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2017-10

起きてくれたらいいのに・・・(T-T) - 2005.10.21 Fri

こないだの日曜日、ダンナの親戚の一周忌があったので家族3人墓参り&法要に行って来ました。

デルベンタ近郊の村にある墓地には私達を含め親戚・知人30人程(これでも極々内輪)が集まったのですが、最年少の息子は墓地の敷地内を走り廻るまではしないまでも、時折静寂を保つべき場所には相応しくない声のトーンでおしゃべりをしたりするわけです。
いつも遊んでもらっている従姉妹なども参列していたのではしゃいでしまう気持ちは分りますが、幾ら幼くても場の雰囲気に合わせるという事はしっかり教えなければなりません。

まあ、息子も皆が普段と違った様子というのは分る年齢だし、墓地では「みんな眠っているのでここでは静かにするんだよ」とは毎回言い聞かせているので、自ら口に指を当てて「シー」というジェスチャーを取ったりもするのですが、最後から最後まで静粛にというのはまだ無理があるようです。

いつものように「ここには○○おばちゃんが眠ってるんだよ。おばちゃんはみっしゅ(仮名)にいつも優しくしてくれたでしょう?だからゆっくり休んでもらおうね」という事を話して聞かせたのですが、この日の息子は「大好きだったおばちゃんがここで眠っているのは分るけど、どうしてうるさくしても起きないの?」と疑問に思った様子。
普段、「タタ(現地語で「パパ」の意味)が疲れて少し横になってるから起こさないように静かにしていようね」と言われるのだから、もしお墓の周囲が騒がしかったらおばちゃんが起きだして皆嬉しくなるんじゃないの?とでも思ったのでしょうか?

「いや、亡くなった人が目を覚ましたらそれはそれで大変な騒ぎになるんだよ」とは言わず、「お墓の中で眠っている人は起きる事はできないんだけど、皆がうるさくしてたら『みっしゅはまったく騒がしいな~』とか気になってゆっくり眠れないんだよ。」と半分フィクションを交えた答えを返しましたが、息子にも理解可能な答えを考えながら、「本当に起きてくれたらいいのに・・」と心から思ってしまいました。

墓地から法要に向かう車中、ダンナに一連の話をしたところ「それじゃ映画やTVの世界だよ」と苦笑いされましたが、五十路に入るか入らないかで亡くなった彼女は料理の達人で特に自家製チーズとお菓子に関しては1日弟子入りさせてもらいたい、と思いつつ時ばかりが流れてしまい、結局幻の師匠弟子関係となってしまいました。こういうのを後悔先に立たずっていうんだな~って実感。
道沿いの木々の葉が散り行く様子を車の窓越しに眺めながら、命の儚さについてちょっとセンチに考えてしまったのでした。
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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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