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2017-03

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個人の資質 - 2007.05.28 Mon

先日、ボスニア全土を廻った際に思った事。

某都市で関わっていた案件が期待以上に成果を上げていてちょっと気分を良くしていたのも束の間。デジカメで撮影した写真を現像しようとその街のあるフォトスタジオに現像を頼み、指定された時間に店舗を訪れたところ「撮影された際の光の量が足りず現像できなかった」などと言い訳をつけメディアだけが戻って来た。しかも、注文もしていないCD-ROMを出してきてちゃっかりお代を請求しようとする。
これまで同じ条件下で撮影した写真がボスニア内の他のスタジオでは何の問題もなく現像できている為、撮影状態が悪く現像ができなかったというのは明らかに嘘。メディアに記録された沢山ある写真の中から指定の写真を探し出すのが面倒くさかったというのは火を見るより明らかである。しかも、CD-ROMへの書き込みは希望しない、と再三告げていたにも関わらず、余計な事は抜かりなく行う店員の根性に腹が立ったので「CDに関しては希望もしていないのに焼いたあなた達に責任があるのだから、お金は払わないし、CDも要りません!」と店を後にした。

とはいえメディアに記録されていた全写真が焼かれたCD-ROMである為、見られてこっぱずかしい写真はない(はず)ものの、CDをきちんと処分してくれといった所で実行してくれるかは信用度に欠けるし、勝手に画像を利用される可能性も考慮した挙句、再び店舗に戻り半ば人質を確保するような心境で例のCD-ROMを買い取る事にした。何とも苦々しい気分ではあるが、家族や知人のプライバシーには替えられないだろう。大体この国で何度となく現像を依頼しているが依頼人の意思も聞かずに写真がCDに焼き付けられていたなんて事は経験は当然皆無である。

この日はお昼過ぎに他市へ移動する事になっていたので、ランチを取っている間に現像できるスタジオを探そうという意見も出たが、リスクを回避し
移動先で現像所を探す事で話が決まった。

かくして、フォトスタジオを探す事から始まった移動先での仕事。街中でこじんまりとしたスタジオを発見し、「結構枚数あるんですが、お願いできますか?」と頼むと、テキパキとした手つきで現像が必要な写真を取り込み「あと5分位でできるから、店内で待っててくれていいよ」との事!1時間程掛かるのであればその辺でカフェタイムにしようかと考えていたが当然その必要もなく、現像待ちついでにネットカフェの場所まで教えてもらう事ができた。
通りすがりの異邦人に親切なだけでなく、このスタジオどうも評判がよいらしい。短時間の来店中にも現像及び撮影依頼の客がひっきりなしに客が入ってくる上、丁度店主に2番目の子どもが生まれたばかりだそうで、現像の必要がない通りすがりの人々が「あらー、生まれたんだって。おめでとう!」などとお祝いの言葉を掛けにやって来た。こんなアットホームな雰囲気と店主の仕事の正確さ及び迅速さに、先のフォトスタジオで受けた不快感はすっかり払拭された。

両極端な例を取り上げたが、どちらのボスニアにおけるサービスのホンの一例であって、この国のサービスレベルを代表しているわけではない。だが、個人にしても行政レベルでも質の高いサービスを提供できるかは否かは、店舗や行政の大小に関わらず、最終的には業務に携わる個人の資質に掛かっている部分が大きいのだということを、今回のボスニア一周で強く感じた。

ボスニアにも年々観光客が増え、今回も宿泊先や観光地で多くの外国人団体客と鉢合わせになった。彼らも滞在中様々な場所で現地住民と触れ合う機会があるだろうが、その時の現地側の対応がボスニアのイメージを左右するのだという事を常に意識する必要があると思う。いわば、この国に住む1人1人がこの国の姿を映し出す鏡なのだ、と。

● COMMENT ●

ひどい・・・

1軒目はひどいですね。ちゃんと処分するかどうか、お前は信用できないから、CDは目の前で割って見せろと言ってやれば良かったのに~。
サービスレベルを上げるという意味では、チップの習慣は良いかも知れませんね。満足レベルを、金額で示せるわけですし。ボスニアってチップの習慣あるんですか?Kotorは殆どないけど、端数のお釣り程度か、満足したら払う感じです。

>どぶ朗さん

>>CDは目の前で割って見せろと言ってやれば良かったのに~。

本当、私がニセ空手チョップでカチ割ればよかったと後悔しております。現像が面倒くさいからCDで儲けを取ろうという魂胆、本当最低です(怒)どうでもいい写真ばかりだったら絶対入手しなかったのに・・

チップはコトルと同じで主にカフェ等の支払いの際端数のお釣りなどを満足に応じてあげるといった感じですが、お店では殆どしないかも。しかも、きっちり自分の仕事をする人に限って何も受け取ろうとしなかったりします。



あー、すごいむかつくけど、わかります。クロアチアでも同じような感じかも。

最近、幸いにも最初のお店のようなところにはあたっていませんが・・・

文字がすごく小さくなってちょっと読みづらいんですが一時的なものでしょうか。

>そらさん

最初からやる気もない店、この競争社会で潰れてしまえと思ってしまいます。たまたま最初に行き当たった店がこういう態度だとどこでもそんなサービスしかないのだと錯覚してしまいますが、他をあたってみると全然問題なく対応してくれたり、という場合もあるし、諦めずに色々な店をあたってみることが大事ですよね。

文字が小さいのは新しいテンプレートの仕様らしいので、申し訳ありませんがフォントの大きさを変えて読んでいただければと思います。

Mic'oさんが出合った最初のお店の対応は言語道断ですね。
1人の客の信用を失うということは同時に100人の客を失うのと同じだと言われていますので、その店もそんなことをしていれば自然に淘汰されていくはずです。

サービス精神、って人によってホントにまちまちですね。
同じお店に行っても店員によって受ける印象が違ってくることも多々ありますし。
うちの近所のスーパーは店員の態度が良くないので、必要に迫られた時しかいかなくなりました。
逆に、近所の24時間営業のパン屋さんはみなさんすごく愛想が良いので、こちらも気分を良くして毎朝焼き立てパンを買いに行きます。


ちょっと別の話になりますが、以前ベオグラードのバスターミナルのチケット売り場のオバサンの対応に怒りをおぼえました。
紙に時刻や行き先を書き、現地語でチケットくださいと言っているのに、「あなたの言っていることはわからない」と外国人シャットアウトにあいました。「売る気がないなら帰りやがれ~。上司呼んで来い!」、と言えずに引き下がった悔しい思い出が思い出されました。

>イエティちゃん

チケットの件は言語道断です!相手の言語能力に関わらず外国人と見るやいなや理解不能と思い込む人って少ないですが存在しますよね。かといって「ああ、今のフレーズうまくいえなかった~(>-<)??」と不安な時には逆にちゃんと伝わっていてお目当てのモノが手に入ったり。
外国人シャットアウトの彼女には言葉の理解能力ではなくて理解しようとする気持ちが足りなかったのでしょうね。私もきっと上司引きずりだしてます(笑)

最近は小売業も熾烈な競争を勝ち残っていかなければなりませんが、行政同士のライバル意識も面白いですよ~。自分達の街にだけ援助が送られて来たと思い込んでいる支援慣れした行政が他の行政にも同じような援助が行ったとしるやいなや、もう焦る焦る。この寄贈品は後のケアによって状態が大きく異なってくる為、他の市の状況がどのようになっているのかヒジョーに関心を持っていました。(笑)

まあ、現時点ではこの街の状態が一番悪いんですが(爆)、他の市に刺激を受けてこの先どう挽回していくのか楽しみです。




最初のフォトスタジオのような店員がいつまでものさばっているのかと思うと、何か危機感を覚えますねぇ。モンテネグロでも思う事ですが。
住人としては、もうその店に行かなければ済む話ですが、観光客となると、それが思い出になってしまいますもんね。

観光客が増えていく一方で、お店の店員ひとりの良し悪しが、観光客にとってはその店だけでなく、その街、その国の印象になってしまうかもしれないのに。
そう思うと、その国に住んでいるだけに余計腹が立ちますよね~!

ボスニアやモンテネグロは今が観光業にとって「旅行客の心を掴む大切な時期」だと思います。観光客が増え始めてる今だからこそ、観光サービスは政府まかせでなくて、国民レベルで意識を高めていってほしいものです。
どんなに良い観光資産を持っていても、印象が悪ければリピーターは増えないですよ。

年を重ねても

こういう対応って慣れないですよねえ・・・・
私もここに来た当初。いろいろな目にあいましたが。あの時こう言ってやればよかった。あ~いってやればよかった!
なんて未だに悔しい思いします。
日本ではこんな目に有っていないんだろうなあ・・・

maityさん、光ちゃんママさん


>maityさん

>>住人としては、もうその店に行かなければ済む話ですが、観光客となると、それが思い出になってしまいますもんね

私もそれがとても心配なんです。私達のように在住者だと他の店を開拓したり、同じ店でも「あ、この間は機嫌が悪かったのね」で済みますが、もしかしたら一度きりの滞在かもしれない観光客の場合はその印象が思い出=国のイメージになってしまったり、それがネット等の口コミで広まってしまったりしますもんね~。

地味なりに観光資源を抱えている両国。maityさんがおっしゃる通り、今がツーリズム拡大の大きなチャンスですよね。リピーターとしてまた訪れてもらう為には住民個々のホスピタリティーが鍵を握っていると思います。確かクロアチアで観光シーズンに流れるCMでは「よいホストになりましょう」と呼びかける一節があったように記憶しているのですが、観光客が「いちげんさん」とならないためにも「よいホスト」になるように心掛けてほしいものですね。

>光ちゃんママさん

何年住んでも思わず握り拳をふるわせるような出来事はありますよね。
他の人にも同じ対応ならともかく、外国人だから、という事が理由である事が明確だと本当に腹が立ちます。いや、怒りというよりやるせなくなりますね。
だって、ここにいるかぎり外国人であることは変わらないのだから・・

日本の過剰?なまでのサービスはまだまだ健在ですが、所によっては年々質が落ちているのも目につきます。確かに日本人らしいきめ細かなサービスに助けられる事も多いのですが、とりあえずマニュアル通りで心がこもってないというのもどうかと・・


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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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