topimage

2009-06

進化しつづける(?)ボスニアラーメン事情 - 2009.06.22 Mon



首都であっても日本食材を入手するのが困難な国・ボスニア。
日本食は懐かしけれどこちらにも美味しい食材はあるし、なければないで過ごせるスタンスで10年程過ごしてまいりましたが、時折あの手軽さが無性に懐かしくなるものがあります。

それは ラーメン。

我が家には息子という無類のうどん好きがいる事もあって自家製で調達しますが(試行錯誤の上短時間で割とおいしく打てるうどんを開発)、ラーメンは現地で必ずスープに入れるレザンツィと呼ばれる麺で「なんちゃって」ラーメンを作るのが関の山です。
息子を妊娠していた際には酷いつわりの為にうどんなどの麺類くらいしか口に出来ず、心配してくれた近隣諸国在住の知人が「日本食に近いものを」と色々差し入れしてくれたのですが、救援物資の中にはクノールのラーメン数種類も入っていました。
ラーメンに含まれる塩分を気にしつつもありがたく頂きましたが、贅沢言ってしまうとやっぱり日本人にとってはラーメンは醤油や味噌味(とんこつ、塩etc)だよね~、と思うわけです。

旧ユーゴ諸国でもスロベニアあたりでは日本企業の袋入りラーメンが手に入るようですが、ボスニアでは昨年あたりからようやくインドネシア製のラーメンがボスニア市場に出回るようになったとの情報が。
ボスニア市場に登場、といってもまず出回るのは結局首都であるサラエボなわけで、私が住む小都市の市場には回って来ないんですけどね~(涙)
まあ、今更そんな事を嘆いても始まらないので、気を取り直してサラエボで見つけたカップラーメン(インドネシア製)の味見をしてみる事にします。

Picture 014

勿論お店のレジで「お湯入れましょうか?」と訊ねられたり、割り箸をつけてくれたりはしませんが、予めパッケージの中にフォークが入っています。
フォークの存在を知らずにうっかりお湯を入れてしまったらどうするんだ!、とか、フォークは付いていても結局お湯がなかったら食べられないんだからどこでも気軽に食べれないじゃないか!、という突っ込みはこの際思いつかなかった事に・・・(汗)
宿泊先で夜食に食べようかと思って買ったものの結局食べずに自宅まで持ち帰りオットと1つづつテイスティングする事となったのですが

Picture 013

お湯を入れて3分後に恐る恐るフタを開けてみると、見た目は日本でお馴染みカッ○ヌー○ルっぽい感じで、味の方も期待できそうな匂いが漂っています。
家には箸も常備してますが、折角なので付属のフォークを使って頂きま~す☆
お味の方も(多分チキン味)カッ○ヌー○ルにチキン味があったらこんな感じだろうな~というのが感想。
1つ約1.5KM(約100円)なので、次回サラエボに行ったら現地で小腹がすいた時にちょっと食べたり、自宅用にちょっと買い溜めしておいてもいいかなと思いました。
次回の日本帰省時のおみやげはこのラーメンに決定~、という考えも頭を掠めましたが、これ、そもそもインドネシア製だから真の意味でのボスニアみやげになりませんね(^^;)
でも、ボスニアでいかに日本食(もしくはそれに近いもの)を手に入れるのが大変なのか、という話のネタにはできそうですね。

こうして着々と進化しつつあるかにみえるボスニアのラーメン事情ですが、はっきりと「進化している」と言い切れないのはボスニアにおいてラーメンの需要がどれだけ増えるのか未知数だからというのがあります。
ラーメンではありませんが、醤油や海苔、そしてわさびや冷凍寿司ネタを扱っていたボスニアのスーパーマーケットがクロアチア資本のスーパーマーケットに買収(?)されて以来、それらの日本食材は姿を消してしまったという悲しい過去もありますしね(まあ、これは日本食の販売不振というよりも、販売側の都合ですが)

日本食材の扱いが増えて欲しいのは山々ですが、とりあえず今回のラーメンだけでも定期的に仕入れてもらえるよう取り扱っている店舗の商売繁盛を祈っておこうと思います(^^;)



私の知らない・・・ヤパン(Japan) - 2009.06.20 Sat

ネットの普及により日本の最新情報もタイムラグなしで収集できる時代になって久しいですが、次々に現れる芸能人(特に芸人さん)の名前と持ちネタが一致しない事も少なくありません。

中でも、先日引退を発表した鼠○輩は結局日本帰省した際にも今一つ何をしている人なのか最後まで把握できませんでしたが、最近YOUTUBEで↓の動画を発見して以来、我が家にもようやくかすかに鼠○輩ブームがやってきました。まあ、鼠○輩というより、今や世界の人気者であるキティちゃんが酷使されている様に唖然としているといった方が正しいですけど・・・・




中古車販売業ユーポスさんのCMらしいですが、「ユーポス」の「ポ」と曲中の「ポ」が繋がっているのはかろうじて解るものの、どうしてここにヘアバン全開&息絶え絶えのキティちゃんが起用されている意味は今ひとつ汲み取れません。
ちなみに我が家の息子の頭には「キティちゃん=CMで激しく頭を振る猫キャラ」という方程式が成立しているようです。いや、何か違うから・・・・

ついでに「どうでもいいですよ~(死語?)」的なネタですが、現地の携帯動画サービスのメニューの中に「おっぱっぴー」を発見した時にはかなり脱力しました。動画には「中国人ス○リッパー」と銘打ってありましたが、背景にはっきり「エ○タの神様」のロゴが・・・orz
まあ、仮に「中国人とは関係ねぇ~!!」とネタ振られても、もう本当どうでもいいですよ~
本当に最近の芸人さんは人気の入れ替わりが激しいですね(一発屋が多いともいう>汗)
まあ、笑いのネタ自体余りお腹の底から笑えるものがないな~という印象もあります。

前置きが長くなりましたが、今日のブログは日本のお笑いを憂うのが趣旨なのではなく、こちらの人達は私達が考えているよりも日本の事を良く知っている、いや時には生粋の日本人である私よりも日本の情報に通じていて驚愕する、という事をお伝えしたかったのです。

特に日本通でもなさそうなおじさんに「日本のどこ出身?」ではなく「君の実家はホッカイドウ?ホンシュウ、シコク、それともキュウシュウかい?(→学校時代に地理で習ったらしい)」なんて訊ねられると思わず脱帽してしまいますし、国内に数多くの空手や柔道のクラブが存在する事から「私、空手習ってたから10まで数えられるわよ」と突如数を数え始める人も。

とはいえ、そんなに日本に関する知識があるのなら、人の顔をみるやいなや挨拶より先に「お店はどこにあるんだい?(東洋人=商いをする中国人と思い込み)」と訊くのをやめて頂く方が嬉しいですけど・・


そして先日、ケーブルテレビで日本の番組を観ているという知人の子ども達の口から飛び出したのは

「マコト ナガノ」 「消防士の トシヒロ タケダ」 「イケタニ」

・・・・とりあえず私の知り合いじゃない事は確かです(汗)

現地のケーブルTVで視聴できる隣国・セルビアのチャンネル「FOX」で放映している番組に登場している日本人の名前だというので、番組の内容を詳しく訊ねてみたところ、スポーツ万能な参加者達が様々な難関を突破するゲームだというので、昔観ていた「筋肉番付」系の番組らしいという事が判明。
その後ネットで検索してみると、実際には「筋肉番付」ではなく「SASUKE」だという事が分かりました。
(「SASUKE」はそもそも「筋肉番付」のスペシャル企画だったそうなので、まあ当たらずも遠からずといったところでしょうか)
上記のセルビアのチャンネルを含め、海外では「SASUKE」ではなく「Ninja Warrior(こちらでは「Nindža ratnici」)」とタイトルでの放送ですが、以前にもドイツの衛星TV局で「風雲 たけし城」や「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー(何故か「Sports Bakka」というタイトルで放送)」なども放送されていたので、このジャンルの番組は海外で広く受け入れられているのでしょうね。

SASUKE海外版の情報を提供してくれた知人一家は近隣諸国からこちらに帰省していたのですが、在住国でもこの番組を放送しているとの事で、オンエアの時間帯には家族でTVの前に釘付けなんだそうです!中でもウチの息子と大変仲のよい6歳の男の子は「イケタニがアイドル」だそうで、日々ひたすら腹筋と腕立て伏せなど筋トレに励んでいます。
先日、このお友達と一緒に初めてSASUKEを観た息子ですが、お友達とSASUKEの参加者達から大いに刺激を受けたようで、翌日早速↓のような事を始めました。


spiderman 004

案外手足の筋力あるもんだな~と感心する一方、うっかり足を滑らせて床のタイルに頭をぶつけられても困るので(地面が土や砂だったらいいんですけど・・)、ほどほどの高さのところでリタイヤしてもらいました。
「僕はニンジャ戦士(SASUKEの現地タイトル)になるんだ~☆」と張り切っているので、これは次回の日本帰省時に伊賀忍者村へ連れて行くしかないか?と色々検索していたところ、「僕がなりたいのは番組に登場する『ニンジャ戦士』でこういう忍者じゃない!」との事(汗)

と言う事なので、日本帰省の際にはわざわざ伊賀まで遠出することなく実家近くにあるアスレチック施設が充実した公園で修行に励んでもらう事にします☆
その前に先日昇級した空手の技にも磨きを掛けてくれよ~。


卒業 そして ''IVA'' の謎 - 2009.06.11 Thu

息子の学校も今週から約3ヶ月に渡る夏休みに突入しましたが、小学校(※9年間の初等教育)でも高校(※3年もしくは4年の中等教育)でも最終学年の生徒達は在校生よりも少し早めに学校生活へ別れを告げました。

そして卒業シーズン前後に街中で目にするのが卒業学年各クラスの生徒達や担任を紹介するパネルです。これは人目につきやすいお店のショーウィンドウなどに場所を借りる形で展示されているのですが、スタンダードなのは↓のような生徒、担任、校長先生などの写真が並んでいるデザイン。



(写真はプライバシー保護の為かなりボカシを入れています)

街中でこういったパネルを見かけると「あ、○○さんとこの息子さんは今年卒業なのか~」とか、「あ、親戚の○○ちゃんだ~」などと暫し足を止めて顔見知りの子の成長に目を細めたりして(^^)
特に小さい頃から顔馴染みの子だとひときわ感慨深いですが、同じく自分も年を重ねたんだな(あえて『年を取った』とはいいません>笑)と実感する、そんな時期でもあります。

実は↑の写真のどこかにオットが写っています(もちろん生徒ではありません>爆)

maturantibl.jpg

卒業生の写真パネルは最初に紹介したようなスタンダードタイプの他に様々な工夫を凝らしたものも。
写真は先日バニャ・ルーカ市で見かけたものですが、写真の飾り方も独特だし写真自体もモノクロやセピアで落ち着いた感じにまとまっています。

私が住んでいる街でも近所のブティックのショーウィンドウに飾られていた写真パネルが素敵だったので写真を撮ろうかな~とカメラを取り出したのですが、丁度パネルの中心に貼られていた、他の生徒より少し幼い面持ちの少年の写真に見覚えが。
直接の知人ではないと思うのだけど、何故かはっきり顔を覚えているのはなぜだろう・・と暫し記憶を巡らしていたら、印象に残っている理由を思い出しました。

この男の子、数年前に闘病生活の末にこの世を去ってしまっていたのでした。
こちらでは日刊紙などに故人の写真を添えた葬儀、40日法要、一周忌などのお知らせを掲載する事が多いのですが、この少年の家族もその折々に写真とお知らせ、悔やみのメッセージを掲載しており、それらの記事を目にしていた私の記憶にも彼の面影が残っていたというわけです。

一緒に卒業する事は叶わなかったものの、『卒業生』として彼の写真をパネルに載せる事にしたクラスメイト達の計らい、そしてパネルの中に息子の姿を見つけるご家族の気持ちを考えると悲しくなってしまい、パネルの写真は取らずにその場を立ち去ったのでした。

ちょっと湿っぽい話になってしまいすいません。

ところで、このブログを読んでくださってる皆さんも学校の卒業時には担任の先生に感謝の印としてプレゼントを贈られた事があるのではないかと思います。
以前は教師という立場で高校に勤務していたオットも卒業生を受け持った年には学校生活の最後に生徒達から記念の品を頂きました。
その中の1つが金属製の細いブレスレットなのですが、寝ている時も付けたままなので「よっぽど嬉しかったんだな~」としげしげと眺めていたところ何やら刻まれている文字発見。
目を凝らしてよく見てみたところ、刻印されていたのは

「IVA」という3文字 でした。

受け持ちの生徒全員からプレゼントされたものだと思っていたら、実は「IVA(イヴァ=女性名)」という女生徒から貰ったものだったのか!既婚の教師に名前入りのブレスレットなんてなかなか大胆な生徒だな~と思いつつ(笑)、オットが目を覚ました際に
「実はこのブレスレット、生徒さんの名前入りだって知ってた~?」と訊ねたところ、オットがプッ(^m^)と吹き出して言う事には

「それ、IVA じゃなくて IV A だろ~!!」

文字だけみたら何が違うのか分からないですよね?
実はIVA(イヴァ)だと思っていたこの文字列、実は

IV A→ ローマ数字の4(Ⅳ)とA
つまり 4年A組  って事です(汗)

オットがどの学科の担任をしているのかは知っていましたが、クラス名までは知らなかった為に起きた華麗なる(?)勘違い。でもIVとAの間のスペースが狭くてどうみてもIVAにしか見えなかったんですが・・・(^^;)

でも、女性名のIVAだったから「あらら、ウチのオットもああみえて結構人気あるのね~☆」で済ませられますが、もしこれが4年O組でIVO(男性名)だったら、そちらの方がモヤっとした気持ちになったかもしれません、なんて(汗)

どちらにせよ、人間として生徒に慕われるというというのは先生冥利につきますね☆



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
======================================

1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イムリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

http://ameblo.jp/micobih/

仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

※お問い合わせに関するお願い
ここ数年、在外邦人をテーマにしたある番組から出演依頼のメールを頂くのですが、諸事情によりプライベートな生活の紹介を含むTV取材等は遠慮させて頂いております。何度お断りしても他のルートを通じて繰り返し同様のご連絡を頂くので、当方もその都度お断りの返事をしなければならず、大変困っております。私にだけでなく、知人にも迷惑が掛かっているケースもありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
========================================

ブログランキングに一応参加中
にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ
にほんブログ村

ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年9月9日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 66.32 円

<クロアチア>1ク-ナ= 17.45円

<セルビア>1ディナール= 1.08 円

<マケドニア>1ディナール=2.1 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 129.79円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード