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小春日和にゃ時差がある?~Miholjdan~ - 2009.10.14 Wed

9月23日に秋分の日を迎え、暦の上ではすっかり秋ですが、俗に言う小春日和ってどの辺りの時期の暖かい日を指すのか長い事知らずにいたのですが、こちらでは「Miholj dan(ミホリィダン)」が基準になっている事が分かりました。
とはいえ、アバウトに覚えていたので、しっかり記憶に残るようブログに記録しておきましょう。

ミホリィ ダン というのはローマカトリックで大天使(聖)ミカエル(※クロアチアでは聖ミホビル、もしくはミハエロ)の聖人の日にあたる9月29日でして、それ日以降の小春日和をこのミホリィ ダンにちなみ「Miholjsko Ljeto(ミホリィスコ リェト "'リェト”は現地語で"夏"」と呼びます。

クロアチアのウェブサイト上に掲載されていたミホリィ ダン関連の記事には、このミホリィスコ・リェトにまつわる諺が幾つか紹介されていましたが、それによりますとミホリィ ダン直前の天気がよかったり北風が吹いたりすると雪が降る厳しい寒さに、またミホリィ ダンに雨が降るとクリスマスまでは暖かい天気になるようです。


しかし、ここで1つ大事な事を忘れてはいけません!!

ローマ・カトリック、イスラム教、そしてセルビア正教など幾つもの宗教が混在しているボスニア・ヘルツェゴビナ。
ボスニア国内で主にクロアチア人が信仰しているローマ・カトリックでは9月29日のミホリィ ダンですが、同じ国内でも主にセルビア人が信仰しているセルビア正教では10月12日がこのミホリィ ダンに当たるのです。
つまり、小春日和シーズン突入にも時差(?)があるという事ですね。

クリスマスをはじめ、同じキリスト教の祝日でもローマ・カトリックとセルビア正教では祝う日が異なる事はよくありますが、ミホリィ ダンもまた13日違いでやって来ます。
但し、同じミホリィ ダンでもローマカトリックでは大天使ミカエルを祭る日であるのに対し、セルビア正教では聖キリアコス(Sveti Kirijak Otšelnik)を祭る日。
セルビア正教における大天使ミカエル(Sveti Arhengel Mihajlo)の日は11月21日となっています。
とはいえ、私の周辺ではセルビア正教徒の間でも10月12日は聖キリアコスの日というよりもミホリィ ダンと認識している人も多いようです。

ちなみに、 セルビア正教における今年のミホリィ ダンはそれまでの小春日和が幻だったかのように大雨と強い風に見舞われる荒れた一日となった為、上記の諺通りだと今年の冬はクリスマスまで暖冬が続く事になります。
ローマカトリックでは厳しい冬が予想される一方で、セルビア正教では暖冬・・
うう~ん、これはまた両極端な予想となりましたね(汗)
ボスニア国内に限って言えば、ローマカトリック信者が多い南西部(西ヘルツェゴビナ地方)では厳しい寒さになるけど、セルビア正教徒が多い北部から北東部に掛けては暖冬傾向になる、という見方でいいんでしょうか?

ちなみに、セルビア正教におけるミホリィ ダン翌日は小春日和どころか国内各地で降雪や強風に見舞われ、停電などの被害がでる荒れた1日となりました。
となると、やっぱり今年の冬はやっぱり寒さが厳しくなるんでしょうか?(涙)
果たして、どの諺が正しかったのか、この結果は冬の終わりに。

<オマケ>
小春日和の現地語表現には前述したミホリィスコ・リェトの他にBablje Ljeto(老婦人の夏)もあります。各国の表現を調べていくと、ドイツ語やロシア語でも同じく「老婦人」が形容詞になっているようですが、ブルガリアでは「ジプシー(ロマ)の夏」と呼ぶんだとか。世界各国在住(だった)の皆さん、お住まい(だった)地域ではいかがですか?

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● COMMENT ●

老婦人の夏ですか~

面白いですね!
ご年配のご婦人方には、小春日和くらいの暖かさが、丁度良い夏気分なのかな?
なんだかこの表現、小春日和の午後、ベランダで日光浴してるおばあちゃんを思い浮かべます(笑)
モンテネグロで「小春日和」という表現は、きっとボスニアとそう変わらないと思いますが、聞いてみますね~。

モンテネグロ沿岸部も、9月下旬はまだまだ暖かくて、海で泳いでいる人もいたぐらいですよ(爆)
一方、10月12日はこちらでも、激しい雷雨と強風でしたから・・・う~ん。
このあたりは正教、カトリックの教徒が半々だから、天候も半々かな?(笑)
カトリックのクリスマスを迎えるあたりまでは厳しい寒さが続くものの、年明け正教のクリスマスを迎える頃には暖冬傾向に変わる・・・と私はにらんでいます(^m^)

>maityさん 

何故におばあちゃん?と思いますよね。でもノンビリ日光浴のおばあちゃんというより魔女と関係あるみたいですよ。
モンテにおける小春日和調査楽しみにしてますが、また「オレにとっては一年中(頭の中が)春なのさ☆」とかいう人がいそうな感じが・・(^^;)

本当、天候はどうなんでしょうね~?先週末からガラっと変わりましたもんね。
カトリックのクリスマスまでは厳冬で、正教のクリスマスにかけては暖冬、うーんMaityさんなかなかいいところ突いてますね☆あ、でもホワイトクリスマスも捨てがたいような・・・


> 面白いですね!
> ご年配のご婦人方には、小春日和くらいの暖かさが、丁度良い夏気分なのかな?
> なんだかこの表現、小春日和の午後、ベランダで日光浴してるおばあちゃんを思い浮かべます(笑)
> モンテネグロで「小春日和」という表現は、きっとボスニアとそう変わらないと思いますが、聞いてみますね~。
>
> モンテネグロ沿岸部も、9月下旬はまだまだ暖かくて、海で泳いでいる人もいたぐらいですよ(爆)
> 一方、10月12日はこちらでも、激しい雷雨と強風でしたから・・・う~ん。
> このあたりは正教、カトリックの教徒が半々だから、天候も半々かな?(笑)
> カトリックのクリスマスを迎えるあたりまでは厳しい寒さが続くものの、年明け正教のクリスマスを迎える頃には暖冬傾向に変わる・・・と私はにらんでいます(^m^)

No title

う~ん、とても興味深いお話。勉強になりました。実は、この小春日和、どの時期から使うことが出来るのかなって、最近考えていたんです。

日本語の辞書を見たら、初冬って書いてあるし、リトアニア人は9月の温かい日に使ったりするし、どうなのかな?って。

なら、さっさと自分で調べろよ!って感じですが、以心伝心でしょうか、mic'oさん(笑)!とても参考になりました。ありがとうございましたっ!

ところで、小春日和の呼称ですが、リトアニア語でも「老婆の夏(Bobų vasara)」って言いますよ。

>ゆたさくさん

小春日和、私も長い事疑問に思ってたんですよ~。
以心伝心できてよかったです☆
日本だと小春日和は11月頃の天気みたいだし、俳句の季語だと冬なんですね~!!でも、山口百恵の名曲「秋桜」に出てくる小春日和はもう少し早い時期っぽいし・・

ところでリトアニアでも「老婆の夏」なんですね!国は異なるのに同じ発想なのって興味深いです。
でも小さい頃なら親しんでいるという事もあるんでしょうが、日本の『小春日和』という表現が一番しっくりいく気がします。


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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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