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2017-03

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じぃじがいた冬・2009 - 2009.02.19 Thu

少し前の話になりますが、サラエボ在住の親戚のおじさん(オットの父の従兄弟)が我が家に一週間程滞在していました。
今回の訪問は我が家を訪れた、というよりはおじさんの故郷であるこの街近郊の村に住む親戚等を訪ねるにあたり我が家を行動拠点及び宿泊先にされていた、という方が正確ですが、このおじさんの来訪は一家挙げて大歓迎(^0^)

知り合ったのは9年程前ですが、初対面から数ヶ月後にサラエボを訪れた際にちょっと笑えるエピソードが。
サラエボの旧市街・バシュチャルシヤを私、オット、そして一緒に行動していた友人達と散策していたのですが、向かい側からやって来た老人が私の前に立ち止まり、帽子を取ってにこやかに「こんにちは」と挨拶するではないですか。
なんとなくその顔に見覚えがあったので私も挨拶を交わそうとしたところ、次の瞬間オットは私の手を掴みさっさとその場を離れようとするではないですか!Σ(-0-;)

全くの他人に思えない老人を気にしつつも、オットに急かされるままその場を去った私ですが、その数秒後後ろから

「○○○○○!」

とオットの名前を呼ぶ声が。

そう、その老人とはおじさんだったのです。
オットは通りすがりの人が日本人の私にからかい半分で声を掛けてきたのかと思い込み上記のような行動に出たらしいのですが、とんだ勘違い(恥)
オットを呼び止めたおじさんの声が私の耳には

「・・・・このバカ者が!」

に聞こえました(^^;)
その後即座におじさんのいる場所に引き返し、オットが平謝りに謝ったのはいうまでもありません。
おじさんは当時内戦で被災したアパートを離れて他の街に住んでいたので、まさかサラエボで再会するとは想像だにしていなかったようです。
(まあ、おじさんが帽子を目深に被っていたので気が付かなかったというのもあるのでしょうけど)

これまでは夫婦でやって来て我が家に1泊という事は何度かありましたが、今回やって来たのはおじさん一人。我が家以外にも熱烈歓迎でおじさんの訪問を待ちわびている親戚が沢山いる為に我が家で過ごした時間はそれ程多くありませんでしたが、丸一日予定が空いていた日の前夜にドカ雪が降ったので、おじさん、オット、そして息子の3世代で雪だるまを作る事になりました。


8januar1.jpg

職業柄雪の中での作業は慣れているおじさんの指示の下作業するオットと息子

8januar8.jpg

若い者には任せておけぬとばかり、自らスコップを手に取るおじさん

9januar12.jpg

そして息子とほぼ同じ背丈の雪だるま、完成~☆

現場監督として活躍したおじさんですが、実はもうすぐ80歳。
毎日の日課として自宅周辺の散歩&エクササイズは欠かさずに体力維持に努めているそうです。
そんなおじさんのもう1つの健康維持の秘訣は「ラキヤ」(アルコール度40度以上の蒸留酒)
数年前には「日本人にパソコン、そしてボスニアの人間にラキヤのない人生はありえない」という名言(?)を残しています。

おじさんの滞在中、お客さんがいる家の中では思い切り遊べないという状況に少々戸惑っていた息子もおじさんと算数の問題を一緒に解いたり、なぞなぞをしたりとなかなか楽しそうでした。
残念ながらオットの父は息子が生まれる前に他界しているのでボスニア側の「じぃじ」と過ごす時間を持つ機会がない息子ですが、もしじぃじがいたら我が家に遊びに来てこんな風に一緒に遊んだり勉強を教えてもらったのかな、なんて考えるとちょっと切なくなったりもしますが・・(日本には「じぃちゃん」が健在ですけどね☆)
何はともあれ、おじさんが帰宅して数日間は何かにつけ「さんすうたのしかった!」と話していました。

雪が溶けるのとほぼ同時に帰路に着いたおじさんですが、またサラエボの「じぃじ」として息子と楽しい一時を過ごしてくれる事を、そして私達を独特のユーモア感で笑わせてくれる日を楽しみにしています。

● COMMENT ●

ほんと名言ですね~!

「日本人にパソコン、そしてボスニアの人間にラキヤのない人生はありえない」
・・・その通り!!
日本人=パソコンという黄金方程式は、もちろんMic'oさんの実生活から導かれてるわけですね?(笑)

おじさんを、からかい半分でやってきた人と勘違いしてしまっては大変でしたね(^^;
なにせ赴任当初は、一歩家から出れば人とすれ違う度にからかわれる毎日でしたから、我が家でも良くある話です。
常に警戒し殺気立って出歩いてたので、知り合いが挨拶してくれたのに、気が付かずうっかり「あぁん?何だゴラァ!?(怒)」的な私の態度をとって、ビックリさせたこともしばしば。
「普段のmaityと街を歩いてる時のmaityは、全然違う…」と言われたこともしばしば・・。「野犬が出歩いてるようだった」と言われずにすんで良かった(汗)
きっとおじさんも、あからさまな冷たい態度にびっくりされたのでしょうね(^^;
勘違いのまま別れずに済んで本当よかったですね~。

みっしゅくんにとって、この冬はサンタさんがずっと我が家に居てくれたような楽しい日々だったようですね。素敵なじぃじですね~☆

>maityさん

名言、言いえて妙でしょ~♪
パソコンの件は言わずもがな、ですよ(爆)

「普段のmaityと街を歩いてる時のmaityは、全然違う…」と言われたこともしばしば・・

私もこれ、オットに指摘されますよ。
サラエボとか歩く時は防犯の意味も込めて多少緊張した面持ちで歩きますが、こちらで外出する時にはいまだに「東洋人で文句あるか~ゴルぁ」って顔して歩いてますもん。
オットからは「もっとリラックスして歩けよ」って言われますけど、無理!
出先ならともかく、住んでいる街でリラックスして出歩けないのってどうなの?って思いますが。

おじさんシカト事件が勃発したのは丁度「中国人」攻撃が最も激しかった時だったので、オットも即座に対応しようと思ったのでしょうね。
でも、この件とは別に「もしかしたら顔見知り?」と思う人に声を掛けられた際、オット同様の勘違いをした同行していた知人にひっぱられるようにしてその場を立ち去らなければならなかったのですが、さすがにその時には「もしかしたら知っているかもしれないのに、確認位させてよ!」とキレてしまいました(^^;)仮に好意で声を掛けてくれたのに何も言わずに立ち去ったのであったら相手に失礼ですもんね・・
こちらの身の安全を考えてくれるのはありがたいですが、過剰防衛もいかがなものかと(^^;)



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粉雪と感動が降り積もる夜 «  | BLOG TOP |  » その名は、服部~我が家で(最近)最も有名な日本人~

プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

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仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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