topimage

2017-11

卒業 そして ''IVA'' の謎 - 2009.06.11 Thu

息子の学校も今週から約3ヶ月に渡る夏休みに突入しましたが、小学校(※9年間の初等教育)でも高校(※3年もしくは4年の中等教育)でも最終学年の生徒達は在校生よりも少し早めに学校生活へ別れを告げました。

そして卒業シーズン前後に街中で目にするのが卒業学年各クラスの生徒達や担任を紹介するパネルです。これは人目につきやすいお店のショーウィンドウなどに場所を借りる形で展示されているのですが、スタンダードなのは↓のような生徒、担任、校長先生などの写真が並んでいるデザイン。



(写真はプライバシー保護の為かなりボカシを入れています)

街中でこういったパネルを見かけると「あ、○○さんとこの息子さんは今年卒業なのか~」とか、「あ、親戚の○○ちゃんだ~」などと暫し足を止めて顔見知りの子の成長に目を細めたりして(^^)
特に小さい頃から顔馴染みの子だとひときわ感慨深いですが、同じく自分も年を重ねたんだな(あえて『年を取った』とはいいません>笑)と実感する、そんな時期でもあります。

実は↑の写真のどこかにオットが写っています(もちろん生徒ではありません>爆)

maturantibl.jpg

卒業生の写真パネルは最初に紹介したようなスタンダードタイプの他に様々な工夫を凝らしたものも。
写真は先日バニャ・ルーカ市で見かけたものですが、写真の飾り方も独特だし写真自体もモノクロやセピアで落ち着いた感じにまとまっています。

私が住んでいる街でも近所のブティックのショーウィンドウに飾られていた写真パネルが素敵だったので写真を撮ろうかな~とカメラを取り出したのですが、丁度パネルの中心に貼られていた、他の生徒より少し幼い面持ちの少年の写真に見覚えが。
直接の知人ではないと思うのだけど、何故かはっきり顔を覚えているのはなぜだろう・・と暫し記憶を巡らしていたら、印象に残っている理由を思い出しました。

この男の子、数年前に闘病生活の末にこの世を去ってしまっていたのでした。
こちらでは日刊紙などに故人の写真を添えた葬儀、40日法要、一周忌などのお知らせを掲載する事が多いのですが、この少年の家族もその折々に写真とお知らせ、悔やみのメッセージを掲載しており、それらの記事を目にしていた私の記憶にも彼の面影が残っていたというわけです。

一緒に卒業する事は叶わなかったものの、『卒業生』として彼の写真をパネルに載せる事にしたクラスメイト達の計らい、そしてパネルの中に息子の姿を見つけるご家族の気持ちを考えると悲しくなってしまい、パネルの写真は取らずにその場を立ち去ったのでした。

ちょっと湿っぽい話になってしまいすいません。

ところで、このブログを読んでくださってる皆さんも学校の卒業時には担任の先生に感謝の印としてプレゼントを贈られた事があるのではないかと思います。
以前は教師という立場で高校に勤務していたオットも卒業生を受け持った年には学校生活の最後に生徒達から記念の品を頂きました。
その中の1つが金属製の細いブレスレットなのですが、寝ている時も付けたままなので「よっぽど嬉しかったんだな~」としげしげと眺めていたところ何やら刻まれている文字発見。
目を凝らしてよく見てみたところ、刻印されていたのは

「IVA」という3文字 でした。

受け持ちの生徒全員からプレゼントされたものだと思っていたら、実は「IVA(イヴァ=女性名)」という女生徒から貰ったものだったのか!既婚の教師に名前入りのブレスレットなんてなかなか大胆な生徒だな~と思いつつ(笑)、オットが目を覚ました際に
「実はこのブレスレット、生徒さんの名前入りだって知ってた~?」と訊ねたところ、オットがプッ(^m^)と吹き出して言う事には

「それ、IVA じゃなくて IV A だろ~!!」

文字だけみたら何が違うのか分からないですよね?
実はIVA(イヴァ)だと思っていたこの文字列、実は

IV A→ ローマ数字の4(Ⅳ)とA
つまり 4年A組  って事です(汗)

オットがどの学科の担任をしているのかは知っていましたが、クラス名までは知らなかった為に起きた華麗なる(?)勘違い。でもIVとAの間のスペースが狭くてどうみてもIVAにしか見えなかったんですが・・・(^^;)

でも、女性名のIVAだったから「あらら、ウチのオットもああみえて結構人気あるのね~☆」で済ませられますが、もしこれが4年O組でIVO(男性名)だったら、そちらの方がモヤっとした気持ちになったかもしれません、なんて(汗)

どちらにせよ、人間として生徒に慕われるというというのは先生冥利につきますね☆



関連記事

● COMMENT ●

卒業生のパネルが街中に飾られるんですね~。街中がとてもアットホームな感じで良いなぁって思いました。

亡くなった男子生徒さんのお話、心にじ~んと来ました。ところで、リトアニアでも、どなたか亡くなると、その方もしくは残された家族へ捧げる一文などが新聞に掲載されることがありますが(写真は無し)、40日法要や一周忌についてのお知らせを掲載することはありません。故人に対する思いをとても大切にしているんですね。

「IVA」には笑ってしまいました~。それに、もしそれが「IVO」だったらって(爆)。最後のオチには、吹き出してしまいましたよ(笑)。

>ゆたさくさん

日本では卒業アルバムや卒業文集に各クラスの個性を垣間見る事ができますが、こちらでは卒業パネルがその代わりなんでしょうね(^^)

こちらの新聞には毎日亡くなった方の写真と共にその方へのお悔やみ、法要等の日程等が何ページにも渡って掲載されているんです。
しかも、1人につき1スペースではなく、家族、親戚、友人それぞれが新聞にお悔やみを掲載するので会社で重要な役職についていた人などの場合は1人に対するお悔やみで数ページ埋まってしまう事もあります。

>>それに、もしそれが「IVO」だったらって(爆)。最後のオチには、吹き出してしまいましたよ(笑)

いや、でもね、オットの周辺では男の友情が濃すぎるので(変な意味じゃなくて>汗)、もし「Ivo」だったらそれはそれで納得してたかも(^^;)
というか、そうなったらもう諦めの境地でしょうね(爆)

ぷぷぷ~!
IVOだったらと思うと、まだIVAの方が良かったですね~(笑)
このお話をこっちのお友達にしたら、すごくうけました!
でも、クラスの皆からもらったプレゼントをちゃんと大切にしている旦那さん、素敵じゃないですか!

>どぶ朗さん

IVAとIVO、選択するならIVAの方が納得できるかも・・いや、納得してる場合じゃないだろ!と周囲から突っ込まれそうですが(爆)

どうせならクラス名だけじゃなく「IVA(の生徒達から)から愛を込めて」とか彫ってあったらもっと謎が深まったと思うんですけどね(^m^)
こんなミステリアスなプレゼント面白すぎます☆


管理者にだけ表示を許可する

私の知らない・・・ヤパン(Japan) «  | BLOG TOP |  » 出てくるのは「らくだ」と「しっぽ」?!

プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
======================================

1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
========================================

ブログランキングに一応参加中
にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ
にほんブログ村

ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード