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2017-10

欧州初のピラミッド?!~ボスニアのミステリーゾーンを行く~ - 2006.06.02 Fri

日本でも微妙にメディアで取り上げられているようですが、ボスニアでは現在ピラミッドと思われる建造物の発掘が進められています。
場所はサラエボから車で30分程に位置するVISOKO(ヴィソコ)。この街にそびえるヴィソチッツア山に、なんと約12000年前に造られたとおぼしき高さ220mのピラミッドが発見されたというのです。
人工衛星からピラミッドの存在が確認されたとか、エジプトからも専門家が調査に入りエジプトのピラミッドとヴィソコのピラミッドの内部の温度が一致しただの、と色々ピラミッドと思われる証拠はあるようですが、専門家の間でも賛否両論あるようです。

とはいえ夜7時のニュースでも時折取り上げられるこのピラミッド、賛否両論色々と物議がかもしだされているようですが、百聞は一見にしかずとばかり、日本からのお客様を引き連れて見物に行ってまいりました。
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ヴィソチッツァ山遠景 

この写真ではちょっと分りづらいですが山の稜線がくっきり出ていて、いかにもピラミッドらしきものが埋まっている感じ

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街中のパーキングに車を止め延々なだらかとは言えない坂道を登っていきます。当日はかなり日差しがきつく、途中他の登山客と何度か日陰で休憩を取りながらピラミッドを目指します。山の入り口付近でボスニア系アメリカ人と会い少し話をしたところ、アメリカで彼が経営しているカフェではなんと従業員のユニフォームにこのピラミッドを印刷したTシャツをユニフォームとして採用しているのだとか。案外話題の渦中にあるピラミッドを一目見ようと訪れた人も多く、ボスニア北東部にあるトゥズラ付近から遠足でやって来たという小学生集団を幾つか見かけました。
写真は登山道の傍らに広がる花畑。羊などを飼っている農家などもちらほらあり、至ってのどかな雰囲気。

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ピラミッド発掘事務所(?)やピラミッドの案内板がある辺りに到着。頂上はまだまだ上です。とりあえずここでピラミッドの説明を受けながら休憩。

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発掘現場の1つ。この辺りで発掘されているピラミッドは「Sunce(太陽)」と呼ばれていて、他に「Mjesec(月)」と「Zmaj(龍)」と名付けられたピラミッドとトンネルで繋がっているという。きちんとメモを取らなかったのだけど、ピラミッドの4つの面は確かそれぞれ東西南北の方角を向いていて、北に面する面は北極星に向き合っていると話していた記憶があります。

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ピラミッド発掘現場のマスコット犬・アガ(?)ちゃん(♀)

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息切らせながら延々上って来た坂道を現場の方のご好意により車で下山。楽々~と思っていたら、本当に恐ろしいのは何とここからでした。何やら階段の下で車を降ろされたと思ったら、そこはピラミッドの頂上に続く階段。しかもこの階段、やけに一段一段が高いだけでなく、とっても急。途中までは階段を上らなくても済む迂回路があったのですが、その先は非情なまでに心臓破りの坂、ならぬ階段が続きます。同行した現地の方に「君は重装備(→脂肪がつきすぎ、転じてデブという事>汗)だから、次は10Kg軽くして来たまえ」となどと言われたのに爆笑しながら一段一段踏みしめるように階段を上っていたのですが、途中で酸欠状態になり、同行者御一行様(70歳以上の方を含む)が軽やかに先へ進むのを見送って一時休止状態(T-T)何とか頂上まで辿りつきましたが、もはや記念撮影をする気力なし・・通訳とは、体力勝負なり・・・

上の写真はもう階段の最終部分に差し掛かったところ

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↑の怪しげなコスプレをしてる方が発掘の中心人物で考古学者のセミル・オスマナギッチ氏。ボスニアの「インディアナ・ジョーンズ」と呼ばれる彼に今回の訪問でもお会いする機会がありました。でも、通訳してる途中で会話を何の脈略もなくボスニア語から英語に切り替えるのは止めてください・・(訳しましたけど)

このピラミッド騒動は現地の人間も「もっと近代に入ってから建てられた建造物なのではないか」とか「自然に形成されたものなのではないか」と疑問視する人も少なくないようですが、こうして現場に入ってみるとやっぱり何かピラミッドだと信じさせる(信じ込まされる?!)要素があるように感じます。まだ当分発掘調査は続くようですが、国内のみならず国外からもボランティアが参加して作業に当たっているそうなので(私達が見学した際にはセルビアからのボランティアが参加中でした)、もし考古学に関心がある方はボスニアの大発見(?)に参加してみるというのもよいかもしれませんね。
また余談ですが、ヴィソコを訪れた際にはおみやげにピラミッド型の貯金箱を購入されるのをお忘れなく(笑)<アドバイス>登山途中にも売店がありますが、かなり歩くのでお水を持参される事をオススメします。ピラミッドの詳細を知りたい方はウェブサイトへどうぞ(英語版有り)

http://www.piramidasunca.ba/
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Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

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なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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