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2017-08

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5KM紙幣 今年末で流通終了 - 2009.10.06 Tue

ボスニア各地で使われていたボスニア・マルク、クロアチア・クーナ、セルビア・ディナールに代わって国の共通通貨として1998年から流通が始まったコンベルティビルナ・マルカ(以下KM)。
流通前は「なんだ、KMって?Kuna Muslimanska(イスラム教徒のクーナ)の略なのか?」と冗談を飛ばす人もいましたが、現在は当然ながら皆の財布の中に多からず少なからず(汗)KMが幅を占めています。
(メモ:KMに加え、EUROも小額紙幣を中心に国内の大抵の商店で受け取ってもらう事ができます)

これまでにも各通貨単位の紙幣や硬貨が発行されてきましたが、紙幣とコインの両方で発行されてきた通貨単位の中には既に姿を消したものが数種類あるのですが、今年末をもって5KM紙幣がその役目を終えることが発表になりました。(但し、商業銀行では2010年3月末まで取り扱う予定)

ボスニア中央銀行(Centralna banka Bosne i Hercegovine)からのお知らせ(英語版)
http://www.cbbh.ba/index.php?id=638&lang=en

同じ5KMでも硬貨の方は引き続き流通します。

硬貨の流通ですっかり影が薄くなった1KM紙幣も昨年末をもって流通停止となりました

http://cbbh.ba/index.php?id=576&lang=en

こちらも硬貨の方は引き続き流通します。

現在流通されている通貨及び過去に流通していた通貨は下記のサイトで確認できます。

http://cbbh.ba/index.php?id=19&lang=en(ボスニアヘルツェゴビナ中央銀行 通貨紹介ページ)

流通を終えた紙幣といえば、2003年3月末を持って回収された50フェニング(フェニング=FeningはKMの補助通貨)紙幣を巡って一騒動起きた事を思い出しました。
ボスニアを離れる外国人が空港で慌てて50フェニングを4枚取り出し「ああ、これをどうにかして両替しないと大変だ~」と慌てふためくので、近くにいた現地の人が親切にドイツマルク(当時)と両替してくれたのですが、その4枚の50フェニング紙幣が幾らのドイツマルクに姿を変えたかというと

2ドイツマルク(恐らく当時のレートで150円前後)

そして、現地の人から手渡されたその2ドイツマルクを呆然とした表情で眺める外国人・・・・

KMというのはそもそもドイツマルクと1:1の兌換マルクというわけでして、1KMは100フェニング。
すなわち50×4=200フェニング=2KM=2ドイツという計算になるわけです。
(現在ドイツマルクに代わって流通しているEUROのレートは1EURO=約1.95KMです)

何故、先の外国人がそれ程慌てふためいたかというと、手元に残った紙幣に「50」の数字を見たとたん、それが50「フェニング」ではなく、同じく紙幣が存在する50「KM」だと思いこんでしまったからなのですね(^^;)
確かに50KMだったら掛ける4で200KM(=200ドイツマルク=約15000円)ですから両替せねば!と焦る気持ちも十分理解できます。
今となっては「50」と書かれた紙幣は50KMのみなので、もしボスニア出国前に手元に残っていたらちゃんと両替していかないと損しますよ(笑)
(但し、クロアチア、ハンガリーなどに立ち寄る機会があれば両替所等でコンベルティビルナ・マルカの両替を扱っている場合もあるので御確認下さい)

ちなみにコンベルティビルナマルカはボスニアの複雑な国事情を反映して、ほぼ全ての紙幣に「ボスニア連邦(イスラム教徒及びクロアチア人多数のエンティティー)バージョン」と「スルプスカ共和国(セルビア人多数のエンティティー)バージョン」の2種類が存在します。
とはいえ、片方のエンティティーバージョンの紙幣が他のエンティティーでは通用しないという事はありませんのでご安心下さい。
ちなみに現在における紙幣の最高単位は200KMですが、この紙幣は唯一デザインが一種類でして印刷されているのはノーベル賞作家のイヴォ・アンドリッチです。
「あれ、イヴォ・アンドリッチって昨年末で姿を消した1KM紙幣のスルプスカ共和国バージョンに採用されてなかったっけ?」と再度の起用を不思議に思っていたのですが、ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国中央銀行サイトによると

「プリントエラーにより、セルビア共和国バージョンの1KMは流通される事がなかった」

だそうです。(仮にも国の通貨なのに、中央銀行としてそんな結論付けでいいのだろうか?)

我が家でも年末に向けてなるべく5KMは余り手元に置かないよう気をつけておこうと思います。
ヘソクリの中もしっかりチェックしておかないとね☆(ってヘソクリなんてあったのか?!)

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● COMMENT ●

No title

小額紙幣は流通頻度が高いぶん、手垢にまみれてボロボロなことが多いので、硬貨の方がいいですね。
しかし、50フェニング紙幣なんてあったんですねぇ。
50フェニング札と50KMと間違えたのは、デザインや色が似ていたということがあったんでしょうか。
それか外国人だけに、ボスニアの通貨に慣れていなくて勘違いしただけなのかもしれませんね。

1KMでは陽の目を見なかったイヴォ・アンドリッチ。見事高額の200KMで復活!
でも200KMのお札ってあんまり見ない気がするんですが・・・。

5KM紙幣のネタ、実は私もブログに書こうと思っていました。
5KM札の誤植のことを書くつもりでして、差し支えなければmic'oさんのこの記事をリンクさせていただこうと思っています。

>イエティさん

そうそう、イエティさんのおっしゃるとおり小額のものはコインの方がいいですね。
最後に1KM紙幣を手にした時にはすごくボロボロで真ん中セロテープで止めてありました(汗)
50フェニングは色も確か青だったので50KMとは見分けがつくはずなんですが、ボスニアの紙幣に慣れていなくてしかもパッと見「50」って書いてあったら勘違いしてしまうのも無理ないかもしれないですね。

そういえば、以前日本への帰省の際にこれまた10円玉にパッと見似ている50フェニング硬貨を忘れてきてしまい、「間違って親が拾ってお店で出しちゃったらどうしよう・・」と心配してました。(実は私、10円玉と間違って払いそうになったことあります>汗)

記事リンクの方、こちらこそ宜しくお願いします。イエティさん視点の記事楽しみにしています☆

ところで、ここ数日のストやらデモやら生活に影響ありませんか?


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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

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ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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