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2012-01

捨て子?隠し子?この子どこの子?~犬のおまわりさん・リキ巡査の事件簿~ - 2012.01.20 Fri

以前「ご提案します!寒気も盗人も入る気が失せる家(?)」でも紹介した通り、我が家の警備を担当するのは、もうじき13歳になる愛犬・リキ。
(あくまで彼の判断で)不審と思わしき人物には容赦なく吼えまくる、という事で近所中にその名を轟かせているものの、その一方で気立てがよい事も知られているのか、時折途方に暮れた(?)迷い犬が立ち寄ったりと、その存在はさながら「犬のおまわりさん」といったところでしょうか。

今日も我が家と困った犬達の為に任務を果たすリキ巡査ですが、昨年末のある夜、彼自身が一騒動起こす事に。

夜帰宅したオットが派出所、いや、犬小屋の前に夕飯を置いたところ、リキに続いて、見知らぬ子犬がそろそろと出てきたというではないですか!!

オットが家に飛び込んでくるや否や、「こ、子犬がいる~!」と叫ぶのを半ば寝ぼけマナコで耳にした私と息子。
子犬?リキはオス犬なんだから、子犬なんて産むわけないじゃん?
え、それとも、脱走した時に出来た隠し子発覚??

・・・というか、冷静に考えたら、別にリキの子とは限らないんじゃ・・・・?

とにかく、子犬がいる、という、全く予想外の展開に、色んな想像が頭をよぎったわけですが、とにもかくにもその子犬とやらを見に行く事に。
確かに茶色くて小さい子犬がリキの後ろに隠れてるのが見えるんですが、なんせ向こうも警戒してるし、リキも「お前はとにかく家に入ってなさい」とでもいうように、頭で子犬の体をそっと押してたり。
そんな訳で子犬の存在をじっくり確認する事もできず、半ば狐につままれたような気分で再び布団の中へ。

そして翌朝、あの子犬はどうしたのやら、と目覚め一番に確かめにいったところ


IMG_0370-1.jpg

あ、リキ巡査と一緒に就寝中です。お尻の横っちょ辺りにちょこんとうずくまっております。
ここだけの話、リキ巡査はイビキがかなり凄いんですが(笑)、それがわかってお尻の方に移動したのか、ちゃんと眠れたようです。

IMG_0425-1.jpg


あ、噂の子犬が目を覚ましました!どうやらリキには似ていないようです(だからリキの子どもじゃないっての!)
どうやら様子から察するに、この子犬、迷子の子猫ちゃん、ならぬ迷子の子犬ちゃんの模様です。
犬のおまわりさん、もとい、リキも困って一緒にワンワン鳴いているわけに行かないので、この日の朝一番の任務は子犬がどうやって我が家の敷地内に入り込んだのか、その足跡を辿る現場検証に。

IMG_0414.jpg

子犬が自ら当時の状況を再現してくれたわけですが、門の隙間から入り込んで来たというのは以前にも例があったので想像はしていたものの、この門の前には木戸があって、そちらをどうやってクリアしたのか全く検討つかず。
木戸は大抵閉まったままになっているから、誰かが木戸の内側に子犬を入れたか、もしくは木戸の近くに子犬が潜れる程の隙間があってそこから入り込んだのか・・これが全く謎のまま。(何故かこの真相に関しては黙秘を続ける子犬・・)

実はこの子犬が我が家に舞い込んできたのは、聖ニコラ(ニコラウス→サンタクロースのモデルと言われる聖人)と呼ばれる聖人の日の前夜でして、子ども達にとっては聖ニコラ(の代理を務める両親)からプレゼントをもらえる日でもあります。
こりゃ、我が家には子犬がプレゼントとして自分からやって来たのか?
まあ、どこかのお宅から脱走した可能性も拭えないので、とりあえず「保護」という形で面倒を見ることにしたのですが、聖ニコラにちなんで、ニコラの愛称であるニーノという名前で呼ぶ事に。

名前で呼ぶようになると更に愛着が湧いてくるってものですが、もしかすると本来の飼い主が名乗りでるかもしれないし、何よりまずリキとの相性もしばらく見守らないといけないわけで、可愛がりつつも必要以上に情が移らないように、と思うのですが、

IMG_0354-1.jpg

窓を開けた時にこーんな顔で見つめられたり



出先から戻ってきたときにこーんな顔で待ち構えられていたら

もう我慢できん!お前はうちの子だ!!

と、声高らかに宣言してしまうわけです♪
(勿論、飼い主が一向に名乗り出ないという事もあるのですが)

ちなみに、ボスニアの犬事情ですが、野犬の数は半端なく多いのが現状。
先日サラエボで10匹位の野犬が一列に並んで向かい側から歩いているのを見て卒倒しそうになりましたが、野犬に襲われてケガをする事件も後を絶たないようですし、逆に野犬が心ない人間から虐待される、という犬と人間の双方に不幸な出来事が起きているのが現状です。

IMG_0347-1.jpg

と、このような経過で、思いがけなく我が家のメンバーが増える事になりましたが、子犬、もとい、ニーノのの同居人となる肝心のリキ巡査はニーノと寝食を共にし・・というより、たまにニーノに家を占拠され、リキは外に寝ている事も(汗)
ご飯を食べる時にも、リキの分にも手をつけるニーノを一歩引いて見守る、という、なんだかヤンチャな孫を「やれやれ、しょうがない子だね~」と見守るおじいちゃんのような雰囲気すら醸し出していたり・・
時には写真のように仲良く、行き倒れになっているスポンジボブにちょっかいだしてみたり・・(笑)

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しかし、巡査として真面目にパトロールに励んでいる時は別の顔。
公私の区別が付かず、ニーノがはしゃいでリキ巡査の尻尾にまとわり付く時には



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こりゃ~、ワシは真面目に仕事をしているのだ~!!
これ以上まとわり付かれたら仕事にならんのだ~!!とはっきり意思表示。

ninojunosko.jpg

よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ、この3つに、最近はよく吼えるが加わり、ニーノはすくすく順調に成長中。
迷いこんできてから一ヶ月程になりますが、来た頃の2倍位の大きさになったような・・
お気づきの通り、当初は目立っていた黒ブチ眼鏡上の模様も、下からどんどん薄い色の毛が生えてきているせいか、段々薄くなってきて、今ではM字型の眉毛みたいな部分だけが残っています。
ん、このM字眉毛、よく考えたら誰かの眉毛にそっくりかも・・・
派出所でM字型眉毛といえば、まず頭に浮かぶのが、漫画「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」の主人公・両さん。
ニーノも徐々にリキ巡査の指導を受けて、我が家の警備を担う後継者として育っていく事と思いますが、どうか両さんのように破天荒な事し放題にはなりませんように・・(^^;)

ただ穏やかに・・ - 2012.01.16 Mon

Nova Godina

2012年最初の月も、既に半分を過ぎてしまいました。

正月に私の実家へ電話した際、オットがつぶやいた一言
「昨年は、本当に大変な年でした」
特に3月の震災以降、この一言で全てが集約されてしまうような時間が圧倒的に多かった年でした。

だからこそ、今年は、この変動めまぐるしい世の中にあっても、ただ穏やかに時を過ごす事ができればよい。
まずは、それだけを願っています。

この年末年始は例年通りの慌しさに加え、家族の中に思いがけない変化が生まれ(あ、妊娠とかじゃないです・・>笑)、これまでより一層賑やかに過ごしております。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。

  「(新)ボスニアのかけら」管理人 mic'o(みーちょ)

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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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