何の因果(?)かボスニアに嫁に来てもう10年以上になりますが、実は未だに嫁入りの条件を満たしていない私。その条件とは
「パイの皮をうまく伸ばせなければ 嫁に行くべからず」 というもの。
だからといって誰に結婚する事を咎められたわけではないですし(むしろ歓迎ムード一色だった>笑)、直接言われたというよりはどこかに書かれていたのを見かけたり、「こんな事もいうんだよ」といった感じに間接的に見聞きした事しかないんですけどね。
ボスニアではBurekと呼ばれる挽肉入りのパイをはじめ、Sirnica(チーズ入り)、Krompirusa(ジャガイモ入り)など様々な種類のパイが食されていますが、私これまでにいずれのパイも作った事がありません(汗)だって、Burekdžinica(ブレクジィニッツァ)と呼ばれるパイ屋さんに行けばおいしいパイが安く売ってるし・・・はっきり言って我が家は皆好きなパイが異なるので作るの面倒なんですよ!
という訳で、パイを作った事がないのを恥じるどころか、仕事等でご一緒する日本人の方々と一緒にパイを食べる際には「こちらではパイを上手く作れないと嫁に行けないみたいなんですが、私は図々しく結婚しちゃいました〜」とネタにしている私です。今日本で流行り(?)の鬼嫁じゃなくダメな嫁を売りにしてどうするんだって感じですが・・
というわけでパイは作りませんが、私にはこれでオットのハートをギュッとつかんじゃったんじゃないかと思われる秘密兵器があります。
そして、その秘密兵器の名は、餃子
何をかくそう、うちのオットは無類の餃子好き。初めて私の実家にやって来た際にも中華料理屋で進められるままに餃子を何皿も平らげたのですが、1人で皿を空にしているのを恥ずかしく感じたオット(当時は婚約者)が「僕だけじゃなくて、Mic'oも餃子が好きなんですよ」と話を切り出そうとしたところ、何を血迷ったのか
「Mic'oもおいしいです」
と口走ったもんだからとその場は一瞬気まずい雰囲気に・・Σ(-0-;)
(本当は「Mic'oも餃子はおいしいと言ってます」と伝えたかった)
確かに当時のMic'oは今より身がしまっていたとは思いますが、当時も決して食用ではありませんでした。(そういう話でもない!)
妻より餃子に惚れた感すらあるオットとの新婚当時は頻繁に餃子を作っていたものの、最近は手間が掛かる料理といえば家族全員が好きなうどんを優先して作る事もあり、餃子作りは数年に渡り休止状態に入っておりました。
しかし、相互リンクさせて頂いているゆたさくさんのブログで餃子作りの記事を読んだ事で久々に餃子魂再熱。というわけで、今日長い沈黙を破って餃子作りに取り組むことになりました。

餃子の皮はうどんを作る材料と一緒。サイズが小さい事もあるけど、薄く延ばすのはそれ程苦にならず。(透けて指が見えるの分かります?)
ちなみにパイに使う皮は卵が入っているだけの違いなので、餃子の皮と大きさはかなり違うけどかなり頑張ればパイ皮を伸ばすのも問題なし?!

成形

フライパンに皮がくっつかずに焼きあがったものの、想像してたのより焦げが目立つ感じの仕上がりに・・(汗)

再び成形

いくつかフチが焦げてしまったのもあるけど、一回目のよりは想像に近い感じに仕上がったかな。
2回目の焼きが終わった約1時間後にオットが帰宅したのですが、時間をおいてから試食すると少なめの水で蒸した2回目の餃子より、一回目に焼いた水多めの餃子の方が皮にしっとり感が残っていて、そのせいかオットも好んでこちらを食べていたので、次回は水を多めにして蒸す事に決定。(といっても15個程あった餃子が気が付いたら残り3つになってましたが>汗)
といった感じで、我が家の伴侶は妻がパイを作れなくても餃子があれば(恐らく)満足この上ない状況なんですが、近々パイにも挑戦してみたい気持ちも沸々と沸きあがってきております。
でも、パイ作る気力があるならここで買えない餃子作って〜という声に応えて、結局せっせと餃子作ってそうな予感がしますけどね(^^;)
パイ皮を伸ばせるのが嫁入りのオキテなら、美味しいもの食べて皆幸せなのが家族の幸せのオキテ、という事で☆