topimage

2017-08

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラマダーンと正月がやって来た! - 2005.10.03 Mon

今日イスラム教の断食月(ヒジュラ暦9月)ラマダーンが始まりました。ちなみにボスニアではRamazan=ラマザンと呼ばれています。
日本のイスラム教徒の間では新月が確認できた翌日からラマダーンがスタートするようで、今晩のNHKニュース10でも都庁をはじめ国内20ヶ所で新月が見えるか確認している様子が紹介されていました。日本のいずれかの都市で新月が確認されればそれがラマザン開始の合図になるそうなのですが、結局新月の姿は一箇所も捉える事ができず、結局日本から最も近いイスラム国・マレーシアの天気を判断材料に5日からラマダーン開始が決まったとの事。
ボスニアも日本同様国内各地のイスラム教徒が新月の姿を今か今かとやきもきしながら待っているのだろうか、と思っていたところ、同ニュースによると国によっては新月の確認有無に関係なく最初からラマダーンの開始日を決めている国もあるそうです。ただ、ボスニアがどちらをラマザン開始の基準に据えているのかは私の知識の範囲外ですが。

ラマダーン中は日の出(Vrijeme sehura)から日没(Vrijeme iftara)まで飲食を一切経つ事になっているのは御存知の方も多いかと思いますが、同じ国内でも日の出と日没の時間に多少の時差がある事はつい最近になって知りました。
ラマダーン開始の今日(4日)を例に取ると、サラエボの5:06AMを基準に-4分(5:02AM)から+11分(5:17AM)の間に日の出を迎え、同じくサラエボの6:29PMを基準に-4分(6:25PM)から+9分(6:38PM)の間に日没を迎えるといった具合です。
参考までに私が住んでいるデルベンタはサラエボから遅れる事3分で日の出を、そして日没は1分遅れで迎えたそうです。我が家から街のジャミヤ(モスク)は徒歩10分程離れている為気が付きませんでしたが、きっと6:30PMには日没の合図である花火が打ち上げられ、市内のイスラム教徒に断食の終わりを告げていた事でしょう。

盆と正月という例えはちょっと適さないかもしれませんが、ラマダーンと共にやってきたのがユダヤ教の正月「ロシュ・ハシャナ(Ros Hasana)」。他の3宗教(カトリック、セルビア正教、イスラム)と比較すれば信者は少数ですが(某所で確認したところボスニア全土で約1000人との事)、ボスニアにおける主要な宗教として名を連ねています。
ユダヤ暦では西暦に3760年足したものが年数になる為、今日はなんと5766年の正月!新年を祝う為の様々な風習の中に、様々な甘いものを食するというのがあるそうですが、これには「甘い良い年」になるように(りんごを蜂蜜に蜂蜜をつけたものを食べる)、「甘く実りのある年」になるように(ザクロを食する)を意味するようです。これに対し日本の御節料理に使われる食材にはどんな願いが込められているのか、改めて調べてみなければ・・・

異なる宗教の2つのお祝いについては勿論国内のマスコミでも取り上げていましたが、TV局でもBHT1(ボスニア全土で放映されている公共放送)ではニュースやトーク番組内でジャミヤからの中継を交えたラマダーン開始のニュースをメインに持ってきたのに対し、RTRS(スルプスカ共和国)の夜7時台のニュースでは逆にラビのコメントやロシュ・ハシャナの習慣を中心に紹介する内容でした。
スルプスカ共和国にユダヤ教信者が多いという事でもないのですが、BHTがラマザン中心の報道だったので、バランスを取ったという見方をしてよいのでしょうか?それはともかく、ボスニアという国は様々な宗教のバックグラウンドを持った国だという事を再認識した1日だったのでした。

<追記>最近の事だと思いますが、ボスニア公共放送サービス(PBS)のサイトにマルチ宗教カレンダー(10月/11月分)がUpされています。ラマダーン期間中の各地の日の出と日没の時間もチェックできますので興味のある方はどうぞhttp://www.pbsbih.ba/medjureligijski_kalendar.html

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

のろまなカメも5人の子持ち «  | BLOG TOP |  » やましい事はございません(笑)

プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
======================================

1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
========================================

ブログランキングに一応参加中
にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ
にほんブログ村

ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。