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2007-04

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進化するスラバ(後編) - 2007.04.25 Wed

前回のUp(進化するスラバ・前編)から1ヶ月以上も経ってようやく後編かよ!と呆れてらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、もうしばらくスラバねたにお付き合いくださいませ。

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徹夜に近い状態でスラバ本番に突入し、まだ日も完全に明けぬうちからお菓子作りの続きを再開。会場のセッティングの方はオット(とその友人)に任せて、と思いきや、ゲストが来る予定の数時間前にも関わらず椅子とテーブル(借り物)の高さが合わず悩んでいる様子です(汗)

椅子の高さが合わないのなら、テーブルの高さに合った椅子も借りて来い!って事で問題解決なのですが、一難去ってまた一難。今度は知人の犬が事故にあって大ケガをしたからとオットが病院への搬送に駆りだされたり(この期に及んで行くなよ!>オット)、神聖な雰囲気の中でゲストを迎えるといった状況からはおよそ程遠いのであります・・・

客間に飾られた我が家の守護聖人様Bogoprimac Simeon(抱神者シメオン)もきっと苦笑いされている事でしょう。

しかし、ひとたび予定のゲストを迎えはじめるとそこからはホスト業フル回転。キッチンと客間、それぞれの持ち場に張り付き状態になります。
勿論私はキッチン担当。料理を温めて、サーブして、その間に皿洗っての繰り返しです。我が家の場合ゲストが来訪する時間が大体決まっていて、1回の時間帯につき10人程度のゲストしか来ないのですが、それでもグラス類をはじめマメに食器を洗っておかないとシンクは山盛り状態。

slava2007.jpg



グラスはワイン、ビ-ル、ラキア(アルコール度の高い果実の蒸留酒)、そしてノンアルコールとドリンク毎に替えるので予備が幾つあっても足りません。

お菓子もかなりの量を作ったはずなのに、1日目で既に品薄状態になり、苦肉の策として二口大程にカットしたバナナケーキを更に一口大に切り分けてみました。2日目にも来たゲストにまんまと気付かれましたが、人手不足である事が知れているので見逃してもらえました。でも、横着ばかりしていたわけでなく新しいお菓子も焼きましたよ~。
ケガの功名というのか、オットが材料を間違えて買ってきた為に急遽レシピを変更して作ったクルミパウダー入りのクッキーもお酒飲みのオジさまから「おお、これはサクサクしていて酒のツマミに合うねぇ~」と好評。というわけで、これ、来年以降のスラバで定番スイ-ツに決定!




この他にロールケーキやシュークリームも作りましたよ♪

今年のスラバは例年の倍に当る総勢40人程のゲスト(飛び入りも含む)を、従来より1日長い3日間持て成すという事自体が初の試みでしたが、私にとってはスラバの定番料理であるサルマ作りに取り組む、というのが今回最大の挑戦でした。オットもスラバの形式にはコダワリがないので、これまではMic'o家オリジナルメニューでお持て成しをしていたのですが、今年は趣向を変えて「正統派スラバ料理(スープ、サルマ、豚の丸焼き)」でゲストをお迎えすることにしました。各家庭のオリジナルを出す事も大事だけど、外国人である私がキッチンを取り仕切っているだけに「基本が分かってないから変わった料理でお茶を濁している」と思われているかもしれないし。「外国人だから・・」と思われたくない異教徒外国人妻の意地というのもかなり強いかも(^^;)

普段はオットが煮込み系の料理を好まないし、中でもサルマはお呼ばれした先でも決して手をつけないので8年間に渡るボスニア生活で今回がサルマ初挑戦。とはいっても所詮ロールキャベツですし、私が「サルマ・マイスター」と認める知人からキャベツの中に詰める挽肉とお米の割合だけ確認したら後は楽勝です(笑)実はオットにとってサルマの仕上がりが最も心配だったらしいのですが、ゲストの方々からも「なかなかジューシーでおいしいよ~」と次々にお褒めの言葉を頂いた上、オットの手がサルマの皿に伸びているではありませんか!Σ(-0-;)まさに2・16スラバの奇跡です!!
ちなみにサルマ・マイスターである知人からは「いずれはウチのスラバも手伝って欲しいと思っているのよ」とオファーまで頂きました。まあ、サルマを作る位だったら50個でも100個でも作りますよ~。でも実際に知人宅で必要なのはその数倍以上のサルマですので、知人宅でスラバが催される毎年晩秋にはサルマ製造マシーンと化している事でしょう(汗)

結婚しスラバという祝いを催すようになって8年、特に誰から「こうするべきだ」とダメだしを受けた事もなく「習慣に捕われず私達の祝いの形があってもよいか」と考えていましたが、今回のスラバを通じて基本を押さえた上で自分達の色を加えていく事が大切なのだと感じました。まだまだ先の長い話ですが、先代から受け継いだ儀式を今度は私達が次世代に伝えていくという責任もありますしね。(細かい点は正教徒であるオットに任せますけど・・)
毎年ゲストの方から「今年のスラバも充実していたね」という言葉をいただけるよう、従来からの習慣も大切にしつつ、更にMic'o家独自のカラーを出していけるよう工夫を重ねていきたいと思います。

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プロフィール

Mic'o(みーちょ)

Author:Mic'o(みーちょ)
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1999年からボスニア・ヘルツェゴビナ北部の小都市・デルベンタに在住。現在は主婦時々お仕事の生活。
これまでに関わったお仕事は、各種通訳及び翻訳(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)、取材コーディネーター、ボスニア関連コラム(サッカー、生活事情)執筆、ラジオ出演など。
詳しい経歴はこちら⇒http://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htmhttp://www.geocities.jp/prirodnaljepotabih/profile.htm)


2015年からボスニア北部の伝統刺繍(ズミヤニェ刺繍、イミリャニ刺繍)に取り組んでおり、ボスニア国内や日本でこれらの刺繍を紹介するイベントを開催してきました。また、これまで制作してきた刺繍作品を紹介するブログを更新しております。
「ボスニアで手に色(しょく)生活」
「ボスニアで手に色(しょく)生活」

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仕事関連や刺繍に関する問い合わせはtagjug@hotmail.comまでお願いします。(状況により返事が遅れたり、返信できない事もありますので、予めご了承下さい)

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ボスニア北部の伝統刺繍作品

画像をクリックするとアルバムが閲覧できます。(今後随時作品を掲載していきます)

なお、画像の無断転載を固くお断りします。

2017年ボスニアの主な移動祝日

年によって日付が変動する各宗教の移動祝日。2017年は以下の通りです。

4月16日 イースター
(ローマカトリック、セルビア正教)

6月26日 ラマザン・バイラム初日
(イスラム教)

9月2日 クルバン・バイラム初日
(イスラム教)

旧ユーゴの為替レート(対日本円)

Bloomberg.co.jpの為替レートを基にしています。

(2017年1月15日現在)※実際の両替レートとは若干差があります

<ボスニア>1コンヴェルティビルナ・マルカ= 62.16 円

<クロアチア>1ク-ナ= 16.15円

<セルビア>1ディナール= 0.98 円

<マケドニア>1ディナール=1.97 円

<スロベニア、コソボ及びモンテネグロ※>1ユーロ = 121.32円

※モンテネグロ及びコソボは欧州連合に加盟していないものの、通貨としてユーロを導入中

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