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2017-05

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「メッカ」基準 - 2009.11.26 Thu

年の瀬を目前に控え、また今年も神々が慌しく走る季節になりました。
ボスニアは明日(27日)がイスラム教のクルバン・バイラム(犠牲祭)を皮切りに、この先年末年始にかけローマカトリック、セルビア正教も様々な行事を控えています。

思い返せば、早朝から放送されていたメッカ巡礼(ハジ Hadž)のTV中継を観ていた際、世界中からメッカに集まった巡礼者(hadžija)の人波に圧倒されていた息子。(昨年の関連記事はこちら
そして先日、ベオグラードで営まれたセルビア正教・パブレ総主教の葬儀の様子をTVで家族三人で見ていたところ、総主教の死を弔うべくベオグラードのメインストリート一杯に並んで歩く大勢の人々の姿を凝視していた息子が一言つぶやきました。

「すごい沢山の人が来てるね~。これは去年観たサウジアラビア(→メッカの事)の集まりみたいだね~」

そうですか。去年の巡礼中継がよっぽど鮮烈に記憶されているのですね。
彼の頭の中では大勢の人が集まる場所=メッカという基準が出来上がっているようです。
つまり、メッカは人が「大勢集まるメッカ」って事ですかね?(汗)
我が家ではこの先暫く人出の多さを語る際「メッカ」が基準になりそうです。

● COMMENT ●

こういうお話を読むと、ボスニアは本当に多民族国家なんだな~って認識を新たにします。リトアニアもカトリックや正教が入り混じってはいますが、圧倒的にカトリック信者が多いので、宗教行事という意味では、それほど多民族を感じません。

みっしゅ君、しっかり去年の映像が頭に焼き付いているんですね!去年の出来事を覚えていて、振り返ることが出来る。そんなところにも、子供の成長を感じてしまったりします。豊も最近、過去の出来事を振り返るようになってきて、あ~、大きくなったな~、なんて思うのです(^^)。

>ゆたさくさん


ボスニア国内の信者の割合はイスラム50%、セルビア正教30%、ローマカトリック20%といった感じだと思います。でも、これも地方にいくとその住民に占める民族の割合で上のパーセンテージがガラッと変わり、首都サラエボ周辺ではイスラム教徒が圧倒的なのに対し、北部から南東部にかけての地域はセルビア正教、そして南西部はローマカトリック信者が大半を占めています。
国内各地を周ってみると、宗教の違いが地域性に反映しているな~と感じます。

ところで、過去の記憶と現在起きている事を関連付けて話ができるようになると話の幅も広がりますよね~。え、そんな記憶どこから・・?!と驚かされる事もありますが(いろんな意味で>笑)


これだけいろいろな宗教があるとなると、違う宗教同士の人は話さない。とか、多少なりとも摩擦があったりするんでしょうか?
例えば、小学校なんかでは、宗教に関する行事や、宗教に関する勉強をしたりするんですか?

フランスの小学校は基本キリスト教に準じて学校行事があるものですから気になりまして。




ちなみに、私もメッカがサウジアラビアにあるなんて知りませんでした(苦笑)

キリスト教の国に住みながら、イスラム教徒ばかりの所に住む私たちなのですが、全くイスラム教行事の事が分かりません。

きっと宗派によっても行事の儀式などがいろいろあるんでしょうね。

息子君の「メッカ」基準すごいですね。

日本の「メッセ」も特にアニメメッセはすごい人が来るけれども、世界中から人が来る「メッカ」には負けちゃうんだろうなぁ。

>コカゲさん、Morangoさん

>コカゲさん

内戦の事もありますし民族(宗教)間の摩擦が全く摩擦がないわけではないし、例を挙げるとこないだもセルビア正教総主教の葬儀が行われた日にも葬儀に向かう正教徒信者が乗った電車に投石があったり、ボスニア各地の教会に爆発物が仕掛けられたり落書きをされるといった被害がありました。
まあ、これは本当に極端な例ですけど。

でも、普段の生活の中では故意に他の民族(宗教)の人と話さないという事は殆どないと思います。色んな人と話して共通した意見だと感じるのは「まず人としてどうであるか」を見る事が大事だという事。民族や宗教的に自分と異なっていても個人としてみれば「いい人」もいるし、逆に自分と同じ所属であっても人としてどうなの?と思わされる人もいるって事です。
オット絡みでお付き合いがある人も本当に民族混在で、内戦=民族対立というイメージが強烈に残っていた頃には現実と固定観念のギャップにとまどいましたけど、何があっても最後には「人」として繋がっていける人との縁は繋がっているんだなとしみじみ感じます。

あ、学校での宗教授業は私達の住んでいる地域だと2年生から始まります。ただ、こちらでは地域柄セルビア正教の授業なのなので、他の宗教を信仰する生徒やそれぞれ異なる宗教を信仰する両親の間に生まれた生徒達に対しては、予め保護者に授業を受けさせるか確認があるそうです。
ウチも私は正教の洗礼を受けていない(受ける予定もない)ので本来は確認の対象になるらしいのですが、ただ息子は数年前に正教の洗礼を受けているので自動的に授業を受けるメンバーに組み込まれていたようです。

ちなみに息子の親友も正教徒ではないので宗教の授業の時は他の場所(図書館あたり?)で別の活動をしているみたいです。
どんなことをしているのか色々聞きたかったのですが、余り他の子との違いばかりを意識させちゃうのも気が引けてしまい詳細は謎のままです。

>Morangoさん

ボスニアはイスラム教徒が約半数でセルビア正教が30%、ローマカトリックが20%といった割合になっています。
でも地域によって宗教色が全く異なっているので、住んでいる地域で主に信仰されている宗教以外はどんな行事があるのかは知っていても、なかなか体験する機会に恵まれないのでその詳細はなかなか分からないんですよね・・
今年はたまたまイスラムの大きなお祭りの際にイスラム教徒が大半を占める地域へ出張していたので、お祝いの空気や様子を実際に感じることができました。
各宗教の重要行事の際にはTVで特集番組が組まれるのでそれを観て色々と勉強しています。

私達の知人や近所の方にも色々な宗教の方がいるのですが、お祝いの電話をかける際にもその行事にあわせたお祝いの言葉を覚えるのに四苦八苦しています(笑)

確かに日本の「メッセ」はアニメ好きの人たちにとっては「メッカ」のようなものですが、さすがに250万人は集まらないですもんね~。


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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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