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2017-04

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この強さはエープリルフール?! - 2009.04.01 Wed

約半年振りに再開したサッカー2010W杯予選ですが、ボスニア代表は再開初戦の対ベルギー戦を4-1と快勝。試合終盤でボスニア・サポーターが発炎筒をフィールドに投げ入れ試合中断を余儀なくされ、ボスニア代表のチーロことブラジェビッチ監督がサポーターに対し自制を促すなど、内容に反して後味の悪い試合になってしまいました。

そして、4月1日。前節で顔を合わせたベルギー代表をホームのビリノ・ポリェスタジアム(ゼニツァ市)に迎えての一戦ですが、帰宅したオットが開口一番

「今日のボスニア戦さ~、いつものカフェ仲間(カフェで一緒に飲む面々)と観るから」

え、セルビアVSスウェーデンの間違いじゃないんですか?

というのも、この地域では民族的な繋がりからボスニア代表の応援よりセルビア代表の応援に力が入るのが一般的。(逆にクロアチア人が多い地域ではクロアチア代表)

「いや、ボスニア対ベルギー戦って今晩だろ?」

あ、今日はエープリルフールだよね~。分かってるって(笑)
なかなかジョークとしてはいいところ突いてるよ。
案の上、オットを迎えに来るはずの友人もやって来ないし・・・

とエープリルフールのネタだと信じて疑わなかった私ですが、試合開始寸前に家の前で車の止まる音がして、オットは迎えに来た友人と共に夜の街(?)へと消えていきました。

実は試合観戦にかこつけて飲んでるだけなんじゃないの~、と途中で携帯に電話してみましたが、オットの携帯の向こうで友人が叫んでいる(しかも試合の流れとタイミングが合っている)のが聞こえてきたので

本当にボスニア戦で盛り上がってるんだ・・・・・と確信。
まあ、「自分の国」としてボスニアを応援しているのかはともかく、ここ数年内輪揉めで自爆していた感のあるボスニア代表も、昨年夏にチーロ(ブラジェビッチ監督)が就任してから何かと代表も面白くなってきたからね~。
チーロは98年W杯で3位入賞を果たしたクロアチア代表をはじめ、数々の代表を率いてきた名将(迷将?)でもありますが、出身はボスニア中部の街・トラブニク。
クロアチアを拠点としていますが、いよいよ満を持して?母国の代表監督就任です。

今予選からチーロに采配が委ねられたボスニア代表は予選初戦の対スペイン戦、第3戦の対トルコ戦をそれぞれ1点差で落としていますが、第2戦の対エストニア戦(ホーム)は7-0の圧勝、対トルコ戦の後の第4戦(対アルメニア)、5戦(対ベルギー)は連勝し、勢いづいている流れで迎えたこの日の第6戦。
試合は今大会絶好調の大型ストライカー、エディン・ジェコが12分、15分に立て続けにゴールを決めリードしたものの、後半は退場で1人欠いたベルギーにボールを支配される場面が多く、終了間際には2-1と点差を詰められる展開に。
試合の流れとボスニアのメンタリティーからいくと、このゴールを決められたのがもう少し早かったら、同点まで追い上げられていたかも・・

2得点を挙げたジェコと1点目をアシストしたミシモビッチは日本の大久保選手も所属しているドイツ・ブンデスリーガのヴォルブスブルグでもチームメイトでお互いのプレーを知り尽くしていることもあってか、試合後TV解説者に「このコンビネーションは『テレパシー』が通じているみたいですね~」と賞賛を受けるほどの名コンビ振りを発揮しています。
(ただ次の試合はミシモビッチが警告累積で出場停止なんですよね。確か>汗)

1日の試合終了時点で、ボスニア代表はグループ3位のトルコに勝ち点5差でグループ2位の座についていますが、1位のスペイン、3位のトルコは残り試合が各下のチームとの対戦となるのに対し、ボスニアはこの上位チームとの対戦がそれぞれ1試合づつ残っているので少々分が悪いかも。
ただ、EURO2008予選でも同グループとなったトルコには1勝してますし、スペインも決して勝ちが見込めないわけじゃない(引き分けはかなり期待できる)ですし、今回も予選の最後の最後まで手に汗握る展開が繰り広げられる事でしょう。

それにしても、試合の最後においしいところを持っていったのは監督であるチーロでしょう(笑)
試合後のウィニングランでは74歳という歳を感じさせず、選手に負けず劣らずの俊足振りを発揮してましたから・・
チーロの強烈なキャラは比較的地味~な代表選手の中で一層際立っています(^^;)
でも、そんな個性も含めてやっぱりカリスマ監督だな~、と思う次第ですが。

様々な嘘が飛び交ったエープリルフールの一日、ボスニア代表の強さは本物でよかった~☆


● COMMENT ●

サッカーに疎いですが

Mic'oさんの記事のおかげで、BiH代表チームの置かれている状況がよーくわかりました。
ベルギー戦はTV観戦しませんでしたが、盛り上がりぶりは肌で感じました(ゴールが決まるとそこら中、ご近所中から歓声が起こっておもしろかったです)。
それにも増して、試合終了後サラエボ市内は盛り上がった市民が街中をパレードして、車のクラクションの大合唱がすごかった(うるさかった!)ですよ~。

チーロ、舌足らずの独特のしゃべり方がおもしろいですが、すごい実績を持った人なんですね。エイプリルフールと言わず、「チーロ・マジック」でこのまま快進撃を続けて欲しいです!

強い!

ボスニア勝利おめでとうございます!
それにしても、発煙筒が投げ入れられてしまうなんて、すごいですね!熱い人々なんですね~。

Mic’oさんがお住まいの地域は、セルビア人が多いのですか?

リトアニアでは、バスケットボールとバレーボールしか観たことないのですが、いつも思うのは、選手たちが諦めが早くって、試合の流れを変えてやろう!みたいな気概がないっていうこと。ミスをした選手がいても、「ドンマイ、ドンマイ!」みたいな日本的なものはなくって、お互いをなじり合ってみたり、なじり合うまではいかなくても、険悪な雰囲気になっちゃったりして。日本のスポ魂的な考え方に慣れてしまっていた私には、彼らの態度はある意味新鮮だったんですけど(笑)。

ボスニアの一番人気のスポーツはやっぱりサッカーですか?

>イエティさん、ゆたさくさん

>イエティさん

サラエボだと市民の反応を肌で感じられますもんね~☆ここだと一番盛り上がっているのは、我が家?!(汗)

チーロはああ見えて(笑)オシム監督とひけを取らない、いや実績だけで評価すれば上ですからね~。日本が初めて98年W杯に参加した時に対戦したクロアチア代表監督がこのチーロでしたね。
代表の動向同様に彼の一挙一動にも注目している我が家です。

>ゆたさくさん

ありがとうございます~♪
発炎筒の投げ込みなどはあってはならない事ですが、残念な事にこちらでは日常茶飯事なんですよね・・(--;)
住んでいる地域は民族的にセルビア人が大半を占める地域なのですが、私個人としては以前ボスニア代表について某雑誌にコラムを書いていた事などもあってここ数年はボスニア代表の方が気になります。
ボスニア代表も昔はイスラム教徒の選手が大半を占めていたのが、時の流れと共に他の民族(クロアチア人、セルビア人)の選手も増えつつありますよ。

人気のあるスポーツというとまずはサッカーが挙がりますが、バスケやハンドボール、そしてバレーボールも盛んですよ。
でも、一番功績を挙げているのはパラリンピック等の競技としてプレーされているシッティング・バレーです。これまでに欧州や世界の大会で数々のメダルを受賞するなど輝かしい成績を残しています。








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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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