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2010-04

気が付けば 長い付き合い - 2010.04.24 Sat

ある日の午後、門の前に現れた一人の男性。
ニコニコしながら挨拶しているのだけど、誰なのか思い出せないまま挨拶を返したところ

「私だよ。D警察外国人課の○○だよ」

あ~、お久しぶりです~!!久々にお宅訪問ですか?

地元の警察ではヴィザ等の滞在書類を発給できない事から隣の市の警察がデルベンタを含めた周辺地域を管轄していて、以前は毎年のように所在確認がてら訪問に回ってきてたのだけど、永住権(国籍ではない)が出た事もあるのか
ここ数年は担当者の訪問もないし、こちらから外国人課に出向いたのも昨年私の日本パスポート切り替えに伴う永住権ステッカーの張替え手続きが最後。
でも、今回我が家を訪れた担当者の方とはもうかれこれ10年近い付き合いになるな~、と改めて自分のボスニア滞在暦を振り返ってみたりするわけです。

で、この担当者の方が今回我が家を訪れた理由というのが

「外国人IDが昨年失効しているけど、まだ切り替えてないでしょう?」

という確認だったんですが、あの、私、IDなら昨年の失効前に手続きして新しいID貰ってますけど?
しかも、いつもの如く

現地人IDの5倍も料金払ってね(しかも有効期限は現地人の半分)

という愚痴は勿論言葉に出さすにグッと飲み込んで、

「ああ、ちゃんと期日内に新ID申請してますよ~」

と、現物を見せたところ、地域の外国人情報を記録していると思われるノートに私の新しいID番号を控え

「後でIDのコピーを警察の方まで送ってもらえるかな?もし時間がないようだったら、警察方面に来る人に代理で持ってきてもらってもいいし」

と必要な事を伝えると、また爽やかな笑顔を残して去っていきました。

私がこの土地で「外国人」として生きて行く限り、滞在書類を更新する事はこの先も続いて行くわけですが、すべき事だけをきっちりこなしてくれる担当者に当たって本当に助かるな~と思うわけです。
逆にお茶の一杯位飲んでいってもらう時間がなかったのが惜しまれます。

そうそう、IDカードといえばこちらは地元の警察でも申請できるんですけど、IDに印刷される写真は申請の際に撮影してもらうんですね。それで予め写真が撮られてもいいような格好をして(って、いつもはどんな格好?>汗)申請に出向いたわけなんですが、申請を受理してくれた担当のおばちゃんが一言

「あら、前回と同じ写真のままでいいんじゃない?」

というわけで、5年前に撮影された前回のIDの写真をそのまま使いまわす事となりました(!)
失効するIDと新しいIDの写真が一緒なので、古いIDにパンチを入れて無効にする際、誤って新しいIDの方にパンチ入れられたらどうしよう・・と担当のおばちゃんの手元に視線を集中させてしまいました。
今のところは5年前の写真でも余り違和感ないですけど、失効する頃に「あれ、これ本当に本人の写真~?」といぶかしがられないよう、アンチエイジングに努めないと・・・(汗)




日本人の 証明(?) - 2010.04.24 Sat

ちょっと前の話になりますが、レストランで開かれた知人の○回目の誕生日会にお呼ばれしてきました。
普段は自宅で祝うのですが、今回はキリのいい年齢という事でちょっと大規模なパーティーを催す事になったようでして、親戚や付き合いの長い知人等総勢40人程が招かれました。

ホストである知人にお誕生日のお祝いを述べた後にはそれぞれ席に座り、目の前に並べられた料理をセルフでとりわけながら近くの席の人と談笑するというスタイルだったのですが、宴も佳境に入りバースデイケーキが登場。
すると、ケーキを囲んでみんなで記念撮影、という流れになるのですが、この宴に出席した約40名中、カメラを持参したのは、なんと

私、1人


今時ボスニアでも何かのイベントといえばあちこちでデジカメ撮影する姿が見かけられるわけですが、この時は見事に誰もデジカメを手にしていなかったのです。
かくいう私も普段使っているデジカメの乾電池が切れていた為、息子が生まれた時に購入したデジカメを持参していまして、こっそりひっそり(?)と宴の様子を撮影しようと思っていたのですが、何せこれが会場唯一のカメラだっていうんで思い切り脚光を浴びる事になってしまいました。
まあ、ゲストの皆さん、「カメラは誰かしら持ってくるだろう」という考えがあったのと同時に、カメラ付きの携帯を所持してる人もかなりいらっしゃるので、余り出かけにカメラを持参するという概念がないのかもしれません。
(現に息子の参観日では皆携帯で写真を取っていて、デジカメ出してたのは私だけだったという次第・・)

今回の主役であった知人の方は唯一私がカメラを持参していた事に感謝してくれ
「Mic'oがカメラ持ってきてくれて本当助かったわ~。やっぱりこういうところが日本人って感じよね~」
とお褒め(?)の言葉を頂きました。

昨今は日本人に限らず、色んな民族の人がカメラを片手に歩いてますが、やっぱりイメージ的には「カメラ持たずして日本人にあらず」なのかな?
日本人いるところにカメラあり、そしてMic'oいるところにカメラあり
恐らくこの先、こういったイベントの度にカメラマンとして重宝される事決定です(笑)




こちらでは年の数だけロウソクをたてるのではなく、数字をかたどったロウソクを立てるのが基本です。
でも、「7」の文字、反対になってますよ?(笑)

職人(修行中)の技・イースターエッグ編 - 2010.04.08 Thu

今年はローマカトリックとセルビア正教のカトリックが同じ日に重なりましたが、いつもは微妙に閑散としている子の街もイースター前後は休暇を利用して国内外から帰省した人々で賑わいを取り戻していました。
私達の知人はイースターの混雑を避けるかのように少し早めに遊びに来ていた人が多かったですが、奥さんの実家がこちらにあるのに何故か我が家を定宿にしているオットの幼馴染が泊まりにやって来たりと、束の間の再会を楽しみました。
休暇といえば、昨年はイースター前の1週間が春休みだった我が子の学校、何故か今年はイースター後の1週間が休みとなりました。休暇を利用してちょっと用事を済ませる予定だったのですが、休みのスケジュール変更で急遽こちらの予定も延期する事に・・・


イースター休みの日程は変わっても、毎年変わらず行うのがイースターエッグ作りです。
イースターエッグに関するTVの街頭インタビューでは
「うちでは30個茹でるわよ」
「我が家では40個よ!」
といった回答が出ていましたが、我が家で今年茹でたのは

15個

え、インタビューに答えた人達の半数にも満たないんじゃん・・・と呆れた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところは親戚の子ども全員に配ってもこの数で丁度いい位です。近所の人も周囲に余りイースターエッグを配る子どもがいないので15個か20個茹でればいいかな~と言ってましたし、多めに茹でる人は子ども1人につき2~3個のイースターエッグを配る計算をしているのかもしれません。
我が息子も訪問先1件あたり平均2個のイースターエッグを頂いてくるわけなんですけど、実際そんなに貰ってきても
食べきれないわけです。当の息子はゆで卵が苦手だし、オットも私もコレステロールを考えたら1日2個が限度。
という事で我が家の番犬・リキまで総動員してようやく消費できるか・・というところです。

現在既にイースターエッグも賞味期限を過ぎ、周囲でもその扱いに困っている頃と思われますが、以下の文章はイースター前に時間を戻して読んでいただければ幸いです。

===========================

イースターエッグがなければイースターじゃない!というわけで、タマゴを茹でる作業に入ります。
毎年恒例、玉ねぎの皮を使ってタマゴに色づけします。




タマゴが茹で上がる間に、ボスニア・匠の一品を紹介。

DSC06200.jpg

首都・サラエボから約30km程に位置するクレシェボ(Kreševo)の工芸品として有名なタマゴ細工。
以前、あるお仕事でクレシェボを訪れた際に、お土産として馬の蹄のモチーフが細工されたタマゴを頂いた事があったのですが、不注意から割ってしまう羽目に。
それから数年後、ピラミッドで一時期脚光を浴びた(浴び続けている?!)街・ヴィソコの観光案内所に、近郊の名産品として販売されているのを発見。今度こそは割らないように大事に大事に持ち帰り、これまた大事に保管していたところ紹介するまでに2年近く引き出しに眠ったままの状態になっておりました(汗)

DSC06197.jpg

今年のイースターにやっと日の目を見る事になったタマゴ。
3種類販売されていましたが、ご当地タマゴ(?)という事でピラミッドをモチーフにしたタマゴをチョイスしました。クレシェボはピラミッドと関係ないですが、日本で何かというと見かける「ご当地○○」みたいですね。
ちなみに箱にはこのタマゴを製作した職人さんの名前と電話番号が記載されているので、オリジナルのモチーフを細工したタマゴを作って欲しい人は私まで御連絡下さい。(といっても、電話番号と職人さんの名前を教えてあげる事しかできませんけど・・)


DSC06202.jpg

それにしてもこうしてタマゴに穴を開ける事自体至難の業なのに、細工をするなんてどれだけ修行したらできるようになるんでしょうか?

DSC06198.jpg

実は今回写真を取るにあたり気が付いたのですが、ピラミッドの裏面には馬の蹄のモチーフもありました。
本来はこの細工が基本みたいです。(以前頂いたタマゴ細工のモチーフも馬の蹄でした)


DSC06204.jpg

ボスニアの匠の技を紹介している間に、イースターエッグ職人修行中である私の作品も茹で上がったようです。
昨年はタマゴ力士オンリーでしたが、今年は力士バージョンに数種類のバリエーションを加えました。

DSC06205.jpg

昨年はタマゴ相撲イースター場所を前に恐れをなして脱走を図った我が家のタマゴ力士達でしたが、今年は引き取られた先で果敢に他のイースターエッグとの戦いに挑んだのでしょうか?
ちなみに我が家に残されたタマゴ力士は初戦で敗退いたしました・・来年は更なるパワーアップを期待したいものです。

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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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