topimage

2009-10

例えば、こんな落書きとか・・ - 2009.10.31 Sat

前回に続き「落書き」のお話ですが、意外な所が落書きのスペースとして活用されています。

例えば、こんなところ

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もしくは、こんなところ
 
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あるいは、こんなところ



子どもにとっては、自分の体のパーツでさえ素敵なキャンバスなのです(笑)

どっちの間違いでショー - 2009.10.29 Thu

先日発行されたローカル新聞の片隅に、壁に落書きされた公共施設の写真が掲載されていました。
ああ、落書きね~でスルーしそうになったものの、ある一点に視線が釘付けに。
落書きはパッと見「Hrvatska」=クロアチアに見えますけど、よーく見ると

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HRVAT「C」KA

となると「C」を巡って2つの疑問が生じます

①Hrvatskaは日本語綴りだとフルヴァツカと発音するが、通常「ツ」に当たる発音に当てられるのは「TS」ではなく「C」の文字。
なのでこの落書きをした人物はクロアチア語話者であるものの、うっかりフルヴァツカの「ツ」の部分を「ts」ではなく「C」とミススペリングしてしまった(だったらTもいらないはずだけど・・)

②セルビア人はキリル文字を使用することが多いが、キリル文字で「S」は「C」と綴る。
この落書きをした人物はセルビア語話者であるが、ラテン文字で書いてみたものの、うっかりラテン文字の「S」とキリル文字の「C」を混同して綴ってしまった

結婚式という重要な儀式の際にサインをキリル文字で始めてラテン文字で締めた過去のある私(過去ブログを参照)に言われたくないとは思いますが、どっちにしても、間違いですね。
新聞読んでいた息子が「どっちにしても英語にしたらクロアチア(Croatia)だよ~」って突っ込みいれながら新聞記事に訂正(?)入れてました。(ま、壁に落書きするよりはいいですけど・・)

何処の誰の人物の仕業かはともかく、落書きという行為だけでも十分恥ずかしいのに更にスペルまで間違っているとは恥の上塗りですな。(横に名前書き残さなかったのが不幸中の幸い?)
といいつつ、急激に漢字に関する記憶力が薄れつつある私も、日本語の知識がある外国人の方に間違いを指摘されないよう十分気をつけたいと思う次第です(汗)

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私が10年以上愛用している「英・セルボクロアチア語(と呼ばれなくなって久しいですが・・)辞書」
記憶が怪しいスペルはちゃんと辞書で調べまショー!!

お当番です! - 2009.10.28 Wed

昨日(27日)はバニャルーカ大震災40周年追悼行事に加え、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷におけるカラジッチ被告初公判(本人不在)、そして同法廷で懲役11年の刑に処されたものの受刑期間3分の2で釈放されたプラブシッチ女史がセルビア・ベオグラードに到着、といった話題満載の1日でした。
このような時事問題を含め、様々な話に華を咲かせるのが朝の30分程のコーヒータイム。

朝の一時を近所のおばあちゃん達と過ごすようになって3年程になりますが、これまでは集合場所になっている御宅のおばあちゃんがコーヒーも沸かしてくれていたものの、今年半ばからメンバーが1人増えた事のを機にメンバーが交代でコーヒーを沸かすようになりました。
これまでも飲み逃げ(?)していたわけでなく、折をみてお茶菓子やコーヒーの粉を差し入れするなどしてきたわけですが、コーヒーを沸かすだけでなく、沸かす為に使う道具やカップを洗ったりという作業もありますし、特に話し合ったわけでなく自然の流れで労働力も折半しようという事になったわけです。

勿論私にも週に1-2度の割合でお当番が廻ってくるのですが、カップに関しては我が家から運ぶのはちょっと大変という事もありおばあちゃん達が免除してくれてます。
なので、私の任務はコーヒー沸かしと沸かすのに使うジェズバという器具を洗うのみ。
お茶菓子は自分が前回差し入れしたものが品切れになりそうな頃を見計らって新しいものを持っていくようにしています。

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ボスニアでもスティックタイプのインスタントコーヒーが飲まれる事が多くなりましたが、一般的に家庭で親しまれるコーヒーはやっぱりトルココーヒーです。沸騰した時に出来るコーヒーの泡。この泡(カイマック)をまずカップに入れ、その後にコーヒーの上澄み液を注ぎます。
ボスニアのコーヒーはやや濃い目らしく、私の周辺では1人あたりティースプーン2杯位のコーヒー粉を入れます。お湯を沸かす際に予め入れるお砂糖はお好みで。

私が教えてもらったコーヒーの淹れ方は以下の通りです。

1.カップ分の水と好みの量の砂糖を入れてお湯を沸かす
2.水が沸騰したら火から下ろしてティースプーン2杯分のコーヒー×人数分を入れ、表面に泡が立つまで再度沸騰させる。
3. 泡が立ったら火から下ろし、まずカップに泡を入れてから液体の部分を注ぐ

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コーヒー沸かしに欠かせない、わてらジェズバ三人娘~♪
ブログ管理人が来る前からこの家で活躍しております~♪
というわけで、かなり年季入ってますが、まだまだ現役でコーヒー沸かしております。
1~2人用、3~5人用、6~8人用と用途が別れてます。
日本からのお客様にもトルココーヒーを気に入られてコーヒーの粉などをお土産にされる方がいらっしゃるのですが、日本だとジェズバに似た鍋ってあるようでないんですよね~。なので、コーヒーと合わせてジェズバも購入される事をお勧めします。
ジェズバには土産用に細工をこらしたもありますが、家庭で使用されているタイプのジェズバを購入されるとコーヒーだけでなく、ちょっとお湯やミルクなどを沸かす時にも便利ですよ☆中型サイズだと日本円にして500円前後で入手できると思いますし、スーパーなどで簡単に見つけることができます。
逆にコーヒーの粉は日本のコーヒー豆専門店などでも「フレンチロースト&極粗びきで」とお願いすればトルココーヒー用に使う粉を入手する事ができます。
(現地では200gパックを150円位から購入する事ができますが、特に厳選したコーヒー豆を使っている感じではないようです>汗)
時代の流れを反映してか、最近は隣国・クロアチアのフランク社などでもカフェインレスのコーヒーが販売されています。

トルココーヒーの薀蓄からお当番の話に戻しますが、沸かしたてコーヒーが入ったジェズバを片手に歩いていると朝の新鮮な空気にコーヒーの香ばしい匂いが漂い、近所で建築や作業をしている職人さん達が仕事に集中できないのではないかと余計な心配をしてしまいます。
というのも、地域柄なのかは分かりませんが、近所で職人さん達が作業をしている場合にはそれが自分の家に関係する作業であるないに関わらず、コーヒーや飲み物を振舞うという習慣があるのです。
コーヒー飲み友達のおばあちゃん達も機会を見計らっては職人さん達にコーヒーを沸かしたりしているみたいですが、我が家ではコーヒーではなくビールやラキヤ(アルコールの強い蒸留酒)を振舞う事が多いです。(私が、ではなくオットが作業状況を見に行きがてら持っていく事が大半)

突然どこから沸いてきたのか分からないチビの東洋人が「コーヒー飲みますか~」と声を掛けてもなんだしな~、と思うのと、おばあちゃん達が率先してコーヒーを淹れているのでそれに甘えさせてもらっている状況ですが、時が経ち私がこの近所の主(?)と化す日が来たとしたら、きっとコーヒー当番の役割を引き継ぐ事になるのかもしれませんね。
それまではしっかり朝の当番を務めて、職人さん達にも「お~、あの東洋人が運んでいるコーヒー、いい匂いがするから飲んでみたいぞ~」と思われるよう、今から「東洋人=うまいコーヒー」というイメージの刷り込みに励みたいと思います(笑)




時計が刻む地震の記憶~バニャルーカ大震災から40年~ - 2009.10.27 Tue

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ボスニア・スルプスカ共和国最大の都市であるバニャ・ルーカの中心、クライナ広場には何時訪れても同じ時を指している時計があります。
時計を見上げる度に、「ああ、また止まったままだよ。人が沢山集まる場所なんだからいい加減修理すればいいのに」と半ば呆れていたのですが、数年前に仕事で現地ガイドの方と街を散策していた際にこの疑問をぶつけたところ、思わぬ答えが返ってきました。

「ああ、これはね、故障して止まっているわけじゃなくて、地震の記憶なんだよ」

そう、バニャ・ルーカは1969年に大地震に見舞われ、甚大な被害をこうむっているのです。
欧州といえば地震が少ない土地というイメージではないかと思いますし、実際に日本と比べたら地震を経験する機会も稀ですが、旧ユーゴではバニャ・ルーカの他にもマケドニア・スコピエ(1963年/震災後の都市計画に丹下健三氏が携わった事で知られる)、1979年のモンテネグロ・コトル(1979年/後にユネスコ世界遺産に登録)でも大地震が発生しています。

サイト「Banjaluka live」に紹介されていた記事によると、地震は2日間に渡ってバニャルーカの街を襲い、10月26日午後4時36分に強い揺れが観測されてから夜通し続いた地震ですが、翌10月27日9時11分には震度8.5(メルカリ震度)、マグニチュード6.6を観測する揺れが襲い、市内に甚大な人的及び建物被害をもたらしました。
(今日近所の人の話を聞いたところによると、バニャ・ルーカから約80km離れたこの街でもかなりの揺れを感じたそうです)

そして、この運命の時間から、クライナ広場の時計は時を刻むことなく今に至ります。

尚、当時の被害は全体で死者15名、重傷者1117名、86000棟の住居が全壊、その他にも多数の学校や公共施設も損害をうけました。
この地震から丸40年になる今年、バニャルーカ市では国内外の専門家を招き国際地震工学会議が開催されています。(Međunarodna konferencija o zemljotresnom inžinjerstvu  開催期間 10月26-28日)

地震当時に比べ人口も約3倍に増え、内戦後はスルプスカ共和国側の中心都市、並びにボスニア国内でも主要都市の1つに数えられる程の発展を遂げたバニャ・ルーカ。
例の時計も本来の時を知らせる役割は果たせなくとも、この街の悲劇、そして復興の目撃者として広場の片隅に存在し続ける事でしょう。



選ばれたのには訳がある!~50億人目&60億人目のベビー~ - 2009.10.25 Sun

現在、推定で約68億人が地球上で生活しているといわれていますが、1年で8千万の人口増加があるそうなので世界人口が70億人に達するのもそう遠い未来ではないのかもしれません。

ところで、世界で50億人目、そして60億人目に認定された赤ちゃんが共に旧ユーゴで誕生している事をご存知でしょうか?

http://www.joicfp.or.jp/jpn/question/index.shtml

50億人目に認定された赤ちゃんマテイ ガスパル君は1987年。当時はまだユーゴスラビアを構成する共和国の1つであったクロアチア・ザグレブの病院で誕生しました。
50億人目の赤ちゃんが生まれる地をクロアチアに決定した理由は、その年ザグレブでユニバーシアード大会が行われた事に関係するようです。

50億人目の赤ちゃん誕生を伝える当時のニューヨークタイムズ紙記事(英語)
http://www.nytimes.com/1987/07/12/world/and-baby-makes-five-billion-un-hails-a-yugoslav-infant.html

そして、マテイ君が生を受けてから12年後の1999年、ボスニア・サラエボにて、60億人目の赤ちゃんとなるアドナン・メビッチ君が誕生しました。
こちらは、アナン国連事務総長(当時)が当地を訪問するのに合わせての認定となったようです。
60億人目がボスニアで誕生という話は記憶していますが、アナン事務総長の訪問との関連があった事は今回改めて当時の事を調べているうちに初めて知りました。
アドナンというのはイスラム教徒のポピュラーな男子名なのですが、赤ちゃんの名前はアナン国連事務総長にちなんで付けられたそうです。

http://www.un.org/Pubs/chronicle/1999/issue3/0399p1.htm

この10月12日に60億人目認定から満10年を迎え、当のアドナン君は今どうしているのか?現地メディアではアドナン君の誕生日にあたる10月12日に彼の近況を報告していました。
その報告によると、例年同様誕生日にはサラエボ市関係者の訪問を受けたアドナン君ですが、今年はちょっと心配事を抱えての誕生日となってしまったのは、父親であるヤスミン氏が盲腸で入院生活を送っている為なのです。
この他にも母親も現在無職状態、映画館の暖房炊きである父親の収入とサラエボ市からアドナン君に送られる援助金を足してもボスニアの平均収入に満たない中で生活における不安も大きいようですが、まずは父親が全快して病院から戻ってくる事が家族にとって最も幸せをもたらす事。
そんなわけで10歳の誕生日の願い事はただ1つ、父親が元気に退院して自宅に戻ってくる事だそうです。もう、既にその願いはかなえられたでしょうか?

世界人口50億人目のマテイ君と60億人目のアドナン君、世界から注目を受けた誕生時以上の祝福が人生の節目節目に待ち構えているよう願っています。

丑三つ時の時間泥棒?~冬時間スタート~ - 2009.10.25 Sun

海外で生活するとまず意識する事の1つが時差ではないかと思いますが、ボスニアを含む欧州では今日から、厳密にいえば現地時間今朝2時から日本との時差が7時間から8時間に変更になりました。
この2時というのも、正確にいえば今日「2度目」の午前2時になるのですが、どうして2度も同じ時間が巡ってくるのかといえば、冬時間というのは導入当日の午前3時に時間が1時間戻る事によって始まる為です。
昨日までなら午前3時になるところ、冬時間開始と共に再び午前2時に逆戻りするという事でして、ゆえに今日は時計の針が午前2時を二度指したというわけなのです。

例えば、夜11時に就寝し午前7時に起床したとすると、通常なら8時間睡眠のところ、今朝は時間が一時間戻った(増えた)為に9時間睡眠、とちょっと得をした事になります。
逆にサマータイム導入の日は午前2時が一気に午前3時に切り替わる為に、毎年この「失われた一時間」の行方が気になったりして・・
今日の記事のタイトルを「丑三つ時の時間泥棒」としましたが、時間を奪われるのはむしろこのサマータイムが始まる時ですね。

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ローカル新聞にも「一時間夢が長く(なります)」と書いてあります。

冬時間に切り替わるのは10月の最終日曜な事もあり大半の人々にとって「24日じゃ早過ぎない?」という感覚だったみたいで、昨日訪問した知人宅でもちょっと混乱していた様子。でも、次の日曜日が来月1日である事を確認すると、「あら、じゃあもう時計の針もずらしておかないとね」と前夜の内から準備態勢に入っていました。
我が家では息子が翌朝空手の試合に行く事になっており、集合時間を間違えないよう寝る前に時計をしっかり確認して就寝。
夏時間に移行する時の話ですが、うっかり時計の設定を間違えてあやうくサッカーの練習すっぽかすところでしたからね。(しかも、TVで時間確かめたのに、往生際悪く「TVの時間が一時間ずれてんじゃない?」などとすっとぼけてた人までいたし・・)

問題なく冬時間に移行を済ませた後は、TVの放送時間にも気をつけなければなりません。
TVといっても、ここで注目すべきなのは現地のチャンネルではなく、日本語のTV放送。
JSTVという欧州やアフリカ、中東向けに日本語番組を放送している衛星チャンネルがあるのですが、このチャンネルに加入していなくても一日に数時間NHKの国際放送を受信することができます。
無料で受信できるのは主にニュース番組が中心ですが、日本時間に合わせて放送している為、これまで現地時間の昼12時に放映されていた夜7時のニュースは、時差が1時間増えるのに伴いこれまでより1時間早く現地時間の午前11時より放送される事になります。
夏時間期間中は夜中の12時に放送されていた為居眠り半分で観ていた朝7時のニュースですが、冬時間帯には夜11時から観る事ができるのが助かりますね。

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そうそう、冬時間の訪れと共に飛行機のスケジュールも若干変わりますが、サラエボ空港発着の冬スケジュールの有効期限、時間が大幅に逆戻りしてますよ~!!(28.03.10となるべきところが28.03.09と過去に戻ってます)
まあ、これは時間を戻し間違えたんではなく、単なるタイプミスですけど・・・

強烈ショットよりボテボテの一発に凹む時 - 2009.10.24 Sat

ここ最近我が家近辺ではよく停電が起きます。
近所で進んでいる家屋建築に伴っての電線工事が原因らしいのですが、停電予告は全くなし。しかも停電するのは9:00AM~2:00PMの間という、主婦にとっては家事のゴールデンタイムに当たる時間帯。
5時間連続停電の時もあれば、その中の数時間だけの時もあるのですが、ここ数日は午後の1時間のみの停電だった為に調子に乗って朝から洗濯機を回したところ、今日に限って大規模な工事に当たってしまい洗濯機も作業途中でストップ(涙)
まあ、こうなると電気が来るのを大人しく待つしかないわけですが、いらついたところで状況が変化するわけではないですし、水があれば出来る家事をしたり、電気が通っていない事を口実に家事を手抜きしてみたり、といった感じに「なるようになれモード」に切り替えることにしています。
まあ、どうしても済まさなければならない用事があってPCを使用する必要がある時などにはやっぱりイラっときますけど、不可抗力なので仕方ないと割り切るしかないのですよね~。

給水も同様で予告なしに断水する事が度々ありますが(特に夏場)、こちらの場合は突然給水が止まるということは稀で徐々に水圧が低下→断水という過程を経る為、水圧が下がったら水を使う作業にまず優先順位をつけます。この場合の最優先作業は皿洗いと手洗いや飲料等に使う汲み置き水のチェックでして、料理には汲み置きの水もしくはお店で購入した5ℓ入りの水(1.5ℓの水とほぼ値段が一緒!)を使えばよいので慌てて調理する必要はありません。

断水や停電の大半は計画されて実施されているわけではなく、それゆえに対象区域の住民に対しても事前連絡がないものと思われますが、電力会社の方で計画された停電の際には↓の写真のように「停電のお知らせ」が告知されます。

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停電する区域、日時が前もって知らされている為、電気のない不便は感じても前もって心の準備ができるというのはやはり助かります。
そして、停電予定前日の夜は「はいはい、明日は朝9時から11時まで電気無しの生活ね~」としっかり頭にインプットしたはずなのですが・・・

停電当日の朝、事もあろうが目覚めと共に停電の事をすっかり忘れていた私。
メールチェックでもしようとPCを立ち上げネットサーフィンを始めたのですが、ネットサーフィンを始めるや否や、プチッとPCの電源が落ちましたΣ(-0-;)
ふと時計を見ると、時計の針はちょうど9時を回ったところ・・・・orz

予告無しに起こる停電や断水は強烈なシュートみたいなもので、挑まれればこちらも不測の事態を乗り切るか対抗心を刺激されるし、無事にピンチを乗り切ったら充実感を味わう事もできる一方、予告があったにも関わらず停電の時間だというのにPCの電源を入れてしまうという不注意は、本来なら余裕で止められるはずのボテボテシュートをうっかり決められてしまった時の屈辱感に似ています。
(すいません、元・ゴールキーパーだったせいか、どうもこんな思考になってしまいます・・)

そんなわけで、この日はほぼ予定通りに電気が復旧した後も、ある種の敗北感を感じながら過ごす一日となりました。


ボスニアでの10年に渡る生活の中で、生活インフラが一時停止する前(もしくは停止した後)に短期間で何ができるのか、普段何を備えておくべきなのか、を日頃から意識して生活するようになりましたし、以前よりは要領よく行動できるようにはなりましたが、「急な事態にも対応できるようになった」という油断が今回のような「うっかり勘違い」を引き起こしたのかもしれません。今回も停電の予告を記憶していたつもりでも、インプットした情報を意識して生活していなかったという事だと思います。
「備えあれば憂い無し」はともかく、「備えあれど憂う」では折角の備えが意味を成しませんし、過去に得た経験や情報を生かす為には常に状況を意識して生活する事が大事ですね☆

ボスニア外相 来日 - 2009.10.22 Thu

ボスニアの非常任理事国入りが承認された国連総会終了後、アルカライ・ボスニア外相が外務省賓客として日本を公式訪問しました。

3日間の日程で行われた日本訪問ですが、岡田外相との外相会談をはじめ、予定されていた省庁及び貿易や独立行政法人などへの訪問、会談を精力的にこなしたようです。

日・ボスニア・ヘルツェゴビナ外相会談(外務省ホームページ プレスリリース)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/10/1196657_1108.html
(ちなみにアルカライ・ボスニア外相は岡田外相就任後初めて迎えられた外務省賓客とのこと)

また、外相会談の翌日には、ボスニア北東部の街・ウグリェビック(Ugljevik)の火力発電所における「排煙脱硫装置建設計画実施」を目的とした円借款供与(126億3300万円を限度)に関する書簡の交換が2外務大臣間で取り交わされました。
ボスニア支援としては上記に加え、今だ国内各地で継続されている残留地雷除去活動に対して20万ユーロの無償資金協力が実施されるそうです。

ボスニア・ヘルツェゴビナに対する円借款の供与(外務省ホームページ プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/10/1196707_1108.html

緑がなくても白がある!(アンケート付き) - 2009.10.20 Tue

夏の帰省の際、しばしば足を運んだお酒屋さんで大人買いした柚子こしょう。

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チューブ入りの柚子こしょうを見つけたのは初めて、しかも他の店舗では目にした事がなかったので浮かれて次々とカゴに入れたのはいいのですが、「どこでも扱っているから後ででいいや」と油断した挙句、こちらに戻ってから購入忘れに気づいた品が「わさび」でした。
醤油のように現地での日本食生活に甚大な支障をきたす食材ではないですが、あのツンとした風味がときに懐かしくなるわさび。
刺身や寿司にはほぼ縁のないボスニア生活ですが、先日隣街で購入したスモークサーモンを使って1人手巻き寿司(寂し~!!)をした際にちょっとワサビが恋しくなりました。
いくら柚子の風味が大好きでも、酢飯に柚子こしょうはちょっとね・・・
(そもそも私柚子こしょうファン、というより柚子の香りが好きなんですが)


さて、ボスニアに戻って半月余りたった頃、所用で首都・サラエボに滞在する機会に恵まれました。
滞在していたホテルのほぼ向かい側には健康食品等も扱っている小さなスーパーがあるのですが、何か目新しいものがないか色々と眺めていたところ



ああ、私の心の叫びが届いたのか~!!と勘違いを起こしそうになった品が目の前に。
そう、それは紛れもなく日本のS&○社が製造している粉ワサビでした~!!
サラエボでは以前にも粉ワサビを目撃した事はあるものの、日本ブランドの品が陳列してあるのはこの店が初めて。
迷うことなくその緑のボディーを手にとってみると、そこには現実に突き落とされる数字が並んでいました。

お値段 約8KM(約500円)也

日本だと業務用(200g)とほぼ同じ値段ですが、このスーパーで扱っていたのは缶が小さめだったのでおそらく30g入りだと思われます。となると日本で購入するよりも約4倍・・
海外で販売されている日本食材が日本と同じ値段で購入できるわけがないというのは十も承知ですが、背に腹は代えられないという程のものでもなければ

却下

が基本原則です。というわけで、さよなら魅惑のグリーンボディ・・・・

しかし、そんな悲しい決別(?)も束の間の事。
わさびはわさびでも、今は白いわさびに心を奪われております。

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日本ではホースラディッシュと呼ばれているHren。
緑のわさびに比べて辛さがマイルドなものの、肉のローストに添えるなど現地料理にも使えるし、うどんなどのつゆにも案外合う感じ。
それもそのはず、粉わさびってホースラディッシュ(西洋ワサビ)に着色したものだそうですから。
確かにS&○の粉ワサビの原料にも「西洋ワサビ、着色料(クチナシ、紅花黄)」って書いてあります。Hrenには原料にお酢やミルクプロテインなどが使用されているので粉わさびと風味は異なるものの根っこの部分は同じなのですね。
(私が日本で買いそびれたチューブ入りわさびはホースラディッシュではなく本わさびを使用しているそうですけど)



さすがS&○さん、ホースラディッシュも扱ってます。

chips.jpg

最近お気に入りなのはHrenをつけながらポテトチップスを食べる事。
私の中でわさびの存在がすっかり小さくなった感がありますが、次回の帰省の際には何より先に本ワサビなどの薬味をたっぷり添えたざる蕎麦を啜りたい!という気持ちは募る一方です。
(でも、きっと帰省中にはおいしい豚のローストにHrenを添えてガッツリいきたいと思うんだろうな~)

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旅行者に朗報!サラエボ空港から旧市街までのバス運行開始 - 2009.10.18 Sun

New!2016月10月現在情報
一時は廃止になっていたサラエボ空港⇔市内行きのバスですが、このバス路線を求める多くの声に答えるべく今夏から再びCentrotrans Eurolinesが同路線の運行を開始。
詳細は近日中に記事としてまとめますが時刻表は以下でも確認できます。
http://www.centrotrans.com/uimages/odrzavanje/08082016_NEWS_1_BIG.jpg

※2011年10月末にサラエボ空港のインフォで最近の運行状況について確認したところ、空港ー市街地間のバスは「もう運行していない。街までの交通手段はタクシーのみ」と言われてしまいました。
同じインフォで配布しているガイドブック「Sarajevo Navigator」最新号(10月発行分)の「Public Transport」の項には同路線の運行とバスの料金まで掲載されてるのに!ですよ。(そもそも発着便数が少ない&送迎有の空港利用者が多いという理由から同路線利用者が少なくて採算が取れなかったのかもしれませんが・・)
最近廃止されたのか、また復活するのかちょっと不明なので、とりあえずもう暫く記事は削除せずに置いておきます。


これまでサラエボ空港-サラエボ市街地の移動はタクシーが唯一の交通手段でしたが、これまでにも話題に上がっていたサラエボ空港ーバシュチャルシヤ(旧市街)間のバス運行が10月12日よりついにスタートしたようです。

途中ホリデイイン等に立ち寄りながらの運行で所要時間30分。1日各9便づつの運行となります。
経由地は往路と復路で若干異なるようですので、乗車の前によく御確認下さいね。

運行時間は始発がバシュチャルシヤ発5:00am、空港発5:30am、最終がバシュチャルシヤ発10:00pm、空港発10:30pmとなっています。
運行はフライト発着の多い昼間の時間帯に集中しますが、日本からの訪問者が利用する機会の多いオーストリア航空やルフトハンザのフライトが出発(もしくは到着)する時間帯にもバスの運行がありますのでご安心を!
但し、サラエボ市街から空港に向かうバスは3:30pm以降10:00pmまで出ないため、夕方から夜に掛けてのフライトで到着する方のお出迎えに向かう際にはタクシーを使うしかなさそうです。

サラエボ空港-バシュチャルシヤ 時刻表(英語版)
※リンクしていた空港内HPのURLが変更したようなので、サラエボ県観光協会(Tourism association of Sarajevo Canton http://www.sarajevo-tourism.com/eng/transport.wbsp)の情報を抜粋しました(2010年9月)

Route 200E
Bezistan (Zelenih beretki street) - Airport

平日
Bezistan -Airport
11:30, 13:30,15:30,22:30
Airport–Bezistan
12:30, 14:30, 16:30, 21:30, 22:30

土・日

Bezistan– Airport
05:00, 06:00, 10:30, 12:30, 14:30
Airport-Bezistan
5:30, 11:30, 13:30, 15:30

停留所
Baščaršija(バシュチャルシヤ=旧市街),Pozorište(国立劇場), Muzeji(博物館), Holiday Inn, Pofalići, D.Malta, Otoka, RTV , A.Polje, Nedžarići, AVAZ, Airport

料金 6KM(≒3EURO)

今回の路線バス導入により空港で客待ちをしているタクシードライバーの深いため息が聞こえそうですが、これまで移動手段がタクシーしかなかったのが不思議な位ですからね。
でも、独占市場ではなくなったとはいえ、人数や行き先によってはタクシーを使った方が便利&安上がりな時もありますし、この件が利用者側の選択肢が増えたと同時に、タクシーのサービス向上にも繋がるとよいですね。

<追記>
空港Hpにバス料金に関する記述を見つけられなかったのですが、日刊紙「Oslobodjenje」等の情報によると片道運賃は6KM(12月初旬のレートで約400円)との事。タクシーは20KMが相場(荷物が多い場合は数KM増)なので3~4人で移動する際にはタクシーを使った方が便利かも。
ちなみに先日空港を訪れた際には出口を出て右手にEUROLINEのバスが止まっていたので、恐らくこれが空港バスと思われます。一応空港職員等に確認してみて下さい。




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選手に靴磨きを約束した首相は旧ユーゴが誇るイケメンだった?! - 2009.10.18 Sun

先日終了したサッカーW杯欧州予選の結果、旧ユーゴからはボスニアと共に本選行きを掛けてプレイオフに臨むことになったスロベニアですが、プレイオフを突破しW杯出場を決めた暁にはパホル首相が代表選手達のスパイクを磨く約束をしたというニュースを耳にされた方も多いのではないかと思います。

サッカー=スロベニア代表、W杯出場なら首相が靴磨き
http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-11983420091016
※記事内では「ポポル首相」と記述されていますが、外務省サイトなどで確認したところ「パホル首相」が正しい表記となります。

そのパホル首相ですが、先日ウェブサイト「Hottest Head of State」上で発表された「最もホットな国家元首リスト」では選出された172名の中で21位、旧ユーゴ諸国内では最も「イケメン」な首相の称号を与えられました。
以下、旧ユーゴ諸国のみを抜き出したランキングです。
とはいえ、国の威信がかかっているわけではないので気楽にご覧下さい。

1位 パホル首相(スロベニア 総合 21位)
2位 タディッチ大統領(セルビア 総合26位)
3位 ジュカノビッチ大統領(モンテネグロ 総合32位)
4位 セイデュー大統領(コソボ 総合80位)
5位 グルエフスキー首相(マケドニア 総合90位)
6位 シュピリッチ首相(ボスニア・ヘルツェゴビナ 総合115位)
7位 メシッチ大統領(クロアチア 総合131位)

ちなみにランキング総合1位はウクライナのティモシェンコ首相、有名なところではオバマ大統領が15位、ロシアのプーチン首相が18位(髪の分け目が違うと随分と印象が違う事を発見!)、何となくパホル首相と似ていると思ったイタリアのベルルスコーニ首相は数年前に行った美容整形&植毛の甲斐もなく65位という結果でした。

そもそも私がこのランキングの結果を知ったのはクロアチアのTV局で放送していたニュースを観ている時だったんですが、ランキングの名前を失念してしまった為、後でクロアチアのサイトで検索すると7月に同国初の女性首相に就任したヤドランカ・コソル首相の方がもっといいところまで食い込めた事は確実だ、なんてコメントも。

でも、政治家は顔が勝負なのではなく、国民に対して約束した事は勿論有言実行、かつサッと行動に移れるといった決断力をいかにアピールできるか、そこがイケメンとダメンズの分かれ目なのではないかと思います。やっぱりデキル男(もしくは女)かというのは表情にも如実に表れると思うので・・
でも、そう考えると、今のボスニアにはイケメン政治家はいなそうな・・・(涙)

<追記>
この記事を更新した後に↓のニュースを発見

セルビア大統領W杯勝利の祝杯を上げて起訴される
http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/soccer-others/2653613/4770170

イケメンランキングでは旧ユーゴ2位(総合26位)につけたタディッチ・セルビア大統領ですが、勝利の美酒が一転苦いお酒と変わってしまったようで・・しかし、事実を認め、必要に応じて罰金を払うと明言しており、この件に関しては男前な対応ですね。

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国内にポジティブな空気が流れる予感?~生体認証パスポート発給開始&国連非常任理事国入り~ - 2009.10.16 Fri

来年初めからシェンゲン区域(※)旅行に際しビザ免除が予定されているセルビア、マケドニア、モンテネグロから大きな遅れをとった感のあるボスニア・ヘルツェゴビナ。
ビザが免除される為には生体認証パスポートの導入が大きな鍵となるわけですが、ついにこの15日から生体認証パスポートパスポートの申請が開始されました。
まずは25600冊のパスポートが発給、次いで年末までに300,000冊のパスポートが発給される予定ですが、申請初日にはパスポート申請料金が従来の30KMから40KMに変更になった事から多少の混乱が生じた模様です。

生体認証パスポートの発給が実現した事により、ボスニアパスポート保持者にも来年7月、もしくは再来年1月からシェンゲン区域へ旅行する際のビザ免除が現実味を帯びてきました。

※シェンゲン加盟国
英国とアイルランドを除くすべてのEU加盟国と、スイス、ノルウェー、アイスランド

パスポートは通貨同様ボスニア国内ではなく国外で印刷されているそうですが(通貨はオーストリア、パスポートはドイツ)、通貨同様、2つの公用文字が併記されるパスポートの印刷の際にはには先日の5KM紙幣のようなオマヌケなミスがないようにお願いします。

そして、15日に行われた国連総会において、非常任理事国のうち今年末に任期切れの5カ国に代わるメンバーとして、ボスニアを含む5カ国が選出されました。旧ユーゴ諸国としてはクロアチアが現在非常任理事国の一員を務めていますが、クロアチアは年末で2年間の任期を満了するため、新年からはクロアチアがボスニアにバトンタッチする形になります。


国内はまだまだ政治の迷走が続くボスニアですが、国政にもこれらのニュースがポジティブな流れを引き起こしてくれるといいですね。
ビザ免除になり国外に出るのが楽になる事が目指すべき地点ではなく、機会さえあれば国外に出たいと子国民に思わせる国内の閉塞感を打破するのが本来国が目指すべきところなのですから・・

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暴れたくなる気持ちに駆られる時・・・ - 2009.10.14 Wed

ここ最近のブログでフーリガンの愚行を非難する記事を幾つか書きましたが、今日暴れたい気持ち駆られているのは、何を隠そう

です

ええ~、Mic’oさんフーリガ二ズムに反対なんじゃないんですか?とブログ読者の皆様には眉間に皺を寄せられそうですが、その通りです。フーガリ二ズムは断固反対です。
ただ、暴れたいとまではいかなくとも、絶叫したくなる位の気持ちに駆られる位納得できない事もあります。今回、私が暴れたくなる理由もサッカーですが、その怒りの矛先は応援するチームのライバルサポーターではなく、テレビ局。

先日ボスニアがW杯予選プレイオフへの出場権を手に入れた対エストニア戦は、公共放送であるBTV1ではなく、ボスニア各地の民放局の放送ネットワーク「Mreža Plus」が放送権を持っており、同ネットワークに加盟する各放送局でのライブ中継となったのですが、私が住むスルプスカ共和国で放送を担当したのはバニャ・ルーカの「ATV(Alternativna televizija)」
試合当日は放送チャンネルと試合開始時間が通常と異なる事を意識し、時間通りにTVの前に座ったまではよかった、いや前半終了までは何の問題もなく試合観戦する事ができていたのですが、折りしも後半開始は7時のニュースが始まるタイミングと丁度かち合います。
果たしてニュースはハーフタイムの時間帯を使い前倒しで放送されるのか、それとも試合終了後に繰り下げ放送になるのか、とアナウンサーの発言に注目していたところ

「え~、本日のニュースは試合の為5分前倒しでスタートし、通常より短縮して放送いたします」

え、前倒し5分だけ?短縮って、どれだけ短くなってるんですか?!

そして、後半戦が開始した後も延々と続くニュース。
7時のニュースが重要な情報源なのは分かりますが、試合の凄い見所見逃しているような気も・・

気を揉みつつニュースから試合に画面が切り替わるのを待つ事、約20分。
案の上、ボスニア代表の同試合2点目となるイビシェビッチのゴールを目見逃してました(涙)
そして試合終了後、BHT1で中継される際には必ず選手等へのインタビューなどもあるわけなんですが、試合後の歓喜のシーンをちょろっと紹介しただけで中継は終了してしまいました・・

ATV同様この一戦をを中継した各放送局でも同様の放送内容だったのか確認しようと、Mreža Plusネットワーク加盟局の1つであるTV HAYAT(サラエボ)の試合当日番組表を開くと、ニュースはハーフタイム中の6分間を使って放送、そして試合の後はちゃんと放送枠を取ってインタビュー等を放送していたようです。

ええ、ボスニア国内でもスルプスカ共和国のボスニア代表に対する関心は低いですからね。分かります・・・
とはいえ、”チーロ”ブラジェビッチ監督が就任した事で「チーロの為にボスニアを応援する」という声も(少なくとも)周辺では聞こえているので、もう少し何とかならなかったものでしょうか
(後日の新聞で分かった事ですが、試合後にちょっと国民の間に物議を醸し出すシーンがあった事が判明したので、そういう点では試合終了とほぼ同時に放送が終わってよかったのかもしれません。)

ボスニア代表戦の中継のあり方に少々苦言を呈してはみたものの、途中中断があっても試合が観れただけいいんです。
なぜなら、今晩行われるW杯予選最終戦、それも対スペインのホーム戦が、なんと試合中断どころか、試合が視聴できない可能性が高くなってきたのです。

先日の荒れた天気によりどうやら最寄のTV電波受信中継地にもダメージがあった模様で、2日前から本日の試合を中継するBHT1と隣国セルビアの試合を中継するRTRS(スルプスカ共和国ラジオテレビ局)が受信不能に陥りました(涙)
ボスニア戦はともかく、セルビア代表の試合を心待ちにしているサポーターも多いわけで、これは試合時間までにTVが正常に映らない場合、本当に暴れる人続出かも・・・・
まあ、プレイオフ(ボスニア代表)もしくは予選通過(セルビア代表)が先日の試合で確定しており、今日の試合はいわば消化試合なのが救いでしょうか。

暴れたくなる、とはいえ、人間、理性というものを持ち合わせているわけでして、よく考えてみると試合中継を楽しめるのはTVのみならず、という事に気がつくわけです。
ネット中継もあればラジオ中継もあるわけでして、ネットは試合時間帯に回線が重くなるのは分かっている為、想像力を働かせながらラジオで試合経過を追う、というのも時には楽しいものです。きっと・・

セルビアもボスニアも観れないなら、せめてHRT2(クロアチアラジオTV局)で放送するカザフスタン対クロアチアだけでも観戦するか~と思っていたところ、抗議の電話が殺到したのかセルビア代表戦を放送するRTRSの方は映像が復旧。そして、ボスニア代表を放送するBHT1はというと

砂の嵐が吹き荒れております・・・orz(現地時間16:25時点)

私の心にも隙間風が吹いておりますが、ここで暴れる事なく、もしもの時に備えてラジオのチューニングを合わせる事に集中する事にしましょう。(ネットの回線が重くならなければネット視聴します)
最善を望み、最悪に備えよ。これ、ボスニア生活におけるモットーです(汗)


ボスニア代表 新応援歌 Igraj Bosno 


小春日和にゃ時差がある?~Miholjdan~ - 2009.10.14 Wed

9月23日に秋分の日を迎え、暦の上ではすっかり秋ですが、俗に言う小春日和ってどの辺りの時期の暖かい日を指すのか長い事知らずにいたのですが、こちらでは「Miholj dan(ミホリィダン)」が基準になっている事が分かりました。
とはいえ、アバウトに覚えていたので、しっかり記憶に残るようブログに記録しておきましょう。

ミホリィ ダン というのはローマカトリックで大天使(聖)ミカエル(※クロアチアでは聖ミホビル、もしくはミハエロ)の聖人の日にあたる9月29日でして、それ日以降の小春日和をこのミホリィ ダンにちなみ「Miholjsko Ljeto(ミホリィスコ リェト "'リェト”は現地語で"夏"」と呼びます。

クロアチアのウェブサイト上に掲載されていたミホリィ ダン関連の記事には、このミホリィスコ・リェトにまつわる諺が幾つか紹介されていましたが、それによりますとミホリィ ダン直前の天気がよかったり北風が吹いたりすると雪が降る厳しい寒さに、またミホリィ ダンに雨が降るとクリスマスまでは暖かい天気になるようです。


しかし、ここで1つ大事な事を忘れてはいけません!!

ローマ・カトリック、イスラム教、そしてセルビア正教など幾つもの宗教が混在しているボスニア・ヘルツェゴビナ。
ボスニア国内で主にクロアチア人が信仰しているローマ・カトリックでは9月29日のミホリィ ダンですが、同じ国内でも主にセルビア人が信仰しているセルビア正教では10月12日がこのミホリィ ダンに当たるのです。
つまり、小春日和シーズン突入にも時差(?)があるという事ですね。

クリスマスをはじめ、同じキリスト教の祝日でもローマ・カトリックとセルビア正教では祝う日が異なる事はよくありますが、ミホリィ ダンもまた13日違いでやって来ます。
但し、同じミホリィ ダンでもローマカトリックでは大天使ミカエルを祭る日であるのに対し、セルビア正教では聖キリアコス(Sveti Kirijak Otšelnik)を祭る日。
セルビア正教における大天使ミカエル(Sveti Arhengel Mihajlo)の日は11月21日となっています。
とはいえ、私の周辺ではセルビア正教徒の間でも10月12日は聖キリアコスの日というよりもミホリィ ダンと認識している人も多いようです。

ちなみに、 セルビア正教における今年のミホリィ ダンはそれまでの小春日和が幻だったかのように大雨と強い風に見舞われる荒れた一日となった為、上記の諺通りだと今年の冬はクリスマスまで暖冬が続く事になります。
ローマカトリックでは厳しい冬が予想される一方で、セルビア正教では暖冬・・
うう~ん、これはまた両極端な予想となりましたね(汗)
ボスニア国内に限って言えば、ローマカトリック信者が多い南西部(西ヘルツェゴビナ地方)では厳しい寒さになるけど、セルビア正教徒が多い北部から北東部に掛けては暖冬傾向になる、という見方でいいんでしょうか?

ちなみに、セルビア正教におけるミホリィ ダン翌日は小春日和どころか国内各地で降雪や強風に見舞われ、停電などの被害がでる荒れた1日となりました。
となると、やっぱり今年の冬はやっぱり寒さが厳しくなるんでしょうか?(涙)
果たして、どの諺が正しかったのか、この結果は冬の終わりに。

<オマケ>
小春日和の現地語表現には前述したミホリィスコ・リェトの他にBablje Ljeto(老婦人の夏)もあります。各国の表現を調べていくと、ドイツ語やロシア語でも同じく「老婦人」が形容詞になっているようですが、ブルガリアでは「ジプシー(ロマ)の夏」と呼ぶんだとか。世界各国在住(だった)の皆さん、お住まい(だった)地域ではいかがですか?

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揺らすのはゴールネットで十分だ! - 2009.10.12 Mon

10月4日付けのブログ「そして、フィールド外の負の連鎖は続く・・」でお伝えしたシロキ・ブリェグでのサポーター乱闘事件の余波は治まる事なく、サラエボサポーター殺害容疑者の留置所からの脱走、サラエボ、シロキ・ブリェグにおける抗議デモ、そして関連してサラエボ近郊のカトリック教会への投石事件など、この事件の影響はサッカー界に留まらず社会全体に暗い影を落としております。
そんな中ボスニア・サッカー代表は2010W杯予選に臨む為、敵地エストニアへ向かいました。

試合開始前には先の事件で死亡したサラエボサポーター、ヴェドラン・プーリッチの死を悼み両代表選手が1分間の黙祷をささげ、ボスニア代表の選手達は腕に黒の喪章をつけて試合に臨みました。

試合は30分にジェコの先制でボスニアが優位に立ち、64分にはイビシェビッチが追加点を決めたところでグループ2位でプレイオフ進出がほぼ手中に。
このまま崩れる事なく試合終了し、ボスニアサッカー悲願のプレイオフ進出を決めたのでした。
一部のフーリガンによる愚行がボスニア社会を揺らしている最中、相手ゴールネットを揺らしたボスニア代表の2つのゴールには爽快感を感じましたし、また現地スタジアムで声援を送ったボスニア・サポーターのフェアな姿勢にも非常に好感を持ちました。

試合翌日の午後にサラエボ空港へ到着したボスニア代表をサポーター達が熱烈歓迎で待ち受けていたようですが、その空港付近ではアメリカ、EUからの代表者を交えボスニアの将来を左右する話し合いが持たれています。
サッカーの試合結果に国が一喜一憂している状況ではないのも確かですが、でもこんな時だからこそ、暗雲立ち込める国内においてはたった一筋の輝きに過ぎなくても、代表の活躍が明るい光をもたらして欲しいとも思うのです。

尚、予選最終戦は10月14日、これまで9試合全勝のスペインをホームに迎えます。

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一段と帰省しやすくなった!今、ザグレブ発AFとLHのチケットがお得です - 2009.10.12 Mon

先日、お手頃料金の日本発旧ユーゴツアーを紹介しましたが、今回は破格の帰省チケットのお話です。

先程エールフランス(Air France 以下AF)で貯めているマイルのチェックをしようと同航空会社のサイトを閲覧していたところ「Tokyo 476EURO」と表示してあるのを発見。
こういう場合は通常燃油サーチャージや空港税抜きの料金である事が多いのですが、料金下の但し書きに目を通したところそれらの料金が全て含まれているとあるではありませんか!
今夏に帰省したばかりですので勿論近々フライトを利用する予定もないわけですが、購入期限は11月5日までではあるものの、旅行期限(出発期限?)は来年6月末までという事でちょっとシュミレーションしてみたい気持ちに駆られた私。
というわけで、来年帰省するかどうかも分かりませんが(汗)、仮に6月30日にザグレブ発、7月30日に日本発で大人1人、子ども(2-12歳)で仮予約をしてみると

149 EUR(Price) + 326.38 EUR(Taxes) x 1 Adult = 475.38 EUR
149 EUR (Price)+ 318.61 EUR(Taxes) x 1 Child = 467.61 EUR

破格の価格である為かチケット料金自体は大人・子ども同料金ですが(通常、AFの場合の子どもチケットは大人の約70%)、それでも2人で1000EUROを切る金額です。
これまでは1600EURO前後だった事を考えると、一体何がここまで価格を押し下げたのか?
ちなみに大阪発だと大人446.03EUROと東京発より約30EURO更にお得になります。
(マイルは通常の50%付くようです)
詳しくはAFのサイトで御確認下さい。

また、今夏の帰省の際に各航空会社の料金比較で大変お世話になったクロアチアの大手旅行会社「General Turist」のサイトもついでに検索してみたところ、ルフトハンザ(Lufthanza 以下LH)もAFに負けず劣らずお手頃料金でオファーを出しているようだったので、LHのクロアチアサイトに飛び年末年始に帰省する設定で検索したところ以下の結果がでました。

12月10日ザグレブ出発便 /1月7日 日本出発便 利用 (共にフランクフルト経由)

149.00 + 260.08 x 1 Adult = EUR 409.08
100.00 + 252.31 x 1 Child = EUR 352.31
Ticket Service Charge (Total) = EUR 20.00
Total Price for all passengers 781.39= EUR 781.39

え~、こちらは2人で800EURO切ってますよ!!!!!
今しがたAFのチケット料金の激安さに驚愕したばかりですが、LHの料金を見ると「AFももうすこし勉強できるんじゃないの?」と欲が出てきてしまうほどの値段設定です。
こちらは滞在が3ヶ月MAXでAFと比べたら長いですが、General Touristで購入条件をチェックすると今月14日までに発券しないといけないので即決しないと厳しいですね。
でも、仮に一秒で即断しても後で後悔の「こ」の字も出てこない程お得な値段だと思います。

こんなに破格でチケットが出回っているというのは新型インフルによる旅行者減少の影響なのかとも考えましたが、SWISSやオーストリア航空では特に値下げに踏み切っている様子もないですし・・
LHはともかく、AFは息子の学校が休みに入る帰省可能時期に重なっている為、少なからず心が揺れていることは確かですが、早々と予約を入れたはいいけど今年の新型インフルみたいに流行性の病気が突如蔓延して帰国するか否か瀬戸際に立たされたら困りますしね。
(今夏の帰省はチケット購入段階から離日まで本当に新型インフルに振り回されましたわ>怒)

この機会を使って帰省を検討される方がいらっしゃいましたら、新型インフル感染に気をつけつつも楽しい旅を☆

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「アンタ」一体誰なのさ? - 2009.10.09 Fri

今朝、我が家の車の前を通り過ぎようとした際にワイパーに挟まれていたチラシを発見。
裏返すとスポーツ用品の宣伝が印刷されていたのですが、その広告を出していたのは


oktobar 005


ブティック 「あんた」

あ、あんた?!
先日のキリル文字とラテン文字ではないですが、先入観から一文字読み間違えて「?」と首をかしげる事は日常茶飯事なので、もしかして「AntaじゃなくてAnja(アーニャ=女性名)かも」と思い直し見直しても、やっぱりそこに綴られているのは「あんた」
そして、広告のど真ん中にはには隣国・セルビアを代表する女子テニスプレイヤーの1人、イェレナ・ヤンコビッチをモデルにしたと思われる女性のイラストが。

この広告は元々地元のスーパーが発行している事もあり、もしかしてこのスーパーが「あんた」という名のプライベート・ブランドを立ち上げたのかと思いましたが、検索してみると市内外のショップでも扱っているようだし、新しくオープンしたスポーツ用品のチェーン店なのかなと思いきや、実はスーパーのプライベート・ブランドでもチェーン店の名称でもなく、中国のスポーツブランドだったんですね~!!(漢字で書くと「安踏」だそうですが)
綴り通りに発音すると「あんた」ですが、中国読みだと日本の「あんた」とは違ったイントネーションなのでしょうね。ちなみにこちらでも単語を綴り通りに発音するので「アンタ」です

それはそうと、広告にあしらわれたヤンコビッチ似のイラストですがこれはそのまま本人でして、ヤンコビッチはリーボックとの契約が切れた後、「アンタ」社と3年契約(500万ドル)を結び、ウェアとシューズを使用しているそうです。
確かにヤンコビッチが着用しているウェア胸元にはアンタのシンボルマークが光っていますが、ヤンコビッチは先日の東レパンパシフィックオープンの決勝で腕を負傷の為途中棄権(優勝はシャラポア)、そして現在開催中の中国オープンではこのケガが影響したのか早くも2回戦で敗退となりました。

有名ブランドに比べるとまだ発展途上の感がある「アンタ」ブランドですが、グリーンのウェアで登場した全豪オープン一回戦後のヤンコビッチのインタビュー内で同製品に対する感想が述べられています。

WOWWOW TENIS ONLINE (勝利者インタビュー:イェレナ・ヤンコビッチ)
http://www.wowow.co.jp/tennis/australian2009/interview_01.html



我が家から車で2時間程の街・グラディシュカ市にオープンした「アンタ」ショップのCM
日本語のアクセントとはちょっと違うとはいえ、「あんた!」と聞こえる度にイチイチ反応してしまいます(^^;)

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一段と旅立ちやすくなった!ボスニアを含む旧ユーゴへのツアー旅行 - 2009.10.09 Fri

ここ数年はブログ中心の更新になっている為半ば開店休業状態になっているウェブサイト「Prirodna Ljepota」。
その間にサラエボに路線を持つ航空会社にも変動がありましたし、とりあえず旅行関連の情報だけアップデートしておこうかと思ったのですが、本題から外れて(汗)検索している内に駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館の住所が変更になっているようでしたので、とりあえずこちらに記載しておきます。(そしてサイトの更新は更に先延ばし・・いや、近々情報更新しておきます)

ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館(Embassy of Bosnia and Herzegovina in Japan)
〒106-0047 東京都港区南麻布5丁目3番29号 ガーデニアビルディング2階、3階
Tel 03-5422-8231 開館時間 月 - 金 09:00 - 17:00

ところで、つい最近ご一緒させて頂いた日本人の方々から「どうも最近ボスニアやクロアチアを巡る格安のツアーが出ているらしく、その影響なのかなかなかボスニアに来る為の飛行機の予約が取れなかった」という話を伺っていたのですが、ネットサーフィンついでに日本の某大手旅行会社サイトをチェックしてみたところ

「秋限定!クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ3カ国周遊9日間」

と銘打って販売されている格安ツアーを発見しました。
これまでボスニアも旅程に組まれている海外ツアーだと、あくまで私が知っている範囲ですが安くても30万前後位が相場なのかなという感じだったのが、何と上記のツアーの料金は14万9800円~18万8900円!!
この料金に燃油サーチャージと空港使用税が追加されるそうですが、添乗員+旅行期間中の全日程食事付でこの料金はかなり格安といえるのではないかと。
さすがに駆け足周遊担ってしまう事は避けられませんが、世界遺産などの見所ポイントをしっかり押さえた旅行日程となっているようです。
残念ながらボスニアで立ち寄るのはモスタルとネウムだけのようですが、モスタルから隣国・クロアチアのプリトヴィッツェ国立公園へ移動する際にはボスニアの美しい自然を満喫しながら旅路を楽しんで頂けるのではないかと思います。

出発日が11月末まで設定されているこのツアー、特に11月後半はお得な料金設定になっているようですので(既に催行決定済み)、興味がある方は下記のサイトをチェックして見てくださいね。

http://www.hankyu-travel.com/tour/detail_i.php?p_course_id=E772DM&p_hei=10&p_cal=Cal99#caltop

日本でもすっかり人気観光地として定着している感のあるお隣・クロアチアとは観光客の数で及ばないボスニアですが、それでもぼちぼちと注目は高まっているのか、なんと実家のご近所さんが同じようなツアーを利用してボスニアを訪れたという話を聞きビックリ!
かなり旅慣れていらっしゃる方のようですが、「ボスニアは昔の日本みたいにノンビリしてて、人も親切でいいわよ~」と満足されたようですが、こういった評判が徐々に広がる事で訪問者数も伸びていけばよいな~と思います。
こちらのブログ(&サイト)でも「ボスニアって面白そう!一回行ってみたいわ~」と気持ちがウズウズしてくるような話題を提供させて頂ければと思っておりますが、既にボスニアを訪れられた皆さんも是非周囲の方々にボスニアの良さを広めてくださいね☆

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私と5KM紙幣の、墓場まで持って行きたい恥ずかしい過去 - 2009.10.08 Thu

先日の記事で5KM紙幣が今年末で流通停止になるお話をしましたが、この5KM、なんと国の通貨としてあり得ないミスが隠されていたのです。

この国の特殊な状況を反映していつの貨幣単位に2種類の紙幣が発行されているのは先日のブログで言及しましたが、紙幣に印刷されている文字も国の公用文字であるラテン文字キリル文字の両方が使用されています。
それはよいのですが、肝心の5KMを両方の文字で表記した場合
Pet Konvertibilnih maraka (ラテン文字
ПЕТ KОНВЕРТИБИЛНИХ МАРАКА(キリル文字

(※ KMの基本形はコンベルティビルナ マルカ Konvertibilna Marka ですが、現地語独特の格変化の為、数の単位にあわせてそれぞれの単語の末尾が変化しています)

となるところなのですが、紙幣を注意深くみると何故かキリル文字バージョンのスペルが何と言う事かキリル文字の「П」ではなく、ラテン文字の「P」で始まっているという痛恨の印字ミスがあるというではないですか!Σ(-0-;)

イヴォ・アンドリッチがデザインされた1KM紙幣はプリント・エラーが原因で流通されなかったとありましたが、これって、明らかに印字エラーなのに10年以上も回収されることなく流通されてたんですよね・・

この驚愕の事実の詳細は相互リンクしていただいているイエティさんの「恥よさらば」にて紹介されてます。

ところで、私Mic'oにはそんなボスニア中央銀行の失態を笑ってばかりいられない過去がございます。

それは、今から遡る事10年前、そう、私達がこちらの市役所結婚式をした際の話です。
市役所の式は役所の担当者の婚姻に関連する話を聞いて、結婚する本人達と立会人がサインをして終了、という簡素なものなのですが、シンプルとはいえ、新婦であった私には緊張を伴う一仕事が待ち受けていました。

そう、それは結婚後の新しい姓で書類にサインをする、という一見何事もなく終わるかのような作業なのですが、緊張の余りスペルの最初の文字が思い浮かばないのです。
日本語でサインすればいいのに、もしくはラテン文字ならすぐに思いつくのに、慣れないキリル文字サインをしようとする余り、あれ、どうだっけ、どうだっけ?!と役所の人の話も半ばうわの空で記憶を辿る私。(こちらでは主にキリル文字を使いますが、だからといってキリル文字でのサインが義務なわけではありません)
それでも、なんとか隣にいるオットに確認をとって万事オッケー!意気揚々とキリル文字で最初の一文字を書き記したまではよかったのですが、フルネームでサインし終えた後今一度自分のサインを確認すると、そこには何と

最初の一文字はキリル文字だけど、残りの文字は何故かラテン文字だよ~!!!!

どうやら唯一の難関であった最初の文字を書き終えた後は肩の力が抜け、無意識の内に普段使い慣れているラテン文字でスペルを続けてしまったようです orz

あ~あ、公式の書類だというのにやっちゃったよ・・・・

晴れの日の己の失態に呆然と立ちすくむ新婦の姿を見て市役所の担当者が事の次第に気づき

「あ~使う文字混ざっちゃったんですか?大丈夫ですよ。始めの文字と最後の文字が違ってもサインしてある事が重要ですから(^^)」

とフォローして下さいましたが、通訳をつける事は免除してもらったのにこんな基本的なサインの綴りでつまづくなんて全く持って不覚としか言いようがありません。
本来なら感動で一生忘れられない思い出となるはずが、墓場まで持っていきたい失態を演じるという何とも切ない一時として記憶に刻まれる事となってしまいました。

まあ、実際のところ穴があったら入りたいと思う程の恥ずかしさに捕らわれていたのは初々しい新妻の時だけで、今となってはボスニア生活における自虐ネタの1つ位にしか思ってない事も事実です(笑)


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5KM紙幣 今年末で流通終了 - 2009.10.06 Tue

ボスニア各地で使われていたボスニア・マルク、クロアチア・クーナ、セルビア・ディナールに代わって国の共通通貨として1998年から流通が始まったコンベルティビルナ・マルカ(以下KM)。
流通前は「なんだ、KMって?Kuna Muslimanska(イスラム教徒のクーナ)の略なのか?」と冗談を飛ばす人もいましたが、現在は当然ながら皆の財布の中に多からず少なからず(汗)KMが幅を占めています。
(メモ:KMに加え、EUROも小額紙幣を中心に国内の大抵の商店で受け取ってもらう事ができます)

これまでにも各通貨単位の紙幣や硬貨が発行されてきましたが、紙幣とコインの両方で発行されてきた通貨単位の中には既に姿を消したものが数種類あるのですが、今年末をもって5KM紙幣がその役目を終えることが発表になりました。(但し、商業銀行では2010年3月末まで取り扱う予定)

ボスニア中央銀行(Centralna banka Bosne i Hercegovine)からのお知らせ(英語版)
http://www.cbbh.ba/index.php?id=638&lang=en

同じ5KMでも硬貨の方は引き続き流通します。

硬貨の流通ですっかり影が薄くなった1KM紙幣も昨年末をもって流通停止となりました

http://cbbh.ba/index.php?id=576&lang=en

こちらも硬貨の方は引き続き流通します。

現在流通されている通貨及び過去に流通していた通貨は下記のサイトで確認できます。

http://cbbh.ba/index.php?id=19&lang=en(ボスニアヘルツェゴビナ中央銀行 通貨紹介ページ)

流通を終えた紙幣といえば、2003年3月末を持って回収された50フェニング(フェニング=FeningはKMの補助通貨)紙幣を巡って一騒動起きた事を思い出しました。
ボスニアを離れる外国人が空港で慌てて50フェニングを4枚取り出し「ああ、これをどうにかして両替しないと大変だ~」と慌てふためくので、近くにいた現地の人が親切にドイツマルク(当時)と両替してくれたのですが、その4枚の50フェニング紙幣が幾らのドイツマルクに姿を変えたかというと

2ドイツマルク(恐らく当時のレートで150円前後)

そして、現地の人から手渡されたその2ドイツマルクを呆然とした表情で眺める外国人・・・・

KMというのはそもそもドイツマルクと1:1の兌換マルクというわけでして、1KMは100フェニング。
すなわち50×4=200フェニング=2KM=2ドイツという計算になるわけです。
(現在ドイツマルクに代わって流通しているEUROのレートは1EURO=約1.95KMです)

何故、先の外国人がそれ程慌てふためいたかというと、手元に残った紙幣に「50」の数字を見たとたん、それが50「フェニング」ではなく、同じく紙幣が存在する50「KM」だと思いこんでしまったからなのですね(^^;)
確かに50KMだったら掛ける4で200KM(=200ドイツマルク=約15000円)ですから両替せねば!と焦る気持ちも十分理解できます。
今となっては「50」と書かれた紙幣は50KMのみなので、もしボスニア出国前に手元に残っていたらちゃんと両替していかないと損しますよ(笑)
(但し、クロアチア、ハンガリーなどに立ち寄る機会があれば両替所等でコンベルティビルナ・マルカの両替を扱っている場合もあるので御確認下さい)

ちなみにコンベルティビルナマルカはボスニアの複雑な国事情を反映して、ほぼ全ての紙幣に「ボスニア連邦(イスラム教徒及びクロアチア人多数のエンティティー)バージョン」と「スルプスカ共和国(セルビア人多数のエンティティー)バージョン」の2種類が存在します。
とはいえ、片方のエンティティーバージョンの紙幣が他のエンティティーでは通用しないという事はありませんのでご安心下さい。
ちなみに現在における紙幣の最高単位は200KMですが、この紙幣は唯一デザインが一種類でして印刷されているのはノーベル賞作家のイヴォ・アンドリッチです。
「あれ、イヴォ・アンドリッチって昨年末で姿を消した1KM紙幣のスルプスカ共和国バージョンに採用されてなかったっけ?」と再度の起用を不思議に思っていたのですが、ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国中央銀行サイトによると

「プリントエラーにより、セルビア共和国バージョンの1KMは流通される事がなかった」

だそうです。(仮にも国の通貨なのに、中央銀行としてそんな結論付けでいいのだろうか?)

我が家でも年末に向けてなるべく5KMは余り手元に置かないよう気をつけておこうと思います。
ヘソクリの中もしっかりチェックしておかないとね☆(ってヘソクリなんてあったのか?!)

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ロマンティック(?)な季節、再び到来! - 2009.10.05 Mon

暦は秋分を過ぎて既に10月。とはいえ、日中は半袖でも過ごせる位の小春日和が続いておりますが、迫り来る冬への備えは完了させておかなければなりません。

冬支度にも色々ありますが、冬の寒さが厳しいボスニアで最も大事ともいえる薪の準備。
市のセントラルヒーティング施設から暖房の熱が供給される地域やガス暖房を使用している御宅には縁のない光景ですが、地方ではまだまだ薪が暖房の主役でして、それが幸いしてというのか今年初めにガス供給ストップでサラエボなどが混乱に陥っている中でも暖房が切れるという事態を免れました。
(※サラエボでもガスの代わりに備蓄されていた代替燃料を利用して暖房を続けた地区もあります)
とはいえ、普段は薪ストーブの方が数倍も労力が必要な事は確かですけど・・

薪は暖房を使い始めてから準備したのでは手遅れで、夏には薪用の木を注文し、夏から秋に掛けて薪割りを始めて燃えやすいように乾燥させます。
割り終えた薪を運び入れる為、家の前の空き地から家の敷地内へ一輪車が行ったりきたり。

derventa 010


derventa 015

息子はまだ薪を割れませんが、両手一杯に薪を抱えて、タタ(=パパ)のお手伝い。
バスで他の街を通過する際、地元の子ども達が家の中に薪を運び入れる光景を見かけると思わず微笑んでしまいます。

derventa 012

近所の人達が割った薪を一時保管しておく場所。ここから各家庭に運んでいきます。


drvo 002

我が家では垣根の後ろ側を薪置き場にしています。
冬になったら一定の量づつ薪ストーブのある地下室に運び入れます。
drvo 003

日中は暖かいとはいえ朝晩は冷え込むようになってくると、いよいよロマンティック、もとい街中が薪を燃やす煙の匂いで充満する季節の到来です。
(なぜこの季節をロマンティックと呼ぶのかは「ロマンティックは燻製のかほり」を参照してください)
薪割りの作業は傍観していた私もストーブの煙にまかれて燻製と化す時期がやってきましたが(笑)、ストーブの火を絶やさぬよう同じように薪くべの任務に当たられる薪ストーブ仲間の皆さんにエールを送りたいと思います。
薪をくべる際にはあのテーマソングも忘れずにね☆



冬のロマンチックな雰囲気を演出する鋳物薪ストーブ。10~15坪用
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熱いストーブから赤ちゃんを守ろう!ベビーサークルとしても使用可能な北欧生まれのハースゲート(画像をクリックすると楽天の商品ページにジャンプします)

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そして、フィールド外の負の連鎖は続く・・・ - 2009.10.04 Sun

先日、フーリガンの暴行による死亡事件についてお伝えしたばかりですが、先程放送された現地ニュースによると、今度はボスニア南部の街シロキ・ブリェグで地元のチームNKシロキ・ブリェグとFKサラエボのサポーター間で衝突が発生。近隣の建物にも被害が及ぶ大騒動に発展してしまいました。
現地時間4日20:00現在までに入っている情報によるとFKサラエボのサポータ1人が死亡、加えてサポーターに10人、警官に12人の負傷者が出ている模様です。

警備に問題に関してですが、シロキ・ブリェグ警察の方に予め来場が登録されていたFKサラエボサポーターの数は150人だったのに対し、実際にやって来たのはその3倍以上の500人以上!警察側では登録人数に基づき50人の警察官と30人の警備員を配置していたとの事ですが、その人数で予想を上回るFKサラエボサポーターの数(+NKシロキ・ブリェグサポーター)、そして勃発した騒動を鎮圧するのは困難を極めたのは想像に難くありません。
それ以前に警察側ではこの試合カードを低リスクと位置付け今回のような暴動が発展する事は予測していなかったようですが、今回の件を受け、この先暫くはハイリスクが伴わない試合であっても警備を強化する方向になるのではないかと思います。
(その一方で、元来警戒度が高いモスタルダービー、FKべレジュVSNKズリ二ィスキの一戦は少数のケガ人は出たものの大きなトラブルなく終了した模様です)

9月のパルティザンサポーターによる暴行死亡事件、10月1日のルーマニア・ティミショアラで発生したクロアチアのディナモ・ザグレブサポーターによる乱闘騒動(当地在住のセルビア系住民を挑発して発生したとされる)と旧ユーゴのサッカーチームサポーターが引き起こしてる「負の連鎖」がボスニアもやってきてしまいました。
亡くなったサポーターに哀悼の意を、そして負傷者に早い回復を祈ると同時に、本来熱くなるはずのフィールド内ではなく、フィールド外での負の連鎖が続いていく事に憤りを禁じえません。

折りしもこの試合の前日、首位ボーラッツ・バニャルーカから勝ち星を奪ったルダル・プリエドルのチーム関係者がまるでこの騒動を予言するかのように「本来のサッカーがボスニアに戻ってくる為には家族が一緒に見れるようなスタジアムの雰囲気が大事である」といった内容のコメントを残していたのが心に沁みました。




                          

いつまでも ともだち ② ~3年目の さよなら~ - 2009.10.04 Sun

前回の「いつまでも ともだち」は内戦後も以前と変わらず濃密(?)な交流を続けているオットとその仲間達の話でしたが、今回は息子とお友達を巡る話です。

基本的に初等教育9年間はクラス替えが無く、入学から卒業まで同じ面々で過ごすことになっているこちらの学校システムですが、今年度から教育改革(という名の財政削減)とやらで、スルプスカ共和国教育文化省の管轄下にある小学校では全体で200以上のクラスが消滅、学年内の他のクラスと合併する事を余儀なくされました。

事もあろうが、その消滅したクラスの内の1つが、息子が所属していたクラス。
22人いた息子のクラスが学年内で最も生徒数が少なかった事もあってか、削減対象の的になってしまったという事のようです。
私も参加した夏休み前の父兄懇談会の際には消滅の「し」の字も議題に挙がらなかったので、日本帰省から戻ってきた後にオットからこの話を知らされた際にはまさに寝耳に水!という心境だったのですが、当の息子はオットの不安に反し、淡々とその事実を受け入れている様子。
息子と仲の良いお友達であるロビー君(仮名)が「新しいクラスでもみっしゅ(息子@仮名)と一緒だよ~」と話していたという事で、それも新クラスに飛び込む精神的プレッシャーを軽くしたのかもしれません。

2a.jpg
夏休み前に撮影した旧クラスの全体写真。これが入学から一緒だったクラスメート&担任の先生と最後の1ショットになってしまいました。(プライバシー保護の為ボカシを入れてます)

ロビー君の他にも、オットが仕入れてきた情報から誰が同じクラスに行くのか大体予想をつけて臨んだ新学期だったのですが、1学期初日を終えてやや自失呆然気味の面持ちで帰ってきた息子に新しいクラス編成を尋ねたところ驚愕の事実が!

ロビー君どころか、オット情報で一緒になると予想されていた子達が誰1人同じクラスに編入されていなかったというじゃないですか!Σ(-0-;)
更に入学時から息子と仲の良かったお友達はほぼ皆他のクラスへ振り分けられ、親しくしていたお友達の中で同じクラスに編入されたのはミロくん(仮名)のみ。
更に運の悪い事には、息子のクラスのみが午前登校で、残り2クラスは午後登校。
すなわち、お友達とクラスが別れてしまっただけでなく、休憩時間や登下校の時間などに元クラスメイトと顔をあわせたり、放課後に待ち合わせて遊ぶという事も難しくなってしまったという事なのです。
それって、あんまりじゃ・・・(涙)

息子のクラス消滅後学年は3クラス編成になった為、息子のクラスメイトは7~8人づつそれぞれのクラスに振り分けられた事になったのですが、突然のクラス崩壊だけでも心細いものがあるのに、既に2年間机を並べて勉強している20人以上の中に飛び込んでいかなくてはいけないというのは何とも勇気がいる事ではないかと思います。
新しいクラスの中にもサッカーチームや保育園等で既に見知った顔は幾つかあるものの、案の定初日から暫くはミロくんとお隣同士で座り、心細さを紛らわせていた様です。

皆が一斉にクラス替えならともかく、この2年間で既にクラス独特の雰囲気が出来ている中に新しい面々が飛び込んでいくという事で何らかの軋轢などが生まれないのだろうかと心配などもしていたのですが、新学期開始後1週間を過ぎようとしている頃になると、それまで1人で下校していたのが「同じサッカーチームを応援している子が近所だったから一緒に帰ってきた(けど、名前が分からない>汗)」とか「今日は保育園で一緒だったデニー(仮名)とアレックス(仮名)と途中まで一緒に帰ってきたよ」といった話も出てくるようになり、親としてもほっと胸を撫で下ろしました。

前述したように学年の他のクラスは通学時間帯が異なる為、昨年度まで放課後に時々一緒に遊んでいたお友達と一緒に過ごす時間は殆ど取れなくなってしまったのですが、その代わりというのか学年は異なるものの息子と同じ時間帯に通学している男の子達が毎日遊びの誘いにやって来るようになり、昼ごはんが終わってから日暮れ(もしくは習い事の時間まで)家の前の空き地などでサッカーに明け暮れています。

新しい交友関係が広がったところで、本来同じクラスに編入されるはずであったロビー君が気になるところですが、先日近所にある保育園の園丁でサッカーをしていたところたまたま下校途中のロビー君が通りかかり、ちょっとだけ一緒にサッカーに興じる事が出来たとの事。
以前は↓な感じで楽しく遊んでいた2人なので、週末など時には一緒に遊べるように機会を作れるとよいな~と思います。

robimiki_20091004012526.jpg
ワレワレハ ウチュウジンダ~!!って頭は何処に行っちゃったの?と一瞬焦りました(汗)

ロビーくんとは、サッカースクールで仲良くしてもらったもののロビー君の退会で音信不通→小学校で奇跡の再会&同じクラスへの編入という過去があるので、今はクラスが違っていてもまたどこかで一緒になる機会があるんんじゃないかな~と楽しみにしています。
(なんてったって、小学校入学直後に生まれた弟に息子の名前を付けてくれた位ですからね☆)

他にも息子の親友だった子がどのクラスに編入されたのか今だ分からずに気になっていますが、大事なお友達はなかなか会う事はできなくても心の中では一緒ですもんね。
新しいお友達と過ごす時間が長くなっていく中でも「去る者日々に疎し」、になるのではなく、「去ってもなお、心は近く」であって欲しいと思います。


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我が家に謎を呼んだ伝説の写真 - 2009.10.01 Thu

ブログを使用させて頂いているFC2さんの方から次のようなお題(囲み内記述)が出ていました。

こんにちは!トラックバックテーマ担当の水谷です!
今日のテーマは「懸賞に応募したことはありますか?」です。

みなさん!突然ですが、懸賞に応募したことはありますか?
懸賞って、当てようと思うと当たらなくて
送ったことを忘れた頃に、当たってたりしますよね。

水谷は、小学生の頃、マンガ雑誌に応募したりしてました。
でも、残念ながら「もれなく当選」のもの以外、当たったことがありませ...
第817回「懸賞に応募したことはありますか?」



懸賞ではありませんが、あるコンテストで頂いた賞品を巡るエピソードを紹介したいと思います。

丁度3年前の秋の事、我が家を訪れた郵便配達人から一枚の通知を手渡されたのが事の発端でした。
税関から送られてきたその通知には「バニャ・ルーカの郵便局まで来られたし」、と記されているのは理解できるものの、そのほかの記載事項に関しては走り書きの為「TOKYO」から何かが送られたという事以外全く読み取れず。

税関から呼び出しが掛かるなんてこれまで日本から荷物が届いた際には経験が無かった為、法律の(一応)専門家であるオットに相談し、仕事で家の近くに来た際に税関へ連絡してもらう事に。

一通り税関の人に説明を終えたオットが言う事には、日本から私宛てにプリンターが届いているという。受話器を渡されて「オレじゃ事情が分からないから、お前がこの先話してくれよ」
と言われるが、私にも全くプリンターが届いた経緯が分からない。
もしかして、頼んでもない品物を送りつけて代金を請求する詐欺がボスニアまで拡大しているの~??という疑惑まで頭に浮かんできたが、取りあえず電話の向こうの税関職員に日本からプリンターが届くような心当たりが無い事、そして送られてきた品物が本当にプリンターなのか調べて欲しい旨を伝えると、差出人は○○で箱の中身は本当にプリンターとの事。

差出人にもプリンターにも本当に心あたりがないし、こちらもどうしたらよいのか分からないので差出人に心当たりがない場合には送り返す事も可能なのか訊ねたところ

「でも、送り返しちゃったら勿体無いですよ~。凄く性能のよさそうなプリンターですし」

プリンターが送られて来た事自体が謎なのに、そんな高機能のプリンターって、関税結構課せられるんじゃない?という不安に対し、関税はこれから計算するので現時点ではどの位の額になるのか分からないという税関担当者。
とはいえ、「今すぐ引き取りにこないといけないわけではないですし、もう一度心あたりを思い出してみて」という親切な担当者の言葉に記憶を手繰り寄せてみたところ

ん?もしや???まさか??????

という1つの可能性が浮上。
そして唯一の手掛かりを掴む為、あるサイトへジャンプしたところ、プリンターが届いた理由は

230395349_240.jpg


である事が判明しました。

実は、この数ヶ月前に「親子の日」にちなんで開催された写真コンテストに上の写真を応募したのですが、この写真が予想外に入賞を果たしており、その入賞賞品というのが、謎が謎を読んだプリンターだったのです。
作品を出品はしたものの、入賞する自信がほぼ皆無だった為にこの日まで入賞者発表をチェックしていなかったんですね~。

「この写真傑作だから、どこかのコンテストに応募したら賞もらえるって!」と自信満々なオットにけしかけられ、「コンテストに出品する作品は200万画像が限度のデジカメ(※当時愛用していたカメラ)じゃなくて、皆一眼レフで勝負掛けてくるんだから絶対無理だって~」と言いつつも、入賞は望めなくてもせめて審査員の方の笑いを取るつもりで応募したのですが、まさか本当に入賞するとは予想だにせず・・・

その年のコンテストのお題が「親子のLOVE」という事だったので、「息子にいいところを見せようと父親のプライドを掛けて逆立ちの苦しさに耐える愛」をテーマに出品したのですが、勝因はプライドを守るべく苦悶に絶える父親の姿だったのか、それともお腹をペローンと出して軽々と逆立ちを決める息子の姿だったのか、今となっては分かりません。

ちなみに「親子の日」とは、30年近くに渡り「家族」をテーマに作品を取り続けている写真家ブルース・オズボーン氏の呼びかけにより始まり、2003年から毎年7月第4日曜日に実施されています。
親子の日には様々なイベントも企画されており、私の写真はその一環として行われている写真コンテストで賞を頂いたというわけなのですが、もし興味がある方は是非来年の大会にご参加を☆

「親子の日」の公式サイト
http://www.oyako.org/
また、私の写真を含む2006年の作品は↓のURLからご覧頂くことができます(入賞者のコメント付きです)
http://www.oyako.org/jp/archive/winner2006.html

で、賞品として送られて来た事が明らかになったプリンターですが、税関担当者に再び電話して状況を説明し、前言撤回でプリンターを受け取る事を告げたところ、どうも税関の方でも状況が急展開し地元の郵便局の方へプリンターを送ってくれるという事に。
数日後、郵便局から税関から届いた小包の預かり通知が届いたので、関税の事を気にしつつも受け取りに足を運んだところ、通常日本から届く小包同様9KMの徴収のみ課せられただけでした。

この騒動(?)を機に益々家族の写真撮影に力を入れるようになった私ですが、今に至るまでこの写真を越えるショットを撮る事はできません。
唯一の受賞作品となるであろうこの写真、我が家では「伝説の写真」として殿堂入りを果たしております。


<おまけ>

最近の珍ショット@浅草 です
決して狙ったわけではないですが、頭の上に何が乗っているのか知っているかのように息子の表情もかなり微妙ですし、何よりも問題のブツが金色なだけに余計目立ちますね・・(汗)

asakusa.jpg




サルモネラ菌から子ども達を守れ! - 2009.10.01 Thu

日本では連日新型インフル感染拡大のニュースが入ってきますが、ボスニアではインフルエンザウィルス同様、もしくはそれ以上に食中毒の発生にも注意を払わなければならないかもしれません。

先日、学生寮前にあるファーストフード店(というよりスタンド)でサルモネラ菌が原因とされる食中毒が発生。同店でサンドウィッチを購入した生徒や学生の43人に高熱、下痢などの症状が発生し、内10数名が病院に収容されました。
調査の結果、原因は使用されたマヨネーズ及びマヨネーズ等を使ったソースに発生したサルモネラ菌との事ですが、従業員の手や調理台の衛生状態にも問題があったようです。

数年前にも同市内のファーストフード店(同じくスタンド形式)で数百人の患者を出した食中毒が発生しましたが、この時にも患者の多くが学生や生徒だった記憶があります。
(勿論、全てのファーストフード店に衛生管理面での問題があるわけではないですが)
こちらの学校では学校近くのお店で軽食を買って大休憩などに食べるという習慣があり、我が家の息子も学校前のパン屋さんなどでクロワッサンを購入したりしているのですが、サラエボに住んでいないから安心、というわけではなく、息子が利用する店の衛生管理はいつも気になるところです。(見た感じは問題なさそうですけど)

また、サルモネラといえば、今朝のニュースによる隣国・セルビアのバリェボ市の保育園でもこれまたサルモネラ菌が原因と見られる食中毒が発生したようですが、特に子ども達の食事を扱う所での衛生管理には力を入れて欲しいと思いますが、外食だけでなく家族の食事に関わる自宅の食品と調理担当者の衛生状態とも改めてチェックしなくてはいけませんね。

というわけで、インフルエンザ予防も含め衛生に配るという意味で手洗いとうがいはしっかり慣行しましょうね☆

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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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