒で殺害」とか濡れ衣かぶる事になったらいやだ~!!と思いました(汗)
それ以前に焦がすなよ!!って事ですよね(大汗)

オストログで入手した聖水、食料を保存しておくスペースにちんまり置かれているんですが、ボトルの外が気のせいかうっすら緑色に変色しているような・・・
聖水は永久保存できると聞いたことがあるんですが、とりあえず飲むのはやめとこうと思います(^^;)








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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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